快晴
にょむ
第1話
風呂に入っていると、母が俺を呼んだ。
「、、電話だよー」
なぜか、妹まで便乗してきた。まったく、人がいい居心地だって時に、、、
「ほいほい、ちょますぐ行く。」
急いで風呂をあがる。タオルで軽く体を拭いていると、妹がスマホを持ってきてくれた。
「はい、もしもし、、」手の中の小さな塊からは、水が流れるような音と、雑音しか聞こえない。
「っっつ、誰だよ」
電話を切った。これ以上聞いていても無駄だと思った。
だけど、これがどれだけ悔しい思いをしたか、、誰にもわからないし、分かって欲しくないし、知られたくない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます