人は右/車は左/分かたれている街にすむミミズとオケラ
人は右/車は左/分かたれている街にすむミミズとオケラ
「ミミズとオケラ」はキリスト教の同性愛禁忌の根拠としても挙げられる「ソドムとゴモラ」の言い替えと取れますが、つまりこれは神の横暴、個人では抵抗できない規模の社会的な差別を糾弾する1首なのでしょう。
外界とは分かたれた自分達のコミュニティで暮らしていても、硫黄の火は横暴に無作法に降り注ぎ、身勝手な正義でコミュニティを焼き尽くす。
コミュニティを追い出されたミミズやオケラは、夏の日のアスファルトで焼かれ干からびながら、太陽を恨んで死ぬのでしょう。
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