トライブリードって楽しい！

古代種(アーティクルリザーブ)：射撃バロ・モル〔乗用車・破壊の戦車〕

使用データ：R1・IC・EA・LM・CE

経験点：技能４・エフェクト125

バロール・モルフェウス

Ｄロイス：古代種(アーティクルリザーブ)

ワークス：ＵＧＮチルドレンＢ

肉体１　回避１

感覚４　射撃４

精神２　ＲＣ１

社会２　情報:UGN１

ＨＰ24　行動値10　常備Ｐ34　財産Ｐ

侵蝕率基本値＋３

常時

黄金練成３

セットアップ

①アーティクルリザーブ２

②破壊の戦車３

メジャー

③コンセントレイト：モルフェウス２

④カスタマイズ３

水晶の剣３

アイテム

ヘヴィマシンガン(18)

ウェポンケース(１)

⑤ホローポイント弾(３)×４

コネをいくつか

100%↓　侵蝕値４　　　⑤→③④

命中(７＋α)Ｄ＋１　攻撃(１＋α)Ｄ＋21

100%↑　侵蝕値７＋４　①②→⑤→③④

命中(８＋α)Ｄ＋１　攻撃(１＋α)Ｄ＋31

■構築の思考■

　搭乗者と同乗者の攻撃力を増やせる《破壊の戦車》って機能するのだろうか？と使い道を考えてみました。ちなみに「対象：解説参照」となっていますがエフェクトに解説はないので「対象：効果参照」が正しいです。ＦＨ専用アイテムのコーリングシステム(PE)やＵＧＮ支部長のエンブレム：コマンドモービル(UG)等セットアップにヴィークルに搭乗する方法はありますがエフェクトでなくては《破壊の戦車》との併用ができません。そこで何かセットアップにヴィークルに乗れるエフェクトがないか探した結果Ｄロイス古代種の《アーティクルリザーブ(LM)》でヴィークルをお取り寄せして即座に搭乗状態になれる事に気付きました。これならばクライマックスに《アーティクルリザーブ》→《破壊の戦車》の順で適用すれば１ラウンド目から自分には効果が乗るでしょう。また、ヴィークルに搭乗すると行動値が下がるので射撃攻撃担当にして行動値もある程度あるのが望ましいと思います。

　以上をふまえて組んでいきます。射撃武器は常備化ポイントが必要なので《黄金練成》がある【感覚】型のモルフェウスとバロールのクロスブリードが良さそうです。能力値に穴がないのでワークスは【感覚】型で<射撃>２LVのＵＧＮチルドレンＢが鉄板でしょう。

　《黄金練成》２LVあれば同一エンゲージも攻撃できて攻撃力もあるヘヴィマシンガン(IC)を常備化できるのですが、３LVにすると更にホローポイント弾(IC)が４個常備化できてお得なので３LVで取得します。《アーティクルリザーブ》と《破壊の戦車》はとりあえず１LVで。メジャーは《コンセントレイト》２LVと起点に《カスタマイズ》３LVでダイス数を補い、《水晶の剣》３LVでミドルからの火力向上させます。

　残り経験点20点でレベル調整等を行いましょう。とりあえず同乗者は多くても２人程度でしょう。その場合常備化ポイント８の乗用車が一番安くつきますがセットアップに100%を超えていないと取得できません。なので《アーティクルリザーブ》は念のため２LVにします。ヘヴィマシンガンの命中ペナルティも馬鹿にならないので<射撃>も４LVにしましょう。残りで《破壊の戦車》は３LVなります。

　同乗者の攻撃力を増やせるとはいえ同じエンゲージに留まった上で同乗するのにマイナーを消費させるので作成前に他のＰＬに打診するor構成の確認が必要です。しかも効果が２ラウンド目からと不自由さばかりが目立つので他のＰＬの理解が必須でしょう。

■改良するなら■

　同乗者が１人なら《アーティクルリザーブ》は１LVで自転車なりバイクなりに乗ってください。武器も呪われし者の銃(IC)に変更すれば攻撃力は下がるものの多少経験点が浮きます。

　《水晶の剣》は《クリスタライズ》にすれば火力増強になるので他のPCに使えないなら変更しても構わないでしょう。

■成長の方針■

　一番嬉しいのは古代種専用の《フラットシフト(LM)》が取得できることです。組み合わせたメジャーの侵蝕値を０にできるので多少無茶をしても気になりません。なのでメジャー中心に成長するのが良いでしょう。《クリスタライズ》は当然として《巨人の斧》にリミットエフェクトの《魔人の弩(HR)》・《黒の咆哮(RW)》等もあるので攻撃的にいけます。判定のダイスが減るのは痛いですが<白兵>技能や《カスタマイズ》のリミット《剣精の手(HR)》にユニークアイテムのサイドリール(HR)等でフォロー可能なので深刻ではないでしょう。勿論程々に抑えて《時の棺》や《時間凍結》、《孤独の魔眼》を負担にならない様に運用も可能です。メモリーは《フラットシフト》を取得してからで十分です。

　同乗者次第で《斥力跳躍》が必要になる事もあるかも知れません。また、《赤方偏移世界》等の他のセットアップのエフェクトと組み合わせた場合にどうなるかという問題がありますが「他のエフェクトと組み合わせ不可」ではなく、「対象：効果参照」はルール１のP254対象の縮小の説明外なので例え「対象：自身」と併用しても効果通りに適用して問題ないと思います。当然ＧＭに確認はしてください。

■全サプリ対応時の成長■

　バッドシティには《砂の加護》のリミット《砂塵霊》が追加されています。軽くて係数４と強力ではありますがセットでの使用でオートなので《フラットシフト》では軽減できないのでメモリーやＥロイスで余裕ができたならで。達成値を増やす《ソードマスター》もありますが、これを取得するなら《オリジナルツール》も使って《コンセントレイト》抜きの固定値型を組んだ方が良いでしょう。カスタマイズアイテム(武器)のエンチャントは単純に判定のダイスが増えてコストパフォーマンス良好。エピックは《ギガンティックモード》を使う訳ではないので侵蝕値を増やさずに攻撃力を少しでも増やしたいなら。

　エンブレムはＵＧＮチルドレンの物に積極的に必要な物はないですが、バディムーヴ(UG)は同乗との関係性の演出として美味しいでしょう。ＵＧＮ共通はブレイクバレット(UG)がホローポイント弾からの変更で演出的にも火力的にも映えます。学園帰り(HR)も【感覚】か【社会】判定用に欲しいです。

　レネゲイズアージは自発的に暴走する訳ではないので好きに選んで良いでしょう。セットアップからメジャーまでのワンセットで侵蝕率120%を超えれば２ラウンド目からアージエフェクトを使えますし、メジャーなら《フラットシフト》で侵蝕値０にできます。また、自傷の《蝕命の魔眼》なら侵蝕値10までのコンボの侵蝕値なら実質踏み倒せるので面白いです。それ以上の侵蝕値のコンボも侵蝕値０なのでロイス１つと引き換えなら全く問題ないでしょうが。