友達づくり(恋ばなは皆無)
第26話
友達づくり①(恋ばな皆無)
私は内弁慶の奥手なモブのくせして、いつも目だつことを考える標準的子供だった。だから近所の幼なじみとは普通に話せるのに、クラスメイトとはろくに話をした事がなかった。裏の姉妹(ひろみちゃんとようこちゃん)と隣の兄弟(かずみちゃん)と隣の姉妹(名前忘れた。ごめん)と姉ぐらいしか本当の私を見せる事が出来なかった。幼稚園で同じクラスメイトだった美少女が、同じ団地に引っ越して、声をかけてくれるも話題に困る私だった。地味な私は熱血ソフトボールピッチャースポコン美少女だからだ。それが、たえこちゃんだった。その代わり引っ越した先で違う美少女がツレになってくれた。彼女の母親が手芸が好きな人だったので、彼女に招いてもらった部屋は手づくり人形らが飾られており、女子力の高さを楽しんで見ていた。読書の層が合うので、「コロボックル」の話や「ベルバラ」や「ピカピカ物語」「キラキラ物語」等のcobaltの小説を借りてよんだ。私は「なかよし」「りぼん」にはまって居たのだが、私が本を貸した記憶がない。私は松本洋子やあさぎり夕にはまっていた。どんな話をしていたか?もう思い出せないのだが、私には勿体ないイイコだった。ゆかちゃんという名前だった。小学四年生から中学三年生まで私につるんでくれた。その小学五年生の時に、私の我が儘で1年間疎遠になったのに私を拾ってくれたイイコだ。そんな小学五年生の時に、私は近所の転校生のみかちゃんとお父さんが海外出向しているお金もちのあつこちゃんとつるんでいた。ただ私は幼稚なので二人で恋ばなをしていたかもしれない。私に内緒でアメリカのディズニーランドに行こうと話していたから、怒った私はゆかちゃんのもとに戻り、シカトをして縁を切った。集団登校で一緒に学校に行ってたお隣の美少女姉妹のりなちゃんとまいちゃんが 公園で科学者ごっこに付き合ってくれた。りなちゃんの部屋に通された時に、星新一のコレクションを見せてもらい、「ボッコちゃん」を読ませてもらった。大人とその時は思った。たまたま「ときめきトゥナイト」の漫画とアニメを見ていたから、江藤家にりなちゃんとまいちゃんの家族構成が似てるなと、私はモデルやんと、思い込んでいた。 美男美女の両親が、ちょうどあんな感じだったから。これまで語った中で、ひろみちゃんとようこちゃんとみかちゃん以外は、美少女のオンパレードだった。
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