ゼロリバース外伝(隻眼の奏者)
星空夜桜
第1話 殺戮者と断罪者
···5年前···
階段を駆け上がる。扉の先は一見何もないように見える。
だが、それは違う。この景色はホログラムでできているのだから…
背後から誰かの足音が聞こえる。そう、その足音がする方向を振り返ると…そこには男が立っていた。
「浅岡 洋一(あさおか よういち)だったかな?」
「冴島 敷常(さえじま しきつね) お前を国法第44条 サイバーテロ及び、その他の罪で逮捕する。」
「捕まえれるなら逮捕してみな。 僕を逮捕できるならね。」
と犯罪者をあと一歩というところで逃がしてしまうところでもう一人の刑事が犯人を押さえつけた。
「洋一、早く撃て」
パイソン357マグナム銃を構えて撃とうとするがうろたえてしまった。
「でも、おやっさん。そのままじゃあんたも…」
「撃つんだ。洋一」
という声と共に銃声が響いた。
「うわぁぁぁぁ」
おやっさんとしたっていた人物の腹部から血が大量に出ている。
「もう、無理だ。俺のことはいい。あいつを今度こそ捕まえろよ。洋一」
と言い息を引き取った
···現代 渋谷路地···
「おい、兄ちゃん。金貸してくんねぇ?」
「…」
「なぁ、聞いてんだろ?」
と言った瞬間男の顔に銃を向けた。
「うるさい。とっととうせな」
殺気だった目でカツアゲを追い返した。
そう、この物語は断罪者と奏者の物語である。
To be continued
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