「ぼったくりバーの高額請求をPayPayで支払ってみた!!」

(煙もくもく)ガヤガヤ


プロデューサー「おい。どうなってんのや!?どいつもこいつも似たような企画ばっかり出しやがって」(タバコすぱあああ)


「いやあー、こうやって『企画会議』まで開いて頂き、ちひろとしては感謝ですねえー」


「あほかあ!お前が一番考えんかい!!なんや!!しょーもない企画ばっかり出しやがって!!」


「そんなこと言いましても『残酷な描写』になるようなのはやっぱり教育上よくないじゃないですかー」


「あほかあ!今のユーチューブ見てみい!体張ってなんぼやろがあああ!!リスナーもそういうのを求めてるじゃい!わし何年この世界でやってきたとおもってんのやああああああああ!!」


「でもお、この『ぼったくりバーの高額請求をPayPayで支払ってみた』とか絶対無理がありますよー。ああいうところはそういうシステム設置無理でしょ?」


「だからええんやないかあああああ!!!誰もやってないやろ?」


「そんなの絶対オチ分かるじゃないですかあ」


「え?分かるの?どんなオチ?」


「そんなのこの『企画書』見れば分かりますよー。なんですかこれ?


『怪しいキャッチのお兄さんへついていく』

『一時間三千円ポッキリとちゃんと確認しつつ、ちょっとキャッチのお兄さんをよいしょする』

『女性のドリンクもバンバン飲んでいいよーと言う。つまみも進められたものをいいよいいよーとどんどん頼む』

『時間になったらお会計をお願いする』

『ものすごい金額の請求書が来ても驚かず、「え?こんなもん?やっすいなあー」と余裕をぶっこく』

『じゃあお会計しよか。PayPayで』

『スマホをかざす』

『バーコードで読み取ってもらう』

『ぺいぺい!』

『ありがとうございましたー!またのご来店をお待ちしておりますー!』


ツッコミどころ満載じゃないですかああああああ!?」


「どのへんが?」


「だからまず、そんなお店にそういった機械は設置無理でしょ?」


「そうなん?それは偏見ちゃう?」


「いやいやいや!偏見とかそういう意味ではなくてですね」


「分からんで?ホンマに南アルプスとかキリマンジェロとかエベレストとか、そんなとこから持ってきた高ああああい氷つこうてるかもしれへんやんけ?」


「いやいやいや!」


「分からんで?サハラ砂漠とかそういうところの貴重なオアシスから汲んできたお水をつこうてるかもしれへんやんけ?それなら十万、二十万でも安いんちゃう?」


「いやいやいや!百歩譲って、まあ、それだけの価値があるものを使っていたとしても、明朗会計じゃないのは・・・危険じゃないですかあ?」


「だからPayPayやがな」


「いやいやいや!だーかーらー


さっきまで優しかった店員さん『お客さーん。もしかして酔ってます?』

『いえ、シラフです』

『ですよね?僕ちょっと言葉知らなくてすいませんねー。大学とか出てませんので。PayPayって何ですか?』

『いや、あのですねー。電子マネーといいますか。バーコードでピッと読み取ってもらうだけでお会計が済んじゃうといいますか』

『へえー。そんな便利なもんあるんすね?でもすんまへんなあ。うちはキャッシュオンリーなんすわー』

『(あれ?言葉遣いが・・・)え?それは困りましたねえ。現金は持ち歩かないので。。。あ、ポケットに三千円だけはありました!』

『おーい。これだけ飲み食いして三千円で済むわけないやろ?』

『(言葉遣いが・・・)あのお・・・PayPayの残高は余裕であるのですが・・・」

『お前あれやろ?ゆーちゅーばーとかやろ?どっかでカメラ回してるやろ?おい?どこや?PayPayぐらいわしでも知っとるわい。そんなイカしたトンチいらんねん。こんなしょーもないトンチ利かせやがって。おい!〇〇さんに電話せえ。こいつふざけてるわ。ちょっと痛い思いしてもらおう』

『いえ!ゆーちゅーばーではなく「あるふぁぽりす」というサイトのですね」

『ええから。ええから。おーい!〇〇さん来るまでこいつ上の事務所連れて行って』


となりますでしょう!」


「ほおおおおおおおおおおおお。それも面白いなああああああああああああああ。ええ企画あるやんけええええええええええ」タバコすぱあああ。


「ダメですよおおおおおおおおお。筆を折る前に竿を折られますよおおおおおお」


「それも面白いなああああああああ。釣れるもんも釣れんよおなるなああああああああああ」



※低評価お願いします。チャンネル登録なんかすると明日バナナの皮ですっころぶよー。

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