120冊目 『効き目のない惚れ薬』【恋愛】★★
【業務日誌】
11月27日(金曜日) 晴
皆さま、こんにちは。
あさぎ図書館 館長の、
この図書館では、館長であるわたしが、ここ『カクヨム』で読み終えた、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介させていただいております。
開館以来、多くの読者さまにご来館いただけて、嬉しい限りです。皆さま、ありがとうございます。総来館者数も4.000
これからも、素敵な物語をご紹介してまいります。改めて、今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、昨日、ご紹介させていただいた、ミステリーは如何でしたか?
謎解きはおもしろかったと思います。アンフェアを誇示してきた出題者の答えが……そこ! が、楽しかったです。
さぁ、それでは、あさぎ図書館の120冊目……。
今回は、恋愛小説です。
優秀な弟子が、師匠のもとを巣立っていかない理由は言わずもがなですが。
既に実験を試みて、犠牲になっていた師匠の鈍さと弟子の強かさが笑えます。この想いが成就することを願ってしまうと思います。
★ 初の自主企画。
『あさぎ図書館 課題図書選考委員会』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054918265556
が、ご盛況をいただいて、募集締切日を迎えました。至らぬところの多かった、初自主企画が、わたしの予想外に成功したのも、皆さまの暖かいご支援のおかげだと思っております。どうもありがとうございます。
ご参加いただいた物語は、現在、読書中です。読むのが遅くて申し訳ございません。
でも、すべての物語は、必ず読破させていただきます。レビューと『あさぎ図書館』でのご紹介もです。
ご参加いただいた作家さまたちに、目に見える形でのメリットを早々にお返しできずにいますことを、どうかお許しくださいませ……。
★ さらに自主企画。
『あさぎ図書館 蔵書増強計画!』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054951043837
を、発動中です。この自主企画も、『わたしが読みます!』です。読み合い企画ではございませんが、皆さまのご参加をお待ちしております。
【読書日誌】
☆ 小説タイトル:効き目のない惚れ薬
https://kakuyomu.jp/works/1177354054970347560
☆ 著者:あさぎ かな
☆ 小説情報:【恋愛】 完結済 2話 4.548文字
【俺の弟子が、惚れ薬が欲しいと言い出した。】
魔法使いの俺は弟子が一人前になったというのに、巣立たないことでやきもきしていた。だというのに、馬鹿弟子は「惚れ薬を売ってください」と言い出す。
☆ ひな館長のおすすめポイント!
◎ ひな館長のレビュー
【例え、大魔法使いと呼ばれようとも、やはり師匠は、恋ごころには鈍感だった】
◎ 感想
三大魔法使いの一人と呼ばれる師匠の目下の悩みは、唯一の優秀な弟子が、いつまでも、ここから巣立っていかないことでした。
独り立ちできるほどの、実力も才能も持っていながら、弟子の仕事に今でも甘んじていたのです。
そんな、できた弟子から、惚れ薬を売って欲しいと懇願される師匠。
自分の作った薬を何度か試したが効果がなく、師匠のそれの強力な作用に注目しての懇願だったのですが……。
最初、断り続けていた師匠も、弟子が幸せになるのならと……、そして、そのきっかけになるのなら……と、餞別がわりに惚れ薬を弟子に譲ります。使われる相手を気にしながら……。
惚れ薬を使ってまで、振り向かせたかった想いは通じるのか?
これは、一途な弟子と、鈍感な師匠の、素敵な恋と魔法の物語。
◎ そして、おすすめのポイントは……!
師匠との会話から溢れてくる、弟子の一途さがかわいいのです。すでに、何度か実験済み……との強かささえかわいらしい。
そして、この時既に、盛られてたごとに思い至らない鈍い師匠もかわいいと思います。
本日のおすすめ『効き目のない惚れ薬』は、下記URLの書架にございます。
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