6冊目 『三つの悪意』 【ミステリー】★★

【業務日誌】

7月21日(火曜日) 曇


 皆さま、こんにちは。

 あさぎ図書館 館長の、浅葱あさぎ ひな です。


 この図書館では、館長であるわたしが、ここ『カクヨム』で読み終えた、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介してまいりたいと思っております。



 開館以来、連日多くの読者さまにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。少なくとも小さなものでも、反応をいただけるのが嬉しいです。

 そして、この度、総ご来館者が100名を超えました。訪ねてくださった皆さま、ありがとうございます。

 これからも、素敵な物語をたくさんご紹介してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。


 さて、昨日ご紹介させていただいた恋愛小説は如何だったでしょう……。時間の流れに違いがあるというだけで、せつなさが募りませんでしたか? そして、それさえも受け入れてしまう優しさも、伝わったのではないでしょうか……。


 さぁ、それでは、あさぎ図書館開館の5冊目……。

 今回のご紹介は、ミステリーです。



【読書日誌】


☆ 小説タイトル:三つの悪意

      https://kakuyomu.jp/works/1177354054893437989

☆ 著者:Fa1

☆ 小説情報:【ミステリー】 完結済 7話 16.507文字


【この中に鬼がいる】


 "鬼"が封印されているという洞窟で夏の合宿を行うことになったオカルト研究サークルの男女5人。

 その"鬼"が目覚める時、彼らの身に異変が起きる。


 "鬼"は一体誰だ?



☆ ひな館長のおすすめポイント!


  ◎ ひな館長のレビュー

【『人』以外の『鬼』は存在するか? 悪意が交錯する、歪んだこの世界に……】


  ◎ 感想

 大学のサークル仲間、五人で訪れた合宿の地、鬼鳴おになき洞窟。その名が示すとおり、そこには、鬼の伝説が残されていたのです。


 そして、そこで起こる惨劇。

 もう、これだけで、ミステリーとしては、王道の出だしだと思います。

 ここに、『鬼』が関係してきます。そして、悪意が巧妙に謳われ、交錯しいくのです。


 このミステリーの『謎』は、読み飛ばしさえしなければ、意外と簡単です。でも、勢いだけで読んでると、きっと見落としてしまいます。というか、解らなくなるのです。

 これはこれでおもしろいのですけれど……。


 わたしには、四つ目の悪意もあるのでは……と感じました。そして、そこに戦慄を覚えたのです。皆さまにはどう写るのでしょうか……?

 わたしの深読み、杞憂に終われば、それはそれで良いと思いますが……?


  ◎ そして、おすすめのポイントは……!

 この物語はミステリーなので、謎が解けるシーンが重要なのです。

 そこに、想像上の『鬼』が絡んでくるのです。どのように、収拾がつけられるのでしょうか……?

 これこそが、ミステリーを読む時の醍醐味だと思います。



 本日のおすすめ『三つの悪意』は、下記URLの書架にございます。

      https://kakuyomu.jp/works/1177354054893437989

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