1冊目 『和菓子屋千寿堂繁盛記 恋は甘い菓子のように』 【恋愛】★★★
【業務日誌】
7月17日(金曜日) 曇
皆さま、こんにちは。
あさぎ図書館 館長の、
この図書館では、館長であるわたしが、ココ『カクヨム』で読み終えた、おもしろい物語や素敵なエッセイを、皆さまにご紹介してまいりたいと思っております。
昨日は、開館初日に多くのご来館をいただき、ありがとうございます。
プロトタイプのご紹介モデルで、皆さま、さぞがっかりされたことでしょう……。ですが、ご紹介モデルに、ほかに作家さまのたいせつな物語を借用するわけにも参りませんでしたので、どうぞ、ひらにご容赦のほど……。
それでは、あさぎ図書館開館の1冊目……。
素敵な恋愛小説をご紹介いたします。
【読書日誌】
☆ 小説タイトル:和菓子屋千寿堂繁盛記 恋は甘い菓子のように
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896772816
☆ 著者:武州青嵐(さくら青嵐)
☆ 小説情報:【恋愛】 完結済 39話 98.250文字
【その和菓子屋さんには、頑張り屋さんの若夫婦と、あやかしがいるんです】
母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた
不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、
だけど。
結納金は、五十鈴屋にふんだくられ、意地悪な腹違いの妹は、家を出てもいじめにやって来る。
祝言を挙げたくても、なかなかお金は貯まらない。
もふもふあやかしのカワウソと子狸に助けられ、伊織に支えられながら、一生懸命、千寿堂で働く小夏のなのだが。
☆ ひな館長のおすすめポイント!
◎ ひな館長のレビュー
【頑張り屋さんのふたりが営む和菓子屋さん、今日も素敵なお客が訪れる……!】
◎ 感想
不遇な生い立ちに、恐れ怯えて生きてきたヒロイン、小夏の元に、縁談が届く。見染めたのは和菓子屋を営む若き主人、伊織。礼儀正しく、沈着冷製、そして優しい。
小夏を庇う時はその背に庇い、護る時は必ずその手で護る。その行いが、いつも優しくて暖かいのです。
そんなふたりが営む和菓子屋さんだからこそ、優しい人たちが、そしてあやかしたちが集ってくるのかもしれません。
そして、ふたりに降りかかる困難でさえも、その優しさが手助けしてくれます。これが、実に痛快なのです。
もう、全編に優しさが溢れていて、とても素敵な和風ファンタジーに仕上がっていると思います。
読みはじめたら、途中で止まらなくなります。
◎ そして、おすすめのポイントは……!
ヒロインの小夏が、伊織の優しさの助けもあって、少しずつ自信を取り戻していく。
そして、腹違いの妹に負けずに言い返す場面。皆さまもきっと、小夏を応援したくなると思いますよ。
本日のおすすめ『和菓子屋千寿堂繁盛記 恋は甘い菓子のように』は、下記URLの書架にございます。
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