第120話『生きやすい世の中へ』

 おはようございます。

 来週からは寒さが本格化すると天気予報の長期予報で言われています。

 ここ数日は寒さもそれほどではなかったので、油断しないようにしないとですね。


 先日、駅前のベンチに座っているホームレスらしい男性をみかけました。


 年齢は私より少し上だと思う、多分三十代の方だと思います。

 スーツケース、たくさんの荷物、毛布等を傍らに置いて眠っていましたが、山下君に聞くと何日もそこにいるということでした。


 見た目は普通の男性ですし、姿を見る限りではホームレスとは思えない方です。


 もしかしたら、コロナの影響などで職や住まいを失ったのかもしれないと切なくなりました。


 今年に入り生活保護を申請される方も多いらしいですが、中々受けることも難しいと聞きます。


 これから寒い季節になるので心配になります。


 先日のテレビ番組では、自粛期間でダメージを受けた自営業の方の苦悩が特集されていましたが、飲食業の時短営業や休業は話題になりがちですが、服飾関係や雑貨店、理髪店や美容院など、家賃さえ払えなくなって困っている人がたくさんいるということでした。

(何らかの融資は受けることもできるらしいですが……)


 家賃も払えず倒産や破産宣告をする人も多いということでした。


 今年の春からのコロナの影響はまだまだ続いているし、やっとお客さんが戻ってきた飲食店も感染拡大する中どうなってしまうのでしょうか……


 不正に補助金を申請して、巨額の富を得る人もいれば、ホームレスにならざるを得ない人たちもいる。

 なんとも世知辛い世の中ですね。

 その番組では、就職が決まり入社式を待っていた新入社員の方の話もありました。

 寮に入りリモートで研修は受けてましたが、即戦力になり得ないと言うことで正式に入社も出来ないままに寮を追い出されてネットカフェ住まいで仕事を探していると言う男性です。


 遠く離れた故郷の家族にさえ言えないと途方に暮れていました。


 コロナの影響はこんな所まで来ているのだと考えさせられました。


 仕事を続けていられることに感謝したいと思いますが、私の場合はこれからも続くかもしれない闘病生活の不安です。来年一月七日に予定されていた最後の抗がん剤の投与が行なわれますが、経過によってはそれ以降も続くかもしれません。

 もしかしたら、子どもを持つことも諦めないといけないかもしれないと思ってます。

(希望は捨ててはいませんけど……)


 とにかく目の前の敵コロナにだけは負けたくないですね。

 なかなか減らない感染者の数、自分達に出来ることを考えて行動したいですね。


本日もどうぞよろしくお願いします。

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