第10話【陰日向に咲く"医療"の物語】
おはようございます。
葵みどりではなくてカクヨムのかかりつけ薬剤師あいるです(へっぽこ)
陰日向に咲く"医療"の物語
【アンサング・シンデレラ】
第2話の感想でーす!
番組で取り上げられた薬剤
フロモックス、フェンタニル、デパケン、オラペネム、アルファロール、クラリスロマイシン、メイアクト、カロナール、ロペラミド
どの薬もほぼ毎日調剤や投薬してます。医療麻薬も取り扱ってます。
(数年毎に厳しい監査入ります)
全ての薬には副作用があるし、飲み合わせを確認しないといけない薬もあります。たまにはサプリや食べる物も制限することもある。
ドラマで疑義照会が描かれていますが、医師は薬学の勉強もしますし、私たち薬剤師も病気のことを勉強してきています。
医師は診察や治療や手術を頑張れば良いわけで、薬の事は薬剤師がキチンと最終確認すれば良いのです。
(実際、薬のことを詳しく知らない医者もいます)
新しい患者さんには問診票を書いて貰います、既往症やアレルギーなどを確認したいのですが、めんどくさいからとか、個人情報を晒したくないと言って書くのを拒む人がいます。
そんな時は投薬時に口頭で聞くことにしています。
以前ホントにあった疑義照会なのですが、抗生物質を処方された患者さんの問診票を見ると、セフェム系の抗生物質でアナフィラキシーショックを起こしたと書いてあります。
処方されているのはセフェム系の薬剤、もちろん先生のミスではなくて、本来なら患者本人が先生にもその情報を伝えていなければならなかったのです。
抗生物質にはたくさんの物がありますし、結局他の薬に替えてもらって事なきを得ました。
アナフィラキシーショックは下手すると死にますからね。
ドラマの中で出ていた抗生物質の苦味はホントにその通りで、チョコ系の味で緩和できます。
市販の「お薬飲めたね」にも抗生物質用にチョコ味のものもあります。
ドラマの中でおじさんが起こしかけていた心室細動……私はそれで死にかけました(爆)心不全による心室細動ですそして2度の電気ショックで治しました。
(♡´艸`)ニヒヒ♡*゜ワイルドだろぉ~
笑ってる場合ではない!
ドラマのようにとは行きませんけど、患者さんに寄り添える薬剤師目指して頑張ります。
カクヨムのかかりつけ薬剤師としては以上です(๑•̀д•́๑)キリッ
♪.:*:'゜☆.:*:'♪.:*:☆.:*:・'♪.:*:・'゜
皆さま休日はどのようにお過ごしでしょうか?
あまり外出できない休日はそろそろうんざりですね。
SOCIALDISTANCEを考えながら、気晴らしもしたいですね~
腰痛も治まりつつあるし、映画に行きたいなぁーなんて思ってます。
『コンフィデンスマンJP』観たいです。
春馬君を観るのはちょっと悲しいかもしれませんけど……
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