テナーサックスあるある——※ただし、個人の意見です。
久米坂律
導入編
まえがきとあるあるNo.1〜No.4
まず最初に、筆者は中学・高校と吹奏楽部に属しておりました(中学は部員60人前後の地区の強豪、高校は部員数が100人近い、そこそこのレベル)。そして、タイトルからもお分かりの通り、テナーサックス担当でした。
今年は新型コロナウイルスの影響で、夏の吹奏楽コンクールが中止になりました。きっと、筆者が思っている以上に、現役吹奏楽部員は悔しい思いをしたと思います。その上、テレビは高校球児しか取り上げないし。
そこで、ほんの少しでも彼ら、彼女らがくすっと笑えたら、と思い、中高の思い出を引っ張り出して、書いてみることにしました。
もちろん吹奏楽未経験者の方もどしどしお越し下さい。
○テナーサックスあるある
No.1
木管楽器でありながら、金管的な音色を持つサックス族の一員。その上、中音域なので、非常に汎用性が高い。
No.2
ただ、その汎用性の高さゆえ、曲によって属するパートがころころ変わる。
ある時はサックス、ある時は中音域組、ある時は低音組、ある時はクラリネットやトランペットの3rd組、ある時は木管メロディ組、ある時はマーチのファンファーレ組。
正直、本人もどこにいれば良いのか分からなくなって、ちょっとしたアイデンティティの危機を迎える。
No.3
図書館で借りたサックスの教本に、「テナーサックスは彼氏に吹いてほしい楽器一位」とあった。
No.4
そんな楽器を、特に交際相手のいない奴が吹いているという現実。
こんな感じでやっていきます。
少しでも面白いと思っていただけたなら、幸いです。
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