破壊神ちゃんは世界の破壊を望まない

あとがきを、再び

後日談のあとがき

　こんにちは、はるきＫです。

　破壊神ちゃんは世界の破壊を望まない　後日談が完結しました。

　これにて破壊神ちゃんのお話は全て完結です。長らく読み通し戴いた読者の方には、本当に本当に感謝しかありません。評価の★もたくさんいただきましたし、毎話毎の♥一つ一つにどれだけ勇気を戴けたかわかりません。さらには文字レビューまで複数戴いていますし、本当に大変ありがとうございました。

　ただ本編の方もそうなんですけれど、盛り上げきってから話を閉じるまでの間が多分ちょっと長めなんですよね。小説のエンディングはどーんとクライマックス迎えてそのままの勢いでクローズは軽く、というのが良く推奨されます。人気の出る完結作って確かにそういうのが多いですしね。

　でもこの作品はちゃんとみんな収まるべき所に収めて話を閉じたかったので、やや蛇足な感じかもしれませんけれども、この様な形にさせていただきました。

　後日談　エピローグのそのあとで、について。

　後日談を本編に組み込まなかった理由、それはこの一連のお話が破壊神ちゃんのお話ではなく、ゆう姉のお話だったから。そして破壊神ちゃんのお話が一応の決着を見てからでないと書けないお話だったからに他なりません。

　本編では破壊神ちゃんであるゆうちゃんとその家族が救われるお話でしたけれど、その中でゆう姉だけは救われきれていませんでした。それは本編の最終段階を書いている時からわたしの心中で引っかかっていた事で、ただ本編はあくまでも破壊神ちゃんのお話だと考えていましたので、あのように一度物語としては閉じつつ、でもその先が待っているような終わり方に。

　実はプロット段階では、本編ラストを今回の後日談も含めた形で考えてはいたのでした。でも構成を考えているうちに、これではダラダラ続いてしまって終われないことに気がついて、それであのような形になった経緯があります。

　おかげで家族四人全員、それぞれに決着を付けることができました。どうでしょうか？　丸く収まっているでしょうか？

　予告していたスピンアウト作品、について。

　カクヨムの近況ノートの方では度々話題にさせていただいたスピンアウト作品、内容については先方にお任せしてあるので、わたしもどういう作品に仕上がってくるのか非常に楽しみではあります。プロットは大体出来上がってるのかな？　とりあえず見せてもらってはいまして、登場するのはゆうちゃんや司君ではありません。誰のお話になるのかは実際出てからのお楽しみ。

　ただその絡みで、こちらの後日談の方では登場人物の口調など、先方の監修を受けた部分があったりしますね。

　今後のこと。

　とにもかくにも、ようやく終わることができます。構想からだと丸っと1年、破壊神ちゃんのことだけ考えてたようなものなので、いい加減疲れましたｗ。これでとりあえず解放されるー。

　構想と言えばこれも1年寝かせっぱなしのハイファンもの。エンドに向けての部分が例によって全然思いつかないんですよね。設定の質量ともに全然足りてないのが分かってきたので、話を進める前にまずそこです。

　それから、やっぱり絵をもっと描きたいです。去年の今頃は「もっと背景を頑張る！」なんて言ってた記憶があるんですよ。でも現実は……。ええ、線画のラフばっかりです、しかもウマ娘ばっかりです。あでも最近破壊神ちゃんがまた増えてきたか。

　超勇者（カクヨム未発表）をカクヨムに移植するって話もありましたしね、そっちは実際に作業を進めてます。ちょろちょろっとしか進んでいませんが。

　なんかね、カクヨム最近になってR15の基準が厳格になったってお話もあるしね。超勇者はラブコメ化して移植しようと思ってたんですよね。うーん、イチャイチャがどこまで許されるのか、なにやら心配です。

　ま、お話はこんな所にして、それでは皆さん、またどこか何かでお会いしましょう。