百二十八話 「原因不明」

どこまで落ちたら 

終わりが見えるのだろう。



毎日していたことが

痛みによりできなくなってきた。

でも、生きていく上で

必ずやらなきゃだめなことはある。



たくさんの治療や検査をしたけど

結局改善は全くされず

原因もわからないままだ。

どうしてこんな風になってしまったのだろう。



痛みで動けなくて

何もできないのに

『原因不明』なんて

あまりにも残酷すぎない? 



痛みを訴えても

誰にもちゃんと理解されない。

診断名があれば

ちょっとは違うのかな?



痛みは、朝起きたら

すぐにやってきて、一日中

私の体をひたすら攻撃してくる。

楽な時間も、体勢もない。



痛みからくる 

腹痛、吐き気、倦怠感。

あげだしたらキリがない。

ただどれも激しいんだよ。



私は、この痛みと

どう向き合ったらいいの?

一人じゃとてもできないのに

そうするしかないみたい。



一層のこと、死を選んだほうが楽だ。

そんな感情になったことがある?



「無理しないでね」って

たくさんの人が

言ってくれた。でも

その言葉も、希望にはならなかった。



いくらその言葉を

聞いても、身体を休めても

痛みが落ち着くことは

なかったから。



もう痛みに

三年以上苦しんでいる。

やっばり痛みは

何をしても紛れない。



苦しんで、でも 

どうにも変わらなくて

諦めて、日常生活を

やり過ごすことの繰り返し。



そんな状態で

どうやったら明るくなれるの?

好きなこともできないし

気持ちに余裕もないのに。

 


痛みを笑いのネタにして

ピエロのように振る舞おうか?

どうせ何をしても変わらないなら

人に迷惑をかけない方がいいから。



好きなことをやって

力尽きて一日動けなくても 

よくない? どうせ明日も

痛いんでしょ??



まとまりがない。

こんな文章じゃ詩なんて

とても言えない。

もっと頑張らなきゃ。







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