自分を好きになれる詩

八十話 「世間体と自分」

「かわいい」と多くの人が

言うことやものを

自分も同じように

感じなければいけないのだろうか？

自分が「いい」と思うものを

多くの人が声を揃えて

「よくない」と言うのならば

後ろめたく思わなければいけないのか？

私はどちらも

そうではないと思う。

世間に合わせても

自分の思いを遠慮しても

誰も、その分の補填なんてしてくれないから。

「あなたらしくでいい」とか

よく聞く言葉だよね。

でも、他人は「それはダメね」と

すぐに自分の価値観を押し付けてくる。

「大人なんだから」なんて

言葉は、1番ずるい言葉だ。

だって、その人の大人基準を

振りかざされるだけだから。

我慢と気遣いと空気を読む。

そんなことばかりをしてきたけど。

その先には、特別なものはなかった。

自分を守るものなんて見つからなかった。

「自分を1番理解しているのは

自分だから」と諦められるなら

私は、私のために行動を

することをためらわないよ。

例えそれが他人と

違う方法だとしても

自分の気持ちが楽になる方が

断然大事だから。

これからはもっと自分を信じてることにするから