六十二話 「現実」
何かをする時
私たちの前にいつも
立ちはだかる壁がある。
それはよく現実と言われるけど
本当にそうだろうか?
現実的に、できるわけない。
現実を見れば、私なんかが
努力しても変わらない。
それはいつも厳しくて
私の心を折ろうとする。
でも、本当の『現実』は
厳しいことばかりじゃないと
私は最近気づいたんだ。
何事もいい面も
悪い面もあるのだから。
『現実』にだって、いい面はある。
未来のために、冷静になる
時間を私たちに
くれることもある。
現状を把握することもできる。
『現実』と『夢』はよく比べられるけど
もし『現実』が全く
『夢』のないものだとすれば
可能性がないことだとすれば
どうして人は向き合うのだろう。
『現実』と必死で向き合う人は
『現実』に何かの希望を見出し
または、今の『現実』を変えたくて
自分を信じている
のではないだろうか。
『現実』という言葉に
飲み込まれないで。
『現実』は恐れるものでもない。
立ちはだかるものでもない。
あなたと共に歩いてくれるものだよ。
あなたの未来は、
あなた以外の何者にも
変えることなんてできないから。
あなたが選んでいいんだよ。
もし壁が見えたら、壊してしまおう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます