3 ルナ転移編


黒い闇を抜けて視界が開けてきた。

石造りの街が見える。

どうやら転移は成功したようだ。


私のところに似ているな・・。

そう思う。

だが、すぐにその考えを修正。

頭上を飛行機が飛んでいた。

何だ、あれは?

大きな音をたてて飛ぶ飛行物体。


!!

「魔素を感じないぞ・・・何だこれは? この転移先の世界では、物体に魔素を感じない」

漆黒と言っていいほど黒い長い黒髪。

風に揺れて、黒色なのに光ってるような感じだ。

目は大きく、その身体は艶めかしい雰囲気を自然と出しているという感じだろうか。

一言でいうなら、色っぽい。

胸は身に着けている服が窮屈そうな感じだ。

黄金比という比率を適応することすら無意味なほどに、そのスタイルはバランスよく整っている。

長い脚、しなやかな腕。

その腕を前で組み、何やら思いふけっているようだ。


ルナ。

夜の神の加護を受けたヴァンパイア。

アニム王とついを成す夜の王。

転移したところはイタリア辺りだろうか。

ルナは知る由もない。

街並みからそう思える。

街は魔物の通過の後だろう。

あちこちで建物が壊れている。

トレビの泉なのか・・噴水だったと思われる瓦礫があった。


ルナは腕組を解き、辺りをゆっくりと見渡した。

「やはり・・どの建築物も魔素を感じない。 何という非効率な世界なのか・・それに、この魔素の濁りと気持ち悪さ・・吐きそうだな」

そう思っていると、声をかけてくるものがいた。

「ルナ様ぁ~!!」

こちらもルナほどでないが、地球基準では超絶美人だろう。

サキュバスのウルダだ。

「おぉ、ウルダ・・貴様も一緒に転移してきたか」

「はい、今転移してきたようで、近くにルナ様の魔素を感じたので駆けつけてきました」

「そうか・・ご苦労」

「いえいえ、どういたしまして。 しかし、ルナ様・・この転移先、何ですかねこの気持ち悪い魔素の流れは・・」

ルナと同じように感じているようだ。

「わからぬな。 ただ、どの建物にも魔素を感じない」

「・・・、うわ! 本当ですね・・バカな人種が住んでるんですかね~」

軽い口調だ。


ルナも軽く微笑む。

「ルナ様・・これからどうします? 我々が転移してきているということは、光の神の使徒、アニム王もいるはずですが・・」

「そうだな・・とりあえず、アニムでも探すか」

ルナとウルダはそういうと、辺りを探りながらとりあえず歩き出していた。


「ルナ様・・これだけ魔素が乱れていては、どこに誰がいるのかもわかりませんね」

「あぁ、ただ、強い魔素が集まる場所など、普通と違う流れのあるところを探していけば、アニムに出会えるのではないかと思っている」

「さっすが~、ルナ様。 では、出発しますか!」


ルナが歩いていると、大きな魔素が近寄ってくる。

ルナがステータス画面を確認してみると、基本スキル以外が失われていた。

ただ、自分の属性の魔術スキルは残っているようだった。

ルナ:レベル?? ウルダ:レベル41。


「ウルダ・・ステータスを確認したか? 基本以外、ほとんど失われているぞ」

ウルダはステータスを確認してみる。

「うわ、ほんとですね。 でも、そのうち回復してくるでしょう」

ウルダはどこ吹く風だ。

「お前、軽いなぁ」


少し歩いていると、魔素の大きい魔物と遭遇した。

サイクロプス:レベル41。

おそらくこの辺りの破壊者だな。

ルナはそう思った。

「サイクロプスか・・知性のかけらも感じぬな」

「ルナ様・・」

「問題ない」

ルナはそういうと、手をサイクロプスに向けた。


「グラビティ!」


サイクロプスの動きが遅くなった。

重力を操る魔術だ。

ルナはそのまま手のひらをグッと閉じた。

サイクロプスがその場で動かずに、きしみだしたかと思うと、一気に周囲の空間がしぼむのと一緒にいなくなった。

小さなブラックホールを作ったようだ。

全く音もしない。

カランコロン・・小さな石が転がる。

魔石だ。

ウルダが魔石を回収してアイテムボックスに収納。

「ルナ様、アイテムボックスは使えるみたいですね」

ルナはそれを聞きつつ、魔素の動きを見る。

アニム・・どこにいるのだろう。

転移前の世界では、単に対の存在だと思っていたが、こうやって環境が変わってしまうと、何やら心のよりどころのような感じがするのは、気のせいではあるまい。

もしかして、私が人を求めているのか?

まさかな・・。

すぐさま、その考えを消して歩き出す。


「ウルダ、こちらの魔素の動きの方へ行ってみようと思うのだが・・」

「そうですね・・私はルナ様についていくだけですよ~」

移動速度を速めてもよかったが、なんだかゆっくりと移動したい気分だった。

魔素の流れを感じると、とても疲れるが、それ以外はとても素晴らしい自然を感じることができた。

きれいな月が見えている。

とてもきれいだ。

風も気持ちいい。

ただ、魔素が気持ち悪いだけだ。


月明かりの下、動く影を捉えていた。

5人ほどの人間が前から歩いて来る。

どうやらこの星の住人のようだ。

みな、傷つきつつも、品性をあまり感じない雰囲気だ。

男たちはルナたちに気づく。

「お姉さんたち、こんな状況でどこへ行くの~?」

「俺たちが護衛しようか?」

「俺達、人を超えたというか、本物の冒険者になったのですよ」



男たちは、ゲーム仲間で借りた家でゲームをしていた。

e-sportsのメンバーだった。

ゲームを終えて外の空気に触れようと家から出てみた。

!!

目を疑った。

ゴブリンが歩いている。

男たちはお互いに顔を見合わせてつぶやく。

「お、おい・・あれってゴブリンだよな?」

「あぁ、俺も今同じことを思っていた。 ゲーム・・じゃないよな?」

「夢でもないはずだ・・」

「何だ?」

男たちは戸惑っていた。

すると、いきなりゴブリンが男たちの方へ向かってきた。

手にはナイフのようなものを持っている。


「あ、危ないぞ!!」

誰かが叫ぶ。

同時に誰かが石を投げていた。

ドン!

ゴブリンにヒット!

ゴブリンがよろめいている。

石を投げた男が走って行き、ゴブリンを思いっきり蹴り飛ばした。

そのままの勢いでゴブリンに乗っかり、ゴブリンのナイフでゴブリンをめった刺しにしていた。

・・・

「はぁ、はぁ、はぁ・・」

男の頭の中に天の声が聞こえた。

『経験値を獲得しました』

男はその声に当たりを見渡す。


「おい、無事か?」

仲間が心配そうに声をかける。

「あ、あぁ・・大丈夫だ。 だが、今声が聞こえなかったか?」

「声?」

「そうだ。 経験値を獲得しましたとか・・」

「「はぁ?」」

「お前、ゲームじゃないんだぞ」

「そうだよ、こんなゴブリンみたいな・・って、あれ? 今倒したゴブリンって、どこへ行った?」

・・・

・・

男たちはしばらくその場で話し合っていた。


それからは男たちには天国だった。

ステータス画面を見たときには驚いたが、すぐに適応できた。

街の外を徘徊する魔物を、チームで倒しながらレベルを上げていった。

全員がレベル10を超えていた。

職業も、戦士、魔法使い、回復系など、バランスよく整えている。

さすがゲーマーだろう。



男たちが魔物を倒して街を徘徊していると、きれいな女の人が見えた。

一人が皆に知らせると、全員があまりの美しさに驚いた。

これは男として声をかけねばならない。

こんな美女を無視したとあっては、男じゃない。

全員一致で決まった。

この状況で外を歩いている女の人がいることに疑問を抱いたものはいなかった。

疑問よりも、目の前の美女にすべての考えが吹き飛んだ。


男たちがルナに近寄ってくる。

ウルダがやや前にでて、それを制止しようとしたが、ルナに構わないと言われた。

「しかし、ルナ様・・」

「いいではないか。 この世界の先住民族なのだろう。 敬意を払ってやろう」

ルナは本気でそう思っていた。

我々が勝手に、自分たちの都合で転移してきたのだ。

迷惑をかけてはいけないだろう。


「男たち・・私たちの護衛は要らぬよ」

ルナはそう答えた。

!!

その声に男たちは震えた。

とても気持ちの良い響きの声だ。

心が溶けそうだった。

ルナは別にチャームなどのスキルは行使していない。

普通に話しただけだ。

元々の声質なのだろう。

男たちは、当初は本当に護衛しなきゃと思っていただろう。

だが、その声、その姿が近づいてくるに従って、欲望が沸き起こるのを感じていた。

二人とも上玉だ。

それにあの黒髪・・たまらねぇ。

皆が顔を見合わせながら、無言で意見が一致した。


「「「「「いただいてしまおう!!」」」」」


ルナの前、3メートルくらいまで近づいてきた。

揺れる黒髪が、男たちの自制心を限界まで引き下げた。

「た、たまらねぇなぁ・・」

「あぁ・・我慢できないぜ・・」

「俺なんて、もうギンギンだぜ」

「そうだな・・野外だが・・月明かりで犯すのもいいものかもな・・」

男たちは勝手にそんなことを口走っていた。


「お前たち・・臭いな」

ルナは冷たい目線で男たちをみる。

男たちはそれをOKサインと勘違いしたようだ。

リーダーらしき大柄の男が手を伸ばしてきた。

「おい、お前・・ずるいぞ! 俺が先に・・・」

男どもが殺気だってくる。


ウルダが一歩進んで、男どもを全員吹き飛ばす。

「無礼者!!」

本来なら仕留めているところだが、ルナ様が先住民族に敬意を払うと言っていたので、抑えたのだ。


男たちは3メートルほど吹き飛ばされて、尻餅をついていた。

「な、なんだ?」

「あの女、レベル持ちか?」

「チッ!」

「おとなしくしてれば、痛い目をしないで済んだのにな・・」

「あぁ・・そうだな」

男たちは戦闘態勢に入ったようだ。

1人の男が前に出る。

タンク役をやるようだ。

そのやや左後ろにアタッカー役の人物だろう、ナイフらしきものを持っている。

タンク役の影に隠れるように、魔法使いが2人並んでいた。

最後尾には回復役だろう男がいる。


なるほど、戦闘陣形か?

争うつもりはないのだがな。

ルナは思う。

「おい、そこの男ども・・戦うというのなら容赦はしない」

ウルダが言葉を発した。


男たちは失笑する。

「フフフ・・容赦しないか」

「そりゃ、こちらも容赦しないな・・グフフ」

下種な笑い声が聞こえる。

「気の強い女は、調教し甲斐がある」

「あぁ、そうだな・・俺があの黒髪をいただくか」

「いや、俺が先だ・・お前は後にしろ」

「いやいや、俺が先にもらうぞ・・」

卑猥な笑い声とともに魔法使いが魔法を放った。


火の矢がルナとウルダに降って来た。


ルナたちは動くこともなく、その場で男たちを見ている。

火の矢がルナたちに刺さったと思った瞬間、矢はすべてはじけて消えた。

!!!

男たちは驚いたようだ。

「な、なんだ?」

「あの女・・ファイアアローを弾いたぞ」

「まさか・・魔物たちはほとんどあれで倒れたのに・・」

「チッ! では、これでもくらえ!!」

今度は、風の刃と石の礫が同時に飛んできた。

「もったいないが、少し傷物にしても、いただけるだろう!」

男の誰かが言っていた。

!!

この魔法も同じように弾かれて消える。

男たちは言葉を失う。


ルナが言葉をかける。

「おい、お前たち・・まさかこれが魔法だとでも思っているのか」

ウルダは横でクスクス笑っていた。

「ルナ様・・この先住民族の生活魔法じゃないですかね?」

そういうと、ウルダがゆっくりと歩いて行く。

ビク!

男たちは身構えた。


女は見た目はとても華奢きゃしゃで、とうてい戦闘などできるはずもないだろうと思える。

モデルでもやってたんじゃないかと思ったほどだ。

一人の男が目を大きくして身体を硬直させていた。

ウルダが、どこから取り出したのかわからないが、大きな斧のようなものを持っていた。

どう考えてもありえない大きさだ。

パッと見ただけでも男たちよりも大きい斧。

それを片手に肩で担いでいる。


その斧を右手で軽く回転させて、きちんと持ち直した。

「さて、ルナ様に無礼を働いた報いは、受けてもらいますね」

そういうと、一気に駆け出す。

ダッ!

男たちに動きが見えるはずもない。

ブン!

斧が軽く振るわれた。

ドン!!

魔法使いがいたであろう地面が、大きく地割れを起こしていた。

その地割れがかなり先まで続いている。

直後、地面が揺れ出した。

衝撃が後から来た。

男たちはその揺れで立っているのがやっとだった。

・・・

先頭にいたタンク役の男以外は消滅していた。


「あっれ~? もろいですね」

ウルダはそういうと、もう1度斧を振るおうとした。

「待て!」

ルナの言葉にウルダは斧を止めて一歩下がった。


ルナがゆっくりと歩いて行き男の前に立つ。

「人間・・分をわきまえよ」

そう言って、ルナが手を男に差し出した。

ルナの手が男の額に触れる。

その瞬間に男は枯れ木のようになった。


ライフドレイン。


ルナは男の生命エネルギーを一気に抜き取った。

「ゲッ、まずいな・・やはり返そう」

男はまた肌が通常の状態に戻った。

男は片膝をついてその場にしゃがみこんでしまった。

はぁ、はぁ、はぁ・・。

「い、いったい、何が起こっているんだ?」

ゆっくりと後ろを振り向いた。

!!

だ、誰もいない。

ウルダが斧を担いでこちらを見ていた。


「人間・・先住民族だと思ったから寛大でいてやったが・・いきなり攻撃を仕掛けてくるとはな。 無礼が過ぎるぞ」

ルナはそう言うと、男の方に手をかざす。

手のひらから黒い炎が沸き起こる。

男の身体を炎がまとったかと思うと、バッと一瞬炎が大きくなりすぐに消えた。

後には何も残っていなかった。

「ルナ様、お疲れさまでした。 それにしてもこの先住民族、相当知能が低いのでしょうか?」

「わからんな・・」


二人はまた歩き出した。

魔素は洪水のようにうねっている。

そんな中でも、きれな流れのようなところを感じることはできる。

そういった方向へと向かいつつ、大きな魔素を感じながら移動していた。

地球地図では、イタリア辺りから東へ移動する感じだ。

徒歩移動。

だが、ルナやウルダには何の苦痛もない。

普通に歩いているようで、その移動速度は車よりも速いだろう。

飛んでもよかったのだが、環境の全く違う世界だ。

その景色を楽しみたかった。

「ウルダ・・この世界はきれいなところが多いな」

「はい、ルナ様。 私もそう思っておりました」


移動中にも魔物とは遭遇するが、向かってくるものは倒し、それ以外は無視して進んでいた。

途中、チベット周辺だろうか。

先住民族と出会うも、特に何も起きなかった。

おとなしい民族だ。

転移してきたときに出会った、アホどもとは違う。

ルナは知ることなないが、仏教国の住民で、もともと争うこともない民族だ。

この辺りの魔素は、それほど濁ってもおらず、ルナもウルダも気持ちよく通過することができた。

気分が良いので、この民族と他愛ない会話をする。

何やら重病者がいるという。

それらを回復したりすると、神様だとお祈りされたりもした。

そんなこともあり、ヒマラヤ山系を越えて進んで行った。


「ルナ様・・この魔素の感じは・・」

ウルダが立ち止まってルナを見た。

「うむ。 ワシもそう感じていたところだ。 ドワーフ族のものだな」

「接触してみますか?」

ウルダは問う。

「そうだな・・新しい環境でもあるしな、会ってゆこう」

ルナとウルダは特定の魔素を感じつつ、その方向へ移動していく。

だんだんとドワーフの魔素が大きくなってくる。

「ウルダ・・あの山のところ辺りだな」

「はい」

この景色・・それにしてもきれいだな。

雪まであるではないか。

空気も魔素もきれいだ。

ドワーフめ・・良い場所に転移してきたな。

そんなことをルナは思っていた。


太陽が出てきていた。

ヴァンパイアは太陽に弱いのではないか?

それは地球の話である。

ルナも確かに太陽には弱い。

日焼けが嫌なのだ。

ただ、夜の神に属する魔法が、若干威力が弱くなる程度で、あとは普通の種族と変わらない。

「この星にも太陽があるのだな・・」

「あるみたいですね・・ルナ様は太陽お嫌いですからね」

「あぁ、肌が痛むからな」

ドワーフのいるであろう場所へと到着。


大きな木の下に、がっしりとした男が座っていた。

横に斧を置き、昼寝でもしているのかと思っていたが、どうやら自然と会話しているようだった。

なるほど・・ルナは静かに見つめる。

ドワーフに近づいて行った。

がっしりとした男は、近づいてくる女二人に気づいたようだ。

「・・あっれ? ヴァンパイアの姫様じゃないですか?」

白い口髭がモゾモゾと動きながら話しかけてきた。

「うむ。 貴様は・・確か、ドワーフの長老ではなかったかな?」

ルナは記憶を探っていた。

「えぇ、確かに、その通りです」

「長老・・貴様一人が転移してきたのか?」

ルナは問う。

「・・いや、それがわからんのです。 王が先に行けと言って、私たちが転移させられまして、困っておるのです。 動くにしてもわからぬ場所で、こうして待っております」

ドワーフの長老はそう言って頭を掻いていた。

「そうか・・邪魔をしたな。 王が来たら、よろしく伝えてくれ」

ルナはそう言って、また移動を開始した。


ドワーフの長老はルナの背中で大きな手を振って見送ってくれた。

ルナも軽く手を上げて返事をする。

「ルナ様・・ドワーフの長老・・大丈夫でしょうか?」

ウルダはやや心配そうにつぶやいていた。

「大丈夫であろう・・あれでも長老は、レベルもお主ほどあるしな」

「そりゃ、そうですが・・何と言うか、ドワーフは人が好いというか、優しいというか・・」

ウルダが心配するのも無理はない。

転移してきた時に接触した輩。

あんなのに接触すればドワーフは困るだろう。


ルナは最初に接触した、先住民族のレベルから推察していた。

それほど高いレベルは存在していない民族なのだろうと。

魔素の存在も知らない種族だ。

脅威ではあるまい。

ただ・・うっとうしい感じではあるがな。

ん?

!!

「ウルダ! この魔素・・アニムに似ていないか?」

「はい、ルナ様・・似てますね。 こちらの方向で間違えてはいなかったようですね」

ルナとウルダは東へ、東へと移動して行く。

確実にアニムとの距離は縮まっていた。


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