最強のステータスを引き継いで人間に転生した聖獣ベヒーモス、勇者の婚約者(お姫様)をうっかり寝取ってしまう

銀翼のぞみ

一章

第1話 転生したベヒーモスさん、エルフ娘と出会う

「もう逃げられないぞ! 人の婚約者を奪った卑劣な輩め!」


 とある崖の上で、幾人もの屈強な男を連れた青年が、輝く刃を一人の少年に向けて叫ぶ。


「むぅ、人聞きが悪いぞ〝勇者〟よ。あれは不可抗力というものだ」


「そうです! 〝クロノ〟様は悪くありません! だって、何も知らないクロノ様を誘惑したのはわたしですもの……♡」


 少年――クロノの隣で、彼の腕に自分の腕を絡ませながら、その言葉に頷き、蕩けた声を出すエルフの少女。名は〝アリアフィーネ〟という。


 そんなアリアフィーネの言葉を聞き、青年――勇者が「な……ッ!?」と思わず声を漏らす。その後ろで、屈強な男たちがどよめき始める。


「そ、そんなのは嘘だ! アリアフィーネ、君はその少年に操られているんだぁぁぁぁッッ!」


 そんな叫びとともに、勇者はクロノに向かって輝く剣を振り上げながら、勢いよくその場を飛び出した。


(どうしてそうなる……!? しかし、こうなれば相手をするしかない、か……?)


 クロノは少々躊躇いながらも、自分もその身に似合わぬ長大な剣を構え、勇者の刃を迎え撃つ。


(むぅ、どうしてこうなってしまったのか……)


 刃と刃が火花を散らす中、クロノは溜め息を吐きながら、頭の中で過去を振り返り始めるのだった――


 ◆


 ――ここは、どこだ……? 吾輩はたしか〝魔神〟との戦いで……。


 どこまでも蒼穹が広がる不思議な空間で、彼は目覚める。


 十メートルもあろう純白の巨体、背中からはそれよりも大きな二つの翼が生えている。

 瞳の色はどこまでも澄んだ金。雄々しくも美しい姿をした一体の獅子だ。


「目覚めたようですね、心優しき聖獣、〝ベヒーモス〟……」


 獅子――ベヒーモスの耳に心地の良い声が響く。


 声のした方を見ると、一人の女性が佇んでいた。

 腰まである長い髪の色は青銀、瞳も同じ色をしている浮世離れした美貌をもつ女性だ。


「人間……ではないな」


 ベヒーモスが呟くように尋ねる。

 というのも、彼女の背中に天使のような羽が生えているからだ。

 神聖ささえ感じさせる雰囲気もあって、人間ではないことは一目でわかる。


「その通りです、ベヒーモス。私の名は〝エイリアス〟……。生と死、そして時を司る女神です」


「女神……神話で聞いたことがあったが、本当にいたとはな。その様子だと、吾輩がどのような状態にあるのか知っているな?」


「その通りです、ベヒーモス。貴方は人々を守るため、魔神に挑み自らの命と引き換えに討滅しました」


「そうか、魔神は倒すことに成功したか……よかった。ということは、ここは死後の世界というやつか?」


 女神――エイリアスの言葉を聞き、静かに優しい声で言葉を紡ぐベヒーモス。


 エイリアスの言う通り、ベヒーモスは人々を守るため、世界を破滅に導く存在である魔神と戦い、自らの命と引き換えに討ち倒した。


 魔神は強大で、勇者と呼ばれる人々が誇る最高戦力をもってしても倒すことができず、返り討ちにあってしまった。


 ベヒーモスは人が大好きな心優しき聖獣だった。滅びゆく人々を見捨てることができず、魔神に立ち向かったのだった。


「自分の命を犠牲にしたのに、よかった……ですか、やはり貴方は気高い。このまま魂だけの存在になるのは惜しい存在です」


「と言ってもな、女神よ。死んでしまったものは仕方あるまい。あとは静かに眠るだけだ。人間たちが魔神の滅びた世界で幸せに暮らす姿が見れなかったのは心残りだが……」


 せっかく世界を救ったのだ。せめて世界がどう変わってゆくのか見届けたいところではあったが……それも死んでしまっては叶わない。


 ベヒーモスは寂しげに目を細めつつも、仕方がないことだと割り切る。


「ふふ……対価を求めるのではなく、人々が幸せに暮らす姿が見たい――ですか、いいでしょう。貴方を人間として未来の世界に転生させることとします」


「そうか……――何? 女神よ、今何と?」


「言ったでしょう? 私は生と死、そして時を司る女神です。貴方ほどの高位な存在であれば輪廻を超えても記憶の半分くらいは残すことはできるでしょう。未来の世界で人間として生き、人々の生活に溶け込んでみませんか?」


「…………本当にそんなことができるなら、ぜひやってほしい。人間の生活――憧れていたからな……」


 女神からのまさかの申し出に、ベヒーモスは驚きつつもそれを受け入れる。

 人々の生活を見守れるだけでなく、自分がその中に人として溶け込めるなど思っても見なかった。


「貴方は本当に頑張りました。貴方がいなければ人は滅びていましたからね、転生はご褒美と思ってください。いくつか特典をつけておくので、生まれ変わっても貴方の正義を振るってもらえると嬉しいです」


 女神エイリアスは優しく微笑みながら、ベヒーモスに向かって両手をかざす。


 すると彼の体が青白い輝きに包まれ始めた。輝きはどんどん増していき、ベヒーモスの視界を埋め尽くす。


 ――次の貴方の命が幸福に満ち溢れんことを……!


 最後にエイリアスの声が響くと、そこでベヒーモスの意識は途絶えた。


 ◆


(ここは、草原……? それに視点が低い。それにこの手足……本当に人間に転生したのか!)


 どこまでも広がる草原のような場所でベヒーモスの意識は覚醒する。


 そして自分の手足を確認すると確かに人間のものになっている。


 大きさと肌の質からすると十〜十二歳くらいの子どもに転生したと見える。


【その通りです。転生成功おめでとうございます】


「うお!? 頭の中に声が! 念話か!?」


 突如頭の中に機械的な女性の声が響き渡る。


 思わず声を上げるベヒーモスに――


【念話ではありません。私の名は〝カレン〟。女神エイリアス様によって生み出された音声システムナビゲーターです。これから貴方の人生をサポートしていきますので、よろしくお願いいたします】


「システムナビゲーター……女神が言っていた特典の一つというやつか。確かに未来の世界について何もわからないから、ありがたいな」


 音質は機械的だが、どこかいたずらっぽい印象を与える声色をしたシステムナビゲーター――カレンの存在に、ベヒーモスはさっそく適応する。


 普通の人間ならパニックになりそうなものだが……さすがは魔神を滅ぼした最強聖獣である。


【まずは貴方様の状態について説明します】


「ああ、そうだな。頼む」


【まず、新たな生を受け、エイリアス様により新たな名前を得ています。その名も〝クロノ・ベヒーモス〟――神界での意味は〝時を超えし心優しき聖獣〟です】


「また大層な名前を……まぁ、人として生きていく上で名前は必要だ。ありがたく頂戴しよう」


 ベヒーモス――否、クロノは苦笑しながらも名を受け入れ、続きを促す。


【次にクロノ様の容姿です。まずはこちらをご覧ください――】


「ほう……なかなかの容姿をしているではないか。自分で言うのはアレだが……」


 カレンが言うと同時に、クロノの目の前に鏡面のようなものが現れ、その姿を映し出す。


 やはり人間に転生していた。予想通り、幼い子どもであった。


 白銀の髪に金の瞳、肌の色は白。顔だけ見ると可憐な少女のように見えるが……どうやら前世と同じく男のようだ。


【続いて服と防具を授けます。これも転生の特典の一つです】


 パッとクロノの体が青白い光に包まれる。

 すると漆黒の鎧下、その上に白銀の胸当てやガントレットなどが現れる。


 髪や瞳、それに身に着けるものの色、前世での特徴をイメージカラーにしているのだろうか。


「なかなか丈夫そうでありながら、動きやすいな」


【どれも神界で造られし逸品ですので】


「なるほど、よし。次はこの体がどの程度の強さを有しているのか試してみるとしよう、まずは……」


【ダメです、クロノ様――!】


「《覇獣撃波》!」


 カレン制止の声をかけるが――一歩遅かった。


 クロノは前世で得意としていたスキルを前方に向かって放ってしまった。


《覇獣撃波》――至近距離用のスキルであり、威力はとても高い。

 たとえ鋼鉄であろうと木っ端微塵に砕くエネルギー波だ。


 ドゴォォォォォォォ――――ッッ!


 轟音が鳴り響いた。

 するとどうだろうか、数十メートル先まで草原が抉れてしまったではないか。


【……クロノ様は前世のステータスを引き継いで転生しています。しかし、人間の体になったため力の制御ができません】


「なんと……」


【ちなみにクロノ様のステータスの位階は、神界ではSSSランクとされています。そしてこの時代の人間の限界はSランクです】


「なんと……転生前の強さを引き継ぐか……」


【はい、これも転生の特典となっております】


「しかしカレン、いくら強さを引き継いでも制御できなくては意味がなぁ……」


【クロノ様、それでしたら問題ありません。クロノ様は転生の特典として〝聖獣装武具召喚〟という力を獲得しております】


「聖獣装武具……?」


【はい、説明させていただきますと――】


 カレンが説明を始める。聖獣装武具とは転生したクロノが得た新たな力だ。


 彼の成長に合わせ、ベヒーモスとしての力を振るうことを可能にする武具を召喚できると言う。


【先ほどスキルの制御に失敗したことで、近接系の聖獣装武具を一つ獲得しました。名は《聖獣剣》です。頭の中でその名を意識すれば召喚可能です】


「よし、早速試してみよう」


 カレンの言葉に頷きながら、クロノは頭の中で(来い、《聖獣剣》……!)と叫ぶ。


 すると彼の右手の中に、青白い光が迸り形を成す。

 その名の通り剣だ。身の丈を超える大剣であり、刃の色は蒼銀。持ち手や鍔は純白だ。


「ほう、吾輩の手によく馴染むな。それに剣自体からエネルギーのようなものを感じる」


【当然です。クロノ様から生まれた剣ですし、女神エイリアス様の加護も授けられてますので、ちなみに神聖属性も有しています】


「なんと、神聖属性をか! 前世で、吾輩も使えたが、勇者や巫女と違い使用回数に制限があったのだが……」


【これも転生の特典です】


「なんと……」


 神聖属性とは今もクロノが言った通り限られた者のみが持つ強大な属性だ。

 あらゆる生物の弱点となり、特にアンデッドや魔族、魔王、そして魔神に有効な属性とされている。


「とりあえず制御できる力があれば戦闘においては何とかなるだろう」


【はい、クロノ様の適性であれば問題ないと思われます。聖獣装武具召喚は本人に扱えないものは生み出しませんので】


「それは何より。それでは……そろそろ人のいる場所へ移動できるか? 吾輩はそちらの方が楽しみだ」


【はい、このまましばらく真っ直ぐ行くと、人が暮らす大都市〝クラリアル〟が見えてきます。クラリアルはこの国、〝アウシューラ帝国〟の帝都でもあります】


「大都市か! ……帝都、ということは皇族が暮らしているのか?」


【その通りです。ところで、人間の暮らしに溶け込むには金銭が必要です。私はクロノ様に冒険者になることをオススメしようと考えていました】


「冒険者か、この時代にも存在するのだな。ちなみにだが……魔神との戦いからどれほどの時が――いや、聞くのはやめておこう。あとで自分で知った方が楽しそうだ」


【かしこまりました。それではクロノ様に求められない限り、余計な情報を与えないように務めます】


「ああ、ありがとうカレン。そうしてくれると助かる。――よし、そうとなれば出発だ!」


 クロノは幼く愛らしい表情を輝かせながら、《聖獣剣》を天に掲げて歩き出すのだった。


 ◆


「おお! あれがクラリアルか!」


 歩くこと数十分ほどだろうか――


 途中いくつかのモンスターに襲われることはあったが、全て《聖獣剣》で一撃のもとに倒して進んできたクロノの視界に、高い外壁に覆われたエリアが遠くに見えてくる。


「む? なんだ、血の匂いがするぞ……?」


【空気中の成分を解析するに、これは人のもののようです】


「何!? ということは怪我をしている者がいるということか! こうしてはおれん……!」


 頭の中に響くカレンの言葉に、クロノは血の匂いのする方向に走り出した。


 すると――


『ガルッ!』


『ガルルル……!』


「へへっ……これで男どもを殺し終わったな」


「へい! いや〜さすがお頭!」


「見事なモンスター捌きです!」


 ――そんな会話が聞こえるとともに、クロノの目に惨状が飛び込んできた。


 そこには壊された馬車と、幾人もの甲冑姿の男たちの死体。そしてその周りを三人と二体の狼のようなモンスターが囲んでいる。


 そして壊れた馬車を背にしながら、嗚咽を漏らし怯える少女が一人――


「へへっ、そう怖がんなよ」


「そうさ、攫うついでに、ちょ〜っと遊んでやるだけさ」


「それにしてもすげー上玉だな、しかもエルフだなんてついてるぜ!」


 男たちが下卑た会話を交わし、それを聞いた少女が「ひっ……」と小さく悲鳴を漏らす。


「なるほど、モンスター使いに、ナイフ使い、それに魔法使いか」


「「「…………ッ!?」」」


 ジリジリと少女に迫る盗賊と思しき三人の男たちの耳にそんな声が響く。


 もちろんクロノのものだ。


「何だこのガキ? どこから現れやがった……?」


「関係ねぇ、見られたからには殺すまでだ、喰らえ《ファイアーボール》!」


「待てお前ら――」


 ナイフを持った男がクロノを見て不思議そうに呟くも、そんなことはお構いなしとばかりに、クロノに向かって杖を持った男が叫ぶ。


 盗賊の頭目らしき男が制止の声をかけるがもう遅い。


 杖を持った男の目の前の空間に火球が生み出され、クロノに向かって勢いよく飛んでくる。


「遅いな――」


 対し、クロノは呆れたような表情を浮かべ、静かに、しかしとんでもない速度で《聖獣剣》を振り抜く。


 火球と《聖獣剣》が激突――すると火球は真っ二つに割れてクロノの後ろへと通りすぎ、小規模な爆発を起こす。


「は…………?」


「け、剣で魔法スキルを斬った……だと?」


 火球を放った男、ナイフを持った男が呆然と呟く。


「いけ! グレートファング!」


『ガルル!』


『ガルッ!』


 そんな中、お頭と呼ばれていた男が二体の狼型モンスター――グレートファングを放ってくる。


 そしてそれと同時に、自分は反対方向へと駆け出す。


 この男はわかっていたのだ。

 幼い体で、身の丈を超える大剣を、軽々と持って移動するクロノの異常性を。


 下手をすれば自分たちでは敵わないだろう……だからこそ、杖の男が《ファイアーボール》を発動するのを止めようとしたのだ。


「なるほど、賢明な判断だ。だが、悪党は逃がさん!」


 詳しい状況はわからないが、男たちが略奪や殺人行為をしたのは明らかだ。

 他者のために命を差し出して魔神に挑むほどの正義感を持つクロノからすれば、放っておくことはできない。


 まずはその場で半回転。

 飛びかかってきたグレートファング二体を頭から一気に両断する。


 何という切れ味だろうか。グレートファングが骨ごと、まるでバターでも切るかのように両断できてしまった。


 クロノは止まらない。


 そのまま前にステップすることで急加速。ベヒーモスとしてのステータスが誇る脚力を活かし、あっという間に頭目とそれを追いかけ逃げようとしていた手下へと追いつく。


「しばらく眠ってろ!」


 手下二人に手刀を放つ。二人は「うっ!?」と声を漏らしそのまま気絶。


 クロノは片方の男を持ち上げると、頭目の背中に向かって投げつけた。

 背中にぶつかった衝撃で悲鳴を漏らしながら頭目が横転する。


 そんな頭目の股間に、クロノは「成敗!」と言いながら、重い蹴りを叩き込んだ。


 頭目は激痛のあまり「えんっ!」と叫び声を上げると、気を失うのだった。


「ふむ、少女よ大丈夫か?」


「え……あ、はい! 助けていただきありがとうございます……っ!」


 男どもの襟を持って引きづりながら、クロノが少女に問うと、そんな答えが返ってきた。


「ア……アリア……?」


 少女の姿を改めて確認したところで、クロノは思わず声を漏らした。


 アリア――クロノが転生前、ベヒーモスであった頃、彼にはアリアという名の友がいた。彼女は女勇者であった。そして魔神に挑み……。


 プラチナの髪にアイスブルーの瞳、白磁の肌。そして美しくも愛らしい絶世の美少女と呼ぶに相応しい容姿――歳は十六〜十八歳くらいだろうか。


 目の前の少女はかつての友、女勇者アリアと瓜二つだったのだ。


「えっと……わたしの名前はアリアではなく、アリアフィーネですが……」


「そ、そうか、すまん……知り合いに似ていたものでな……」


 呆然とした様子で声を漏らしたクロノに、少女――アリアフィーネが名乗ると、ようやくクロノは落ち着きを取り戻す。


(似ている、名前までもが……しかし考えてもみれば、ここは未来の世界。アリアがいるわけもないな……)


 そのことを思い出し、クロノは自重気味に笑う。


 そんなクロノに――


「あぁ、なんてお優しい方なんでしょう……わたしを助けてくださっただけでなく、体を気遣ってくださるなんて……!」


「な、ちょ――うむぅ!?」


 少女――アリアフィーネはクロノを見つめそんなことを言うと、急に顔を赤らめ彼に飛びついてしまった。


 とんでもない大きさの胸を持っている。その大きさメロンといって差し支えないだろう。

 そしてそんな二つのメロンの中に、クロノの顔が強制ダイブさせられてしまったのだ。


【アリアフィーネがクロノ様に好意を寄せ、性的な興奮を覚えたようです。性交渉が可能ですが、いかがいたしますか?】


(はぁ!? カレン、貴様何を言っている!?)


 少女のメロンに埋もれるクロノの頭の中に、カレンのとんでもない言葉が響き渡る。


 どうやらカレンには相手の状態変化把握機能もついていたようだ。


【アリアフィーネがクロノ様とやりたがってます。キメますか?】


(やかましいわ! 言い方変えんでもわかるわ!)


 これがクロノと、エルフの少女・アリアフィーネとの出会いだった――

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