浮世のゴミ

黒煙

第1話 東京は雨にうたれて

 今日は東京は雨。例年より長く梅雨が続き、人々はジメジメした日々を過ごしている。おまけにテレビは連日新型コロナウイルスで大騒ぎだ。

 そんなことに全く興味がないようにカフェの窓から雨空をのぞく私。

何かいい小説のネタはないかなあ。

雨が降っているせいか、道行くバスも自動車も急ぎ足になっているように見える。

このままじゃいけない。

なぜか。

私は異世界ファンタジーなど書けないからだ!

pvなどたいして稼げるわけがない。

なので私は決心した。

私の人生を晒そう!

いいところも悪いところも醜悪なところも恥部も曝け出しまくってやろう。

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