第8話 季節

煌々と 灯る街灯 通り過ぎ

そこに見たのは 幻影のはず






春過ぎて 花弁落ちて 世を忍ぶ

その後の緑に 楽しみ見うる






寂しかな 誰も僕など 見ないフリ

そうして今日も 普通に戻る






梅林 香りを楽しみ 通り過ぎ

次に喜び 見出す者よ






散歩道 僕の嫌いな バッタ跳び

夏を知らせて ピョンと一つ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る