第4話 青春



猫見上げ 私の顔を 一瞥し

空を見上げて 星降る夜に






しゃんと立ち 太陽浴びて 密やかに

水を浴びての 空色いかに






窓開けて 外を見出す 人の子よ

そこから先は 雨降る夜に






檸檬手に そこに立ちたる 我が恋は

ギュとひと齧り そのままの味






机開け バッと散らばる ビー玉の

色とりどりの 明かりをはじく

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