第12話   魔法使い

先日、私のエッセイにレヴューを書いて下さる方がいて、


それを読んで思ったのです。


言葉を読んだ自分は、誰かの人生の時間に、気づきや嬉しいって


ことをプレゼントできてよかったなって感じたのと同時に、


自分が、やろうかどうしようか迷っていた事を、


やるって勇気をもらえた。どんな小さな事、例えちょっとした


言葉でもいいんだという自信ももらえた。


ほんの数行の言葉で、今まで自分がもてなかった勇気や自信を


持てるってすごいな。


言葉のなかにある思いって魔法のように人を変えるのだ。


それは、ちょっとしたことかもしれないし、相手の人生を


変えるようなことかもしれない。


そういう意味で、私達は、他人に魔法をかけることのできる


魔法使いだ。


相手に、愛のある言葉をかけるのに、時間もお金もいらない。


目の前の子供に


「今日も笑顔でいてくれてありがとう」って言葉をかけるだけ


でもいい。


そうすると、子供の嬉しそうな顔で、自分にも魔法がかかる


のだ。


これを読んで下さった方にも、たくさんの素敵な魔法があります


ように!

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