第9話 蝶々

先日、自然のある場所に行きたくて、原宿にある明治神宮に


いってきました。


あそこは、奥に芝生のスペースもあったりして、レジャーシート


持ってくればよかったと思ったくらい良かったです。


いろんな所を散策していて、いたるところに蝶々がヒラヒラと


飛んでいた。


私の目の前を、二羽の蝶々がクルクルダンスしていて楽しそう


だった。


それを見ていて、なんで、蝶々は、幼虫と成虫であんなに姿が


違い、蛹の時には、蛹の中で、自分の中の物を全部ドロドロに


溶かして(一部の神経や呼吸器以外)再構成し、全然違う


代謝や消化器官とか、全く別の形態になるんだろうかって


疑問が、自分の中で腑に落ちた。


だって、全然違うものなら、最初から、別の生物として存在して


いればいいのに。


そうじゃないんだ。


「自分の中の物を作りかえれば、生きながらにして、全然違う


自分になれる」


という事を、あのきれいな姿で、私達に教えてくれているんだ。


「自分の中の思いや思想が自分を作っていくから、逆にいえば、


それさえ変えれば、いつでも生きながらして、全然違う、


新しい自分に生まれ変われる!」


そう思うと、あちこちで飛んでるきれいな蝶々が、


みんなを勇気づけてくれてるように思えた。

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