第6回『気になるどー』👇👇(最新)

第6回の評価モードや評価基準など(また大幅更新)



(評価モードについて)


 評価をする際のどんなレベルの視点で見るか、というモードを選択できるようにしました。「作者さんがどんなレベルを目指しているのかによって変わりますが……」といった言葉を使用する機会が多いので、逆に私が最初からそれを判断するための基準が欲しいなぁと思った次第です。


 モードは『プロ、ハード、ノーマル、ハッピー』の4種類から選べます。

 指定は連絡ノートで。指定がなければノーマルモードで評価します。


 上位モードほど言葉を選ばずバシバシ指摘するので、時間内で読める範囲が増え、評価シートに書かれる指摘の数も増えます。


 なお、モードによって採点が甘くなるというわけではないです。プロモードの10点と、ハッピーモードの10点、どちらも同じになるよう気をつけながら評価していきます。



●プロモード


 「俺、本気でプロになりたい!」という作者さん向けです。あくまで私から見た「プロ作品の市場でも通用しそうなテーマあるいは冒頭か」を判断します。テーマ選びの参考までに留めてほしいです。このモードの場合、どんなに文章が上手で面白い作品で採点が高くても厳しいコメントが付く可能性があります。比較対象が既存のプロ作品なので、「これなら既存の名作とは戦えないよなあ……」という場合もあります。指摘する側としてはあまり気持ち良くないので、あんまりお勧めはしたくないモードです。


●ハードモード


 成長意欲が高く、バシバシ指摘してもらって結構! という精神的に強めの作者さん向け。あまり言葉を選ばず、率直に指摘事項を投げつけるので、効率は良いと思います。とにかく成長したい、自分の課題を見つけたい、面白い作品が書けるようになりたい、そういう欲求が強い作者さんにお勧めです。思わぬ気づきを得られるかも。


●ノーマルモード


 1番お勧め。自分が成長することが目的で、そのための課題を見つけたいという作者さん向け。それが1番です。もしその先にプロが見えるなら、それはその時に考えましょう。その作品単体で良い部分と指摘事項を探しながら、どうすれば改善できるか提案などもしつつ、とにかく作者さんの作品が魅力的に、本来書きたい形になるよう、その作品に寄り添いながら、評価していきます。


●ハッピーモード


 精神的に傷つきやすい方、小説を始めたばかりの初心者さん、プロはそこまで視野に入れていないから楽しく創作したいという作者さん向け。作者さんが書きたいもの、表現したいものがきちんと文章化できるように、とにかく楽しく、作品を書き上げられるよう提案していきます。良い部分、できていることに焦点を当てつつ、「ここを改善したらもっと効果的かもね」といった提案もしますが、基本的には作品と同時に作者さんの心にも寄り添いながら楽しく評価していきます。ただ、採点だけは客観的にそのまま数値化しますので、そこだけはすみません…。




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(評価の方法について、気になるどーの評価5項目+加点項目)


・タイトルあらすじ掴み……20pt

・キャラクター……20pt

・ストーリー……20pt

・文章力……20pt

・世界観、オリジナリティ……20pt

加点項目

・続きが気になる度……10pt

=合計110pt

──小説の世界は、100点を取ればオーケーではなく、プラスアルファを積み上げていくことが重要な世界なのだと、プロの先生が仰っていたのです!


(※採点方式について)

 各項目それぞれ、より具体的なチェック項目に分けられており、5~1ptずつ加点される方式を採用しています。5~1ptに対するおおまかな意味づけは以下のとおりです。某レーベルさんの評価シートを参考に、調整を加えています。

 

5……とてもよくできている。

4……できている。

3……どちらとも言えない。

2……あまりできていない。

1……できていない。


※尾崎ゆうじが独自に、各項目を〇と●に分け、調整しています。記号の意味は次のとおりです。


〇→おもに小説・物語制作における『基礎力』に係る項目

●→おもに物語を面白く・魅力的にするための『創造力』に係る項目

 

 どちらかの合計点が目立って低かった場合、それぞれ鍛えていくためのアプローチが異なりますので、今後のトレーニングの参考となると思います。

 前者が低い場合は、持っている面白いアイディアを的確に読者へ伝えるため、『書く力』を鍛えるような、ハウツー系の知識を学ぶのが近道で、

 後者が低い場合は、より幅広いジャンルの作品に触れたり、流行の調査をしたり、実際に新しい体験をしたり、といった『世間が面白いと思うもの』に触れたり、『新しい分野への挑戦する』といった、体感系のインプットをメインとした学習が近道だと考えられます。



(タイトルやあらすじ・掴み……20pt)


 〇興味を引くあらすじか、作品を読みたくなるか…5~1pt

 〇本文冒頭は読者の関心を掴みそうか…5~1pt

 ●ストーリーに対し適切で魅力あるタイトルか…5~1pt

 ●キャッチコピー等の内容は読者の関心に刺さりそうか…5~1pt


(キャラクター……20pt)


 〇人物の感情描写が適切で、共感できるか…5~1pt

 ●登場人物は魅力的か…5~1pt

 ●台詞や行動で人物の本質が描かれているか…5~1pt

 ●登場人物たちの関係性が上手く描けているか…5~1pt


(ストーリー……20pt)


 〇物語の方向性がはっきりしているか…5~1pt

 〇あらすじから想像するに適切な書き出しになってるか…5~1pt

 〇登場人物の設定がストーリーに生きてるか…5~1pt

 ●読者を楽しませようと工夫しているか…5~1pt


(文章力……20pt)


 〇読みやすく、書きこなれた文章か…5~1pt

 〇用字用語に誤りがなく適切か…5~1pt

 〇会話や台詞に同時代性はあるか…5~1pt

 ●内容に対し文体は魅力的か、ふさわしいか…5~1pt


(世界観、オリジナリティ……20pt)


 〇世界観や設定に矛盾はないか…5~1pt

 〇フィクションなりのリアリティを演出できているか…5~1pt

 ●想定読者の興味、関心を引きつけられるテーマか…5~1pt

 ●アイディアが斬新か…5~1pt


【加点項目】

(続きが気になる度!……10pt)


 ●特有の魅力、売りがある…5~1pt

 ●続きが気になった!!…5~1pt

 (実際に時間外で読んだ5/気になった4/どちらとも3/あまり2/気にならない1)


それにプラスして、コメントをいくつか付ける形式です。


良かったところ

指摘・提案事項


※指摘や提案は、あくまで読んだ範囲における尾崎の見解なので、ピンとこなければ、無視していただくことを推奨します。


 ※あくまで大まかな評価基準です。参考までに捉えてください。なお、この評価基準は第6回気になるどー(2020年12月1日以降)から適用。それより前はここまで基準を固めていなかったので、他の評価やフル読み書評などと比較してもあまり意味はありません。



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(カクヨムやなろう上でのレビューについて)


 尾崎ゆうじは第5回気になるどープロジェクトから、作品を気に入っても☆はつけないことにしています。個人的には応援したい作品には評価を付けてあげたいのですが、体面的なことを考えると、作品内容に関わらず☆をつけたり、ヨイショするタイプの人間だと思われる可能性があり、控えています。


 作者さん自身もまた、「☆やその場限りのPV欲しさで参加した短絡的な奴」のように、揶揄されるようなことがあってはいけないと考えています。


 なお、気になるどーで評価した作者さんは、(忘れてなければ)例外なくフォローしています。「そういえばあの作者さんどうしてるかな…」なんて気になった時に、様子を見たいなと思ってそうしています。


 作品の価値に見合わないレビューやPVで、注目度を集めるブースト的なことをする人間ではないとご理解ください。☆や都合の良いレビューだけが欲しい方は、他をあたることをおすすめします。


 私は「面白い、これ好き」──そんな読者の反応がPVその他に現れてほしいなあと願っている人間です。


 とりあえず以上です。

 評価基準などは、これからも回を重ねるごとに改良していくと思います。


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