序の弐 状況は変化している?
7月現在、都内他某店でドラマ、アニメ化された「魔道祖師」の原作が平積み販売されている。特装版と言われる豪華セットで日本で買うと一万円以上と、結構な値段になる。
現物は、昨年7月に台湾で出版されたもので、内容は中国語だが、日本の旧字体に当たる繁体字で書かれていて、通常の中国語学習では、中々読める代物ではない。それでも売れている。ちなみに通常版の方は一体。、タイやベトナムの大手書店では新刊コーナーに普通に置いてあったそうだ。韓国含め、現地語で翻訳もされている。
実は、一年前、現地に支店を持つショップの問い合わせ窓口に、それとなく取り寄せできませんか? とメールを送ってみていた。当然、にべもない返事を貰って「やっぱりね」と肩をすくめた。文化関係は音楽も何も縦割りで、欧米指向だからアジア圏のそういったトレンドに関しては、呆れるほど鈍いからね。
そう思っていたら、一年でこの変化。一体なにがあった。ドラマの影響?
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