第7話 混乱の始まり


戦争 連邦の崩壊・・


磁気嵐の本格的な活動


磁気嵐は砂の惑星を中心として

大きく渦巻き

惑星も嵐で建造物がほぼ全壊


多くの民間船 連邦の者達が逃げるように去ってゆく


「クリストファル・エセルファリス長官

一緒に行きましょう!


これを逃せば 次は機会がないかも知れません」


「いいや 宇宙港エア・ポートの入り口を安定させるのに

人手がいる

エリック 他の者達を頼んだぞ!


何としても私も後を追って

惑星フォルトーナに帰還する

・・・大事な子供に老いた家族がいるから」



「良いのかクリストファル 

我ら部族の者達が

安定させる お前も行くがいい


我妻よ エリュシュ・・お前も行け 

帰るんだ

お前は水の民 人魚の子孫だ 


施設の整った場所でなく


以前の状態に戻ろうとしている 

乾いた砂の大地ではとても辛い事になる!」


「いいえ 私は残ります

この砂の大地でも私は適応しているわ 

お腹に子供もいるのよ


それに医者とエンジニアの仕事が出来る

私は必要よ」


「操作に手慣れた者でなくては 

この磁気嵐では宇宙港の入り口は維持出来ない ファリアス」


「・・・わかったクリストファル

我らも手伝う」


「私も残ります ここには妻がいます」

数十人が名乗り出る


「・・星間戦争で故郷の惑星は消滅しました

私も残ります 連邦の一員として役目を

果たします」更に志願して残る者達


「民間人ですが手伝います 僕も此処に恋人がいますから」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る