コラム みんな、もっと本を『読め』!
『小説を書く』という
景気が悪かった時とか子供が名立たる賞を取った時とか……
私は地道にインターネットが出来る前からワープロや、その前は原稿用紙に色々なものを書いていた。
そして、流行が起こるたびに「ねぇねぇ、自分の作品を読んで」と彼らの小説を読むことになる。
『私は編集者か?』と内心悪態をつきながらも読む。
だが、長編にしろ短編にしろ最後まで書き上げた人は皆無である。
現在、何度目かの『小説を書く』流行が来ている……
というか、もう、インターネット上では当たり前にある。
もう、紙も鉛筆もいらない。
パソコン、最悪、スマートフォンがあれば、何処でも誰でも手軽に小説(文章)を全世界に向けて発信することが出来る。
また、今は文庫などの紙媒体よりデジタル書籍が手軽だ。
では、その話が面白いか? などと問われれば微妙である。
もちろん、中には書籍化、映画化、漫画化などしたヒット作もある。
ただ、その倍以上没になった作品もあるのも事実だ。
よく、小説家志望の人間に有名作家などが「とにかく書きなさい」というアドバイスをする。
このこと自体に私は異論はない。
書かなきゃ、自分の現状が分からないからだ。
しかし、同時に「どこの向かうのか?」「どうおもしろくするのか?」に関しては「とにかく読みなさい」と言いたい。
ただ、書いていると最悪自分だけの世界で他人から見て全然面白くないことが往々にしてある。
だから、様々な書籍を読んで自分に刺激を与える。
一回自分をリセットする。
作家の卵たちよ、本を『読め』。
私の好きな文庫 隅田 天美 @sumida-amami
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