なんだかんだで

ストレートに書けるし、長続きしそうなのはここな気がする。もちろん、小説は書いていくわけだけれども、どこか安心感のある場所ってのはある。そういう場所を仕事場にしない方がいい。例えばカフェが好きだからってカフェで働くのはやめた方がいい。息抜きをする場所が職場になるわけだから気を抜いて作業したりなんて言うことはできなくなるからである。例えば建築が好きだからって建設に必ずしも就くことが正義ではない。私は建築は大好きだけども建設業に関しては嫌悪している。そうサバサバ考えられればいいけれど、一度建築自体を嫌いになったことがある。自社物件を見るだけで吐き気がするし目が回る。一番好きだった場所で働いていたので今ではそこには立ち入らないように細心の注意を払っている。どこの業種でもいいけど休日に会社に行きたいとは思わないだろう?だから休みの日に行きたい場所を仕事にしてはいけないのである。なんとかランドのキャストとして働いてしまったら最後、二度と個人でそこに行くことはできないだろう。でも私もやりたいことがある。葬祭場での仕事だ。休日に葬祭場に行くことはないし、葬祭場がサードプレイスになってしまっても結局困るので葬祭場はいい仕事だと思う。特に火葬場で働きたいのだが、なかなか回りがGoサインを出してくれない。人の最後を飾る仕事でとてもいいと思うのだけれど誰もかもがやめとけという。お骨拾いはやりたくないけれど所謂焼きの仕事はしてみたい。どんどん人が溶けていって最後には骨になるのだけれどその間が本当の意味での最後の魂だと思うので荘厳に行いたいと思う。いいと思うんだけどな、火葬場。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る