孕まない女(不妊治療体験談)
常木らくだ
はじめに
このエッセイ『孕まない女』は、もともと2020年7月に途中まで公開していたものですが、このたびカクヨムコンテストへ参加するにあたって大幅なリニューアルを行いました。
具体的には、
・規定字数の関係上、いくつかのエピソードを削りました。旧バージョンをブックマークしてくださっていた方には大変申し訳ないですが、新バージョンの方がシンプルにまとまっているのでご了承いただければ幸いです。
・作品のテーマ上、生殖に関する単語が出てきますが、エッチな内容ではないので「性描写あり」の設定を外しました。安心安全、電車で読んでも大丈夫!
・『孕まない女』というタイトルは小説っぽいので、エッセイであることを強調するため、不妊治療体験談という説明を追加しました。最初から最後まで実話です。個人的には、こんな人生はむしろフィクションであって欲しかったと思いますが。
さて、さっそく本題へ入りますが、皆様は不妊治療に対してどんなイメージをお持ちでしょうか? 痛い、つらい、大変そう……。おそらくその手の、あまり良くない印象だと思います。かくいう私も、最初はそんなイメージでした。できれば避けて通りたい。とはいえ、30代も半ばに差しかかり、内心かなり焦っているのも事実。そこで私は、一念発起して、レディースクリニック開催の無料説明会へ参加しました。34歳の時でした。
というわけで、ここから先は、私のリアルな体験談を綴っていきます。すべては書き切れないため、要点を絞っての紹介になりますが、このエッセイが皆様にとって不妊治療を知るキッカケとなれば嬉しいです。それでは、さっそく始めましょう!
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