【コミックス5巻は10月10日発売】創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
第123話「番外編:トールとルキエと『闇夜に導く者』」
第123話「番外編:トールとルキエと『闇夜に導く者』」
「創造錬金術」書籍版発売記念の番外編、第8弾です。
書籍版発売日まで、あと2週間前になりました。
カドカワBOOKさまのホームページでは、表紙やキャラクターデザイン、画像つきの作品紹介も公開されています。
YouTubeで「創造錬金術」のCMが公開になりました。
作品の概要欄と近況ノートに、リンク先のアドレスを貼ってあります。
ぜひ、見てみてください。
さてさて。
今回のルキエは、トールに安全のためのアイテムを依頼するようですが……。
──────────────────
「トールに安全対策のためのアイテムを作って欲しいのじゃ」
「安全対策のためのアイテムですか?」
ある日の午後、工房でお茶を飲んでいると、ルキエがそんなことを言い出した。
「実は、国境近くの山岳地帯に、危険な場所があるのじゃよ」
「はい。将軍から聞いたことがあります。いきなり森が切れて、
「そうじゃ。そこは近くの村人が採取や狩りに行く場所でもあってな……」
ルキエは説明を始めた。
国境近くの山の中に、村人が採取や狩りに行く場所があるそうだ。
そこは木の実やキノコが豊富で、獲物となる動物も多い。
だけど付近には、危険な場所がある。
木々の向こうにある、切り立った斜面だ。
かなりの高さがある断崖絶壁で、踏み外すとかなり危ないらしい。
しかも、まわりは木々や草に囲まれていて、危険に気づきにくい。
普通に歩いていると、突然、地面がなくなる。
採取や狩りに夢中になっていると、いつの間にか
実際に、村人が数人、その場所で怪我をしている。
ルキエとしては重傷者が出る前に、対策しておきたい、ということだった。
「山道は整備されておる。そこから逸れぬように歩けば問題はないのじゃが、うっかり道を逸れてしまう者もおってな」
「確かに、それは大変ですね」
「村人には警告しておるし、時々兵士も巡回させておるが、それだけでは足りぬ」
「対策のためのアイテムが必要なわけですね」
なるほど。
となると、人が落ちても怪我をしないようにすればいいかな。
「だったら、崖に落下防止用の網を仕掛けておきましょう。『チェーンロック』を使えば、簡単に固定できます。人が崖から落ちても、受け止めてくれるはずです」
「なるほど、それはよいアイディアじゃ」
「ありがとうございます」
「誰かが落ちたときの対策はそれでよいとして……念のため、
ルキエは少し考えてから、そう言った。
「なるべく遠くからでも目について、安全な場所がはっきりとわかり、危険地帯に住民が近づかなくなるようなものがいいのじゃが、心当たりはあるか?」
「そうですね。探してみます」
俺はうなずいた。
そういうアイテムなら、勇者世界にありそうだ。
あの世界は、超絶な戦闘能力を持つ人間がうようよいる場所だからね。
当然、危険を避けるためのアイテムもあるはず。
「というか、この前、それっぽいのを見つけたような……」
俺はテーブルの上に『通販カタログ』を広げた。
ページをめくっていくと……後ろの方に、紙が挟まっていた。これかな?
あれ? よく見ると……紙質が違うな。
『通販カタログ』に挟まっていたけど、それとは違うもののようだ。
引っ張ると外れる。他のページのように、
どうやら、別の紙が紛れ込んでいたみたいだ。
紙には『地域を守る、業務用商品のご案内』って書いてある。
特別な宣伝文のようなものだろうか。
そこに載っていたのは──
「これは……人を誘導するためのアイテムか」
写っていたのは、背の高い男性の人形だった。
これが勇者世界の、他者を安全な場所に誘導するためのアイテムらしい。
「……これは、マジックアイテムなのか? 余には、ただの人形に見えるのじゃが」
「ただの人形ではないです。『業務用商品』って書いてあります」
「『業務用商品』じゃと?」
「つまり異世界勇者たちが、実戦で使っていたということですね」
「なんと!?」
「ただ、戦闘用のアイテムではないです。彼らが戦っている場所に、人を近づけないようにするためのアイテムのようです。勇者が周囲の被害を気にすることなく、全力で剣を交えるために」
「……そのようなアイテムがあるのか」
「はい。それがこの『誘導用人形』です。この紙には『安全な交通のための必須アイテム』と書いてあります」
「ほほぅ……興味深いな」
ルキエは目を輝かせて、うなずいた。
『誘導用人形』は、危険な場所に人を近づけないためのアイテムだ。
目立つ姿で、光る棒を持っている。人の通行を誘導するのが、その役目らしい。
形は文字通りの人型だ。大人の男性の姿をしている。
頭には半球形の
いわゆる、ゴーレムのようなものだ。
でも、可動部分は片腕だけ。
手に持った、赤い棍棒を動かして、危険を知らせるようになっているみたいだ。
可動部分が少ないのは、魔力の消費を減らすためだろう。
その方が、長時間動かせるからな。
この『誘導用人形』は勇者世界のあらゆる場所で使われ、人々の通行を誘導してきたそうだ。
そうすることで、みんなの生活や生命を守ってきたらしい。
危険を知らせ、人を遠ざけて、生命を守る。
これは、そういう
「この人形が、人々が危険な場所に近づくのを防いでくれるのか……?」
「はい。おそらくは『防犯ブザー』と似たアイテムだと思います。内部に仕込まれた魔石が、すごい存在感やプレッシャーを発生させるんじゃないかと」
「なるほど……そう考えると、人形の表情にも意味がありそうじゃな」
「無表情ですからね」
「無の境地に達しているのじゃろうな」
「この
「暗闇で赤く光るようじゃな」
「『近づくな。貴様の血で、この棍棒をさらに赤く染めてやるぞ』という意味でしょう」
「じゃが、片腕しか動かないのは不自然では?」
「それは魔力消費を抑えることで、稼働時間を延ばすためだと思います」
「勇者世界じゃぞ? ゴーレムくらい、無限に動かせそうじゃが」
「もしかしたらこのゴーレムは、パワーがありすぎるのかもしれません。両腕を使ったら、ボディがその力に耐えきれないのかも」
「あるいは『勇者を止めるなど片腕で十分』という意味があるのかもしれぬな」
「考えられますね」
「……ううむ」
謎の多いアイテムだな。『誘導用人形』って。
解説文には『工事現場や危険な場所に、人を近づけません』って書いてある。
工事現場はこっちの世界にもある。城や砦を建築中の場所のことだ。
城や砦が必要ということは、そこは戦場か、あるいは魔獣の多い地域だろう。
そんなところに勇者を近づけたくないのはわかる。
勇者がやってきて戦いを始めたら、工事どころじゃないからね。
でも、『危険な場所』ってどんな場所だろう?
超絶の力を持つ勇者にとっての、危険な場所か……。
近づくと異世界に飛ばされたり、勇者から見て異世界の生物が来たりするのかな。
あるいは『魔獣ガルガロッサ』のような新種の魔獣が出てくるとか。
……想像もつかない。
いずれにせよ、この『誘導用人形』は、そういう危険から人々を守っている。
人々の通行を誘導することで、みんなを安全地帯に導いてきたんだ。
そういうアイテムなら、こっちの世界で使っても大丈夫だろう。
「ルキエさま。『誘導用人形』を危険な場所の近くに置くのはどうでしょうか?」
「この人形で、皆を崖に近づけないようにし、山道へと誘導するわけじゃな」
「そうです」
『誘導用人形』はゴーレムだから、俺の『創造錬金術』で作れる。
動くのは片腕だけ。可動部分が少ない分だけ、作るのは簡単だ。
でも、足はどうしよう。
方向を変えられないと困るけど……可動部分を増やすと、魔力消費も増えるからな。回転する台座をくっつけて、向きを変えられるようにすればいいか。
あとは、光る『
人を近づけないように『防犯ブザー』の機能を追加して。
あとは──
「ルキエさまは、なにかリクエストがありますか?」
「そうじゃな。皆が、その人形の存在理由に納得するようにしたいのじゃが」
「それなら、山道に看板を立てるのはどうですか?」
「危険な場所について知らせるわけじゃな。じゃが、気づかず通り過ぎることもあろう」
「看板の下に椅子を置くのはどうでしょうか?」
「なるほど。椅子に座って一休みすると看板が目に入る。その後、『誘導用人形』を見れば、その存在理由に納得ができるな」
「そうですね。あとは掲示板を置いて、気づいたことを書き込んでもらって──」
「ふむふむ──」
俺とルキエはアイディアを話し合う。
ふたりのアイディアを取り入れながら『誘導用人形』の設置計画は進んでいったのだった。
──数日後の夜。国境近くの山道で──
「……自分はすでに、魔王領に入ったようだ」
剣を背負った男性はつぶやいた。
旅装だった。
革の鎧を身にまとい、背中には剣の他に、食料と水が入った袋がある。
彼は、帝国に住む剣術使いだ。
長い時間、仲間と共に剣の腕を磨いてきた。そこそこの実力者だ。
数日前、いつものように仲間と酒を飲んでいると、こんな話が出た。
『魔王領の魔獣を倒すことが、剣術使いにとっての腕試しになる』
──と。
仲間の間でも『魔王領に住む魔獣を倒した』と口にする者は多い。
魔王領で魔獣を倒すことは、魔族や亜人に、人間の剣の技術を示すことに繋がる。
それが、帝国に住む剣士たちにとってのステータスにもなっているのだ。
この剣術使いも、そう考えて国境を越えた。
彼は剣を道を究めようとする求道者でもあったが、多少の名誉欲はある。
だから夜を選び、魔王領へと入ってきたのだった。
そうして、山岳地帯に入って数時間。
いまだ魔獣に出会う気配はない。
「今日は空振りか」──そう考えて、彼が帰ろうとしたとき、
ぶぉっ!
「──ぐぬっ!?」
なにか強大なものの気配が、彼の身体を叩いた。
「ばかな! さっきまで気配など感じなかったぞ!?」
闇の中に、誰かがいる。
場所は山道から少し逸れた、木々の間だ。
剣術使いが見つめる先で、ぼんやりと、人の姿が浮かび上がった。
数秒後、彼は
その人影に気づかなかった自分の未熟さに、はらわたが煮えくりかえる。
「──貴公! 何者だ!」
剣術使いは、闇に向かって叫んだ。
彼の視線の先、木々の向こう。
そこに、背の高い男性が立っていた。
着ているのは青っぽい服だ。ズボンも同じ色だ。半ば闇に溶け込んでいる。
だが、その人物は純白の
闇夜に浮かび上がり──まるで、光を放っているようだ。
あれに気づかないなどありえない。
しかも、服には黄色の線が入っている。闇の中、それが金色に輝いている。
目の前にいるのは、おそろしく目立つ人物だったのだ。
「こんな近くに来るまで存在に気づかぬとは……なんたる未熟」
斬られていてもおかしくはなかった──そう考えて、剣術使いの背中に冷や汗が伝う。
「自分は剣術使いの──と、申す者。貴公の名は!?」
答えはない。
白い兜の人物は、微動だにしない。
「自分に気配を感じさせぬとは、名のあるお方であろう! 魔王領の剣士か!?」
回答なし。
やはり相手は動かない。
「もしや、人形か?」
だが、人形ならば、この存在感はなんなのか。
まるで巨大な魔獣を前にしているようなプレッシャーだった。
巨大すぎる存在感に圧倒されて、手は冷や汗をかいたままだ。
いずれにしても、このままにしてはおけない。
つぶやきながら、剣術使いの彼は、木々の中に踏み出す。
次の瞬間──
ぶんっ!
「────っ!?」
空気が、引き裂かれたようだった。
白い兜の人物が、高速で片腕を振ったのだ。
腕の先には赤い光が灯っている。
よく見ると、白い兜の人物は
赤い光はそこから発しているのだ。
剣術使いは思わず頬を押さえる。
風が、ここまで飛んできたからだ。
白い兜の人物から、剣術使いまでは、距離にして十数メートル。
なのに、すさまじい風が彼の頬を叩いていた。
まるであの人物が『自分の間合いに入るのは許さない』と、宣言したかのように。
「……ぐぬぬ」
剣術使いは歯がみする。
彼も帝国の剣士だ。剣の修行を始めて十数年。それなりの自負もある。
だからこうして、魔王領まで魔獣狩りに来たのだ。
得体の知れない相手を前に怖じ気づくなど、許せるわけがなかった。
「貴公は人か!? 亜人か!? それとも人形か!? ここを通したくない理由があるのか!?」
叫ぶ。だが、答えはない。
剣術使いは、いつの間にか自分が剣を抜いていることに気づいた。
彼は、丸腰でこのまま先に進むことに、すさまじい恐怖を感じていたのだ。
「こやつはもしや……魔王領が訓練に使っているものか?」
帝国にも、人体に見立てて、剣を打ち込むための人形がある。
剣の訓練場に行けば、どこにでも置いてあるものだ。
だが、自動で動くものなどありえない。
あるとしたらゴーレムくらいだろうが、そんなものを山の中に放置するなど考えられない。
となると、これは──
「貴公はまさか、魔王領の名のある剣士の修行相手なのか!?」
だとすれば、話は通る。
帝国の剣術使いがこうして山に入り込んだように、魔王領の剣士も、山で修行をしているのだろう。
この人形は、そのためのものだ。
魔王領の剣士が山にこもり、命がけで剣を交えるための。
「……ならば、このまま見過ごすわけにはいくまい」
剣術使いは剣を構え、目の前の人形を見据える。
呼吸を数十回数えたところで、彼の額に冷や汗が伝う。
かっくん。かっくん。
白い兜の人物は『
一切の隙が無い。
ただ、短い棍棒を降り続けているだけなのに、打ち込む隙が見つからないのだ。
かっくん、かっくん。
闇の中、赤い光を放つ『短めの棍棒』を見ているうちに、剣術使いの精神は、徐々に
白い兜の人物が発する存在感とプレッシャーに、圧倒されているのだ。
一番いいのはあの人物を避けて、横の山道を進むこと──わかっていても剣術使いとしてのプライドが、それの選択肢を許さない。
「自分も剣の技を磨いた身だ。ここを引くわけにはいかぬ!」
そうして彼は、剣を構えた。
ぶんぶんと、光る棍棒を振りつづける人物と、木々を挟んで対峙する。
長期戦は不利。
そう判断した剣術使いは、駆け出す。
「うおおおおおおっ──!」
彼はまっすぐ、白い兜の人物に突進していく。
敵の存在感が強くなる。圧倒されそうになる。衝撃が、剣術使いを包み込む。
そして──
──数日後、トール視点──
「あれから、事故は起きていないようじゃ」
「『誘導用人形』は、効果を発揮したみたいですね」
「うむ。ただ、ひとつ気になることがあってな。ほれ、山道の先に長椅子と、危険地帯を知らせる看板を置いたじゃろ?」
「はい。みんなが目につくように、ですね」
「あの長椅子に、長剣が置いてあったそうなのじゃよ」
「……はい?」
「しかも、掲示板に文章が書かれておったそうじゃ。『未熟を悟りました。修行して出直して参ります』と」
「なにがあったんでしょう……」
「見当もつかぬな……」
俺とルキエは顔を見合わせて、首をかしげた。
『誘導用人形』は、誰かが崖から落ちたりしないようにするためのものだ。
未熟とか降参とか……意味不明なんだけど。
「トールよ」
「はい。ルキエさま」
「あの『誘導用人形』は、どのように皆の通行を誘導するのじゃ?」
「人が近づくと、
「闇夜でも目立つようにじゃな」
「次に、本体に仕込んだ『光の魔石』が、巨大な存在感を生み出します。さらに『闇の魔石』が、ほの暗い
「なるほど。近づくと危険じゃと知らせるわけじゃな?」
「そうです。それでも近づく相手には、『
「安全な山道へ誘導する、と」
「それでも近づく相手には──」
「いや、そこまでされたら近づかぬじゃろ」
「まぁ、そうなんですけどね」
山道に存在する謎の人形。
勇者世界風の、奇妙な服。
その人形が発する存在感と殺気。
移動方向を示す、光る棍棒。
山道へと誘導する強風。
そこまですれば誰だって、
「ただ、念のため、最終安全装置をつけてあります」
「そうか。ならば安心じゃな」
「安心ですね」
「ちなみに、どのような装置じゃ?」
「相手が最も近づいたときに『風の魔石』で大音響を鳴らして、地面に隠しておいた金属棒で足払いして、『短い棍棒』を伸ばしてぶん殴ります。それと──」
「いやいや、ぶっそうすぎるじゃろ!?」
「全部やるわけじゃないですよ? ランダムでいくつか選ぶようになってます」
「いや、それでもすごい威力ではないか?」
「実験を兼ねて、色々な安全対策を仕込んでみたんです。でも、それが発動するまで近づく人はいないと思いますよ。きっと」
「まぁ、そうかもしれぬが」
ルキエはそう言って、お茶を飲んだ。
「ただ、あんまり目立ち過ぎるのもどうかと思うぞ」
「そうでしょうか?」
「うむ。『誘導用人形』を一目見ようと、物好きなものが集まってくるかもしれぬ」
「山の中ですよ。わざわざ来る人もいないと思います」
「……うむ」
「それに、見た目はただの人形なんですから、見に来たり近づいたりする人もいないでしょう。最終安全装置が発動することもないんじゃないでしょうか」
「そうかもしれぬな」
「そうですよ」
顔を見合わせてうなずく、俺とルキエ。
こうして『誘導用人形』は、魔王領の山岳地帯に配置され、人々を守ることになった。
崖から落ちる者もいなくなり、国境地帯は穏やかになった。
そうして、更に時は過ぎ。
山に設置した人形は、役目を果たし続けたんだけど──
「……のぅ、トールよ」
「……はい。ルキエさま」
「『誘導用人形』の近くにある掲示板の書き込みが増えたのじゃけど。『修行不足でした』『未熟でした』『闇の戦士さまのプレッシャーに完敗です』など、奇妙な文章が書いてあるのじゃけど……」
「なにが起きているんでしょう……?」
「見当もつかぬのじゃ……」
──『誘導用人形』がいる山が、一部の者たちにとっての名所になってしまったことを俺たちが知るのは、まだ先の話なのだった。
──────────────────
【お知らせです】
いつも「創造錬金術」をお読みいただき、ありがとうございます!
書籍版「創造錬金術」の情報が、カドカワBOOKSさまのホームページで公開中です。
期間限定SSへのリンクの他、表紙の画像やキャラクターデザイン、キャラ紹介など、さまざまな情報がアップされています。
YouTubeでは「創造錬金術」のCMが公開中です。この作品の概要欄と「近況ノート」にアドレスを貼ってありますので、ぜひ、見てみてください!
書籍版の発売日は5月8日です。
書き下ろしエピソードも追加してますので、どうか、よろしくお願いします!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます