第48話 刺客試験

「ええー これから刺客試験を始めます」


難問が問われる。


「Q1. 相手方の懐に忍び寄る際の心得は?」


「Q2. 最もスキルの高い護衛術は?」


「Q3. 万が一相手にバレた場合に効果のある薬は?」


「Q101. スマホの片手持ち過ぎで、腱鞘炎になった場合の対処法は?」


これって、刺客に成るため本当に必要な知識なのかと疑問に思いながら解く。難易度が高すぎる。


受験勉強の甲斐あって見事合格した僕は意気揚々と刺客として贈られる。





「ピンポーン♪」


「お母さん 来客よ」


「ごめんください」


「はい 麺よ おいしいわよ」


僕は小麦と米粉がハーフの子として、この家に子として贈られた。


「オーギャー!! PAFU PAFU BAA--TURU TURU」


この大富豪家庭は僕が刺客とも知らず、軽く二口ですすって食べてしまった。猛勉強した過程を返してくれ…波だ~~~


刺客の仕事は始まったばかり。液体にのまれ、もがきながら僕はBEAT板につかまりながら荒波を乗り越える。


「この薬を試してみよう」


四角い角砂糖みたいな小さな物体を糖与する。これでよし よし。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る