「夢ヶ丘少年少女合唱団」6年3人達の物語
桜月
第1話 4月、始まり
さくらの木が、散り始めたころ先輩たちがこの合唱団から旅立っていった、、、
私は、歌がうまい憧れの先輩たちと会えなくなるのが悲しくて自然と涙がポロポロと溢れてきた、でもこの涙は会えなくなるのが悲しいだけじゃなくうちら3人でリーダーとなって他学年を引っ張っていけるのかどうかと不安に思うからだ。その時、智が「先輩いーひんくなったけど俺らやったらできるから頑張ろ!」といった。沙織も「せやな、私らやったらできる!」と表情が暗く思いつめていた私に言ってくれた。2人と出会えてほんまに良かったなと思い自慢の友達だと思った。その時、先輩たちを見送りにいっていた先生2人の表情がすごく暗く笑っているようにみえるがどこか不安そうな表情をしていたがそういうものだと思い、目をそらしてしまった。
あのとき、早く聞いとけばよかったと後悔を口にすることをうちらはまだ知らなかった。
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