隠れアイドルオタクな僕が同級生のひよっこアイドルを全力で推す

@sobalov

第1話

突然だけど好きな人はいますか?


僕にはいるどう説明したらいいのかわからないけど学校の同級生、幼馴染みではない。

それはそう推しメンである。

好きな人とは言っているものの恋愛感情があるわけではなくただ単純に応援したいという気持ちである。まあ下心がないかと言われたら怪しいところだが…… まぁぼくは推しメンしか愛せないためみんなが思い描いていた高校生活を過ごさないでいた。


自分で言うのは気持ち悪いけど割とモテると思うし、成績も良いし別に友達がいないということもないため学校に不自由はない。だがたまに同級生の女子生徒から昼休みや放課後に呼び出しがあるが昼休みは睡眠時間に使うし、放課後はアルバイトに間に合わないためそれらの呼び出しをすべてスルーしてしまったら女子生徒から目の敵にされてしまった。非常に申し訳ないが僕としてはこのほうが生活しやすいのでこのままの状態でいいだろう。しかし一つ問題がある。"アイドルオタク"とバレてはいけないことである。交友関係を広げていないのもこれが理由だ。


学校の誰に嫌われようが良いだが自分がアイドルオタクとバレてしまうのはとても避けたい。別に馬鹿にされるのが嫌なわけではなく趣味の時間に干渉してほしくないのが理由である。幸いにもアイドルオタクを公言しているのはごく少数の同級生であり、交流もないため絶対に大丈夫だろうと思っていた。あの日までは

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