中庭の邂逅

「へぇ、写真部うまくいってるんだね」


 昼休み、隣に座るイケメンクラスメイトである湊斗と近況を話していた。


 俺は最近のブームであるボロネーゼを詰め込んだ弁当をしぽしぽと突きながら唸る。


「うまくいっているのかわからないけど、部室にはいつもお菓子があるな。なにかしら」


「……写真部、だよね?」


「そのはずだ」


 桃子は本当に料理――特にお菓子作り――が大好きなようで、きびだんご以外にも様々なお菓子を部室に持ち込んではお茶をしている。


 まだ再発足させて間もない写真部には依頼もほとんど来ないので、好き好きに時間を過ごしている。もちろんメインは写真撮影で、適当に校内にうろついて写真を撮ったり、早めに帰宅して校外の写真を撮ってみたりとしてはいるが。

 こんな活動内容で許されるのかはわからないが、当面はこのままでいいかなと思っている。しかし、今後きちんと写真部の依頼を募集する必要があるのもまた事実。俺たちが適当に作った部ならまだしも、歴史ある部活でふざけた活動はできないし、問題である。


「そっか、初瀬さんが楽しそうにしているなら、よかったよ」


 穏やかな表情でそう笑い、湊斗はコロッケパンを口に運ぶ。


 俺や湊斗、ほとりは小学校が一緒で、湊斗とほとりは中学も同じだ。ただ二人は中学では同じクラスになることがなかったそうで、同じ瀬戸高への進学だということも知らなかったらしい。しかし、噂で青葉さんが亡くなっていることは湊斗の耳にも入っており、気にはなっていたようだ。


 俺は食べ終わった弁当を通学鞄に押し込み、代わりにカメラバッグを手に立ち上がる。


「じゃ、適当に校内を散策してくるので」


 俺が席から離れると、湊斗の周りには途端に女の子たちが集まり賑やかになる。


「ねぇねぇ結城君、帰りにお茶行かない? いいお店みつけたの!」


「そんなことより私たちの部活見学に来てよー。みんな待ってるよ」


「ははは、ごめんね。今日はちょっと先約があってさ」


 俺がいるとなぜかクラスメイトが敬遠して寄ってこないが、俺が離れるとすぐこれである。ばっ、き、気にしてなんかねぇよ! ほんとだよ!


 校舎から出ると、ぶらりと校舎の間にある中庭へと降りていった。

 小学生のころから、空いた時間があればあちこち歩き回るのが日課となっていた。何気ない日常にも思いがけないシャッターチャンスが潜んでいるのはよくあること。スケッチブックを広げて絵を描く女子生徒。校舎裏でバレーボールを壁に打ち付け汗を流す男子生徒。古文書のような巨大な本を読む先生らしき人など。


 まだ入学して一ヶ月もたっていない瀬戸高の校内は新鮮な景色であふれている。

 大きな校舎が連立している瀬戸高の中庭は整備された公園のようになっている。いつの休み時間もリアルが充実している生徒で賑わうのはどこの高校でも同じだろう。今は昼休みなので昼ご飯を食べたり談笑したりする生徒があちこちにいた。こういった場所に通例の陣地取りのようなものがあり、上級生が毎度同じ場所を確保している。だから一年生の姿はほとんど見受けられない。


 カメラバッグからD7500を取り出し、カチリと電源を入れてレンズキャップを外す。

 ファインダーの向こう側にある景色は、もう取り戻すことができない瞬間だ。

 中庭に一羽の揚羽蝶が舞っていた。色鮮やかな彩りを持つ羽がひらひらと揺れる。逃げないようにそっと素早く近くに寄り、頭をこちらに向けたところで校舎を背景に撮影する。

 視界の隅に校舎と校舎の間を縫うように流れる一本の飛行機雲が流れており、構図がしっくり来る部分を探してシャッターを切る。


 周囲に人がいようといまいと、俺が撮影する写真のほとんどは風景や自然がメインである。


 ――カメラはね、心を動かされた瞬間を、自分自身の世界を写し出す鏡なんだ。


 かつて、ほとりのお兄さん、青葉さんから言われた言葉だ。


 君も撮ってみるかいと、今よりもずっと小さな手に大きな一眼レフを渡された。

 そのとき初めて、俺は自分が心を動かされた瞬間を写真に撮った。それは人の写真だったけれど、それをきっかけに、俺は心を動かされた瞬間をカメラで撮るようになったのだ。


「あのあの、私写真部なんですけど、よかったら写真、いいですかっ?」


 覚えのある声が中庭の端から聞こえてくる。その人物は、仲良く談笑しながら昼食を食べているカップルに緊張した面持ちで声をかけていた。両肩にかかるように下ろしているおさげがぴょこぴょこと揺れている。


 きょとんと首を傾げたカップルだったが、カメラを手にしどろもどろに説明する姿に、二人そろってにっこりと笑い写真を撮らせてくれていた。


「あ、ありがとうごじゃいます!」


 お礼の言葉さえ噛んでしまって、終始たじたじ。顔を真っ赤にしながらわたわたと引き上げていく。

 途中でこちらに気がつき、挨拶とばかりにカメラをこちらに向けてシャッターを切った。


「おい、俺への了解はどうした」


「そんなことするつもりは毛頭ないかな」


 ほとりはそう返しながら、撮影したばかりの写真を見てむふふと笑った。


「お前、いつもそうやって昼飯も食べずに写真ばっかり撮ってるんじゃないだろうな?」


「い、いつもじゃないよ。今日はもうお昼食べてるから……」


 言いながら目は世界水泳ばりにあちこちに泳いでいる。先日料理研究部を訪れた際も、昼食を食べずに写真を撮っていたと言っていたばかり。本当にいつも頭にあるのは写真を撮ることばかりで心配になる。


「真也君はどんな写真撮ってたの?」


 ずずっとカメラを覗き込むようにほとりが近づいてくる。


 モニターに写真を表示し、カメラを渡す。


「ふむふむ……ほぇぇ……あははは……んー……」


 写真一枚一枚にいろんな反応をしながらほとりは写真を見ていく。

 驚きだったり笑いだったりと、ころころと表情を変えて写真を眺める様子がおもしろい。

「真也君はやっぱり風景写真が多いね」


「岡山も本当に久しぶりだからな。あちこち自転車で行ってるよ」


 幼少時に比べて移動範囲が大きく広がり、そして心を動かされるものが大きく違っていることを実感する。昔はなんとも思っていなかった景色が、今見てみると尊いものに感じられる不思議。そんなことを考えてしまう辺り、カメラが自分の一部になっていることを改めて実感する。


「そういうお前は、ずっと人の写真ばっかり撮ってるんだろ?」


「え? そ、そんなことないと思うんだけどなぁ……」


 俺にカメラを返して、ほとりは自分のカメラで写真を確認する。


 古いカメラであるD80にライブビュー機能はないが、モニターで撮影した写真の確認はできる。

 横からほとりのカメラを覗き込む。

 先ほどのカップルのように楽しげに談笑している人たち。汗だくになりながらも畑仕事にいそしむ農家の人。大物を釣り上げた釣り人。川原を全力で駆けている少年たち。相変わらず、ほとんどが人物写真だ。


 どれもいい写真で、俺には撮ることができない写真ばかりだ。


「いい写真ですわね」


 突然、背後から声をかけられた。


 俺とほとりは体をびくつかせながら振り返る。 

 見慣れない女子生徒が、ほとりのカメラをのぞき込むようにすぐ後ろに立っていた。


「はわわわわっ」


 ほとり自身も知らない人だったようで、カメラを抱きながら俺の影に体を隠す。


「あら、驚かせてしまいましたか。ごめんなさい」


 丁寧な話し方でわずかに眉を上げながら謝罪する女子生徒。


 大和撫子を思わせる黒く綺麗な艶髪にぱっちりとした大きな目、整った小顔にすらりと細くも長身の整ったスタイル。一言で表すならすごい美女がそこにいた。ある程度なら着崩すことを許されている瀬戸高で一切の乱れなく着こなされたブレザー。肩には小さなショルダーポーチをかけている。胸元にきっちりと結ばれたリボンは俺たちと同じ赤、同じ一年生だ。


「失礼しました。たまたま散歩をしていたらカメラを持ったあなた方をお見かけしたもので。写真部ができたと聞いていたのですが、もしかしてあなた方が写真部ですか?」


「は、はい、そうですけど……」


 初対面の相手に、俺の影からほとりがおどおどしながら答えている。

 女子生徒は端正な顔をほころばせて微笑んだ。


「やはりそうでした。私は早乙女瞳美さおとめひとみといいます。もしよろしければ、写真部さんの写真を見せていただけませんか?」


 話を聞いてみると、早乙女も写真が趣味だそうだ。よく見れば早乙女のポーチはカメラポーチだった。


 立ち話もなんだからと、写真部の部室に早乙女を案内した。

 実際は明らかに人目に付く早乙女と、周囲の目にさらされる中庭で話したくなかったというのも理由の一つではある。


「さ、早乙女さんは、いつから写真を撮っているんですか?」


 なけなしのコミュ力をありったけかき集めてほとりが尋ねる。頑張った。頑張ったな。


 早乙女は初めて見る写真部の部室を興味深そうに見渡しながら頷いた。


「中学生のころからですね。いろんな写真を撮っているうちに、楽しくなってしまって」


 言って、早乙女は自らのポーチからカメラを取り出した。


 ミラーレス一眼レフカメラだった。俺たちの黒いカメラとは対称的に早乙女のカメラは白。ソニー製ミラーレス一眼レフカメラα6000だ。俺たちの一眼レフカメラと構造的に違うカメラであり、ミラーレスカメラの方が後発のカメラである。様々な違いがあるが、明確な違いとしてミラーレスは一眼レフよりも軽くて小さい。俺たちの一眼レフはボディとレンズで結構な重さになる。小型軽量であるミラーレスは女性に人気だ。


「突然お邪魔しても大丈夫だったんですか?」


「あ、えっとえっとっ」


「構わないよ。まだ少し休み時間もあるし」


 テンパるほとりの代わりに、俺はカメラバッグからいつも持ち歩いているアルバムを取り出す。ほとりもハッとして、わたわたしながら背負っていたリュックからアルバムを取り出した。


「アルバムで持ち歩いているんですか。素晴らしいですね」


「俺たちに写真を教えてくれた人の受け売りなんだ。こいつのお兄さんだけど」


 早乙女の目が和やかに緩む。


「そうですか。いいお兄さんですね」


「ぁ……はい、ありがとうございます」


 一瞬なにかを言いかけていたが、ただお礼を言うだけに留めた。この空気をわざわざ壊すことなどない。


「好きに見てくれ」


 俺は言いながら早乙女から離れた窓際の席に腰を下ろし、カメラバッグに入れていた文庫本を取り出して広げる。


「ずいぶん簡単に写真をお見せになるんですね。恥ずかしかったりはしないのですか?」


「別に? 見られて困るような写真は持ち歩かないし、そもそも撮らない」


 ぶっきらぼうにそう答えてしまうと、早乙女は驚いたように目をぱちぱちとさせていた。


「ご、ごごごめんなさい、この人ちょっと無愛想で……っ」


 なにか言われたわけではないのに慌てた様子で謝るほとり。


「あ、あはは、いえいえ、そういうことに驚いたわけではありませんので」


 そう言いながらも乾いた笑みを浮かべる早乙女。すいませんね無愛想で。

 ほとりのように人と関わることに緊張するタイプではないが、あまり相手を気遣った受け答えが苦手なのは自覚している。


「わ、私は恥ずかしいですけど……でもでも、写真を見てもらえるのは嬉しいです……」


 顔を赤くしながらほとりは胸の前で指をもじもじと動かす。


「ふふ、それはわかります。人に写真を見てもらえるのは嬉しいですよね」


 俺の場合は趣味で写真を撮っているが、見たい人がいれば見てもらって構わない。興味がなければ興味がなくていい。俺にとって写真は、自分のために撮っている意味合いが強い。


 しかしほとりは、自分の写真を見てもらうことが好きだ。自分が楽しい、嬉しい、綺麗だと感じたことを共感してもらえることが嬉しいのだ。小学生のころも、ほとりの周りには親しい友だちが集まって、ほとりが撮った写真で盛り上がっていたものだ。中央のほとりはいつもまでも恥ずかしそうだったけど。


「では、失礼させてもらいます」


 早乙女は上品な笑みを浮かべ、アルバムを手にした。


 誰かの大切な思い出に触れる手は優しく、家族を見るような愛おしい表情でアルバムの写真一枚一枚に目を通していく。


 俺のアルバムもほとりのアルバム同様に、ずいぶん昔の写真から最近の写真まで様々である。ほとりや青葉さんの写真のように人が入っている写真もあるにはあるが、多くの写真は風景写真などの人が入っていない写真である。


 広大な天の川を背景にそびえ立つ大桜。茜色に染まる空に浮かんでいる赤富士。視界一面にどこまでも広がる夜景。蒼天と新緑に囲まれた大鳥居。俺が実際に訪れて撮影してきた、お気に入りの写真たちだ。


「えっと、こちらのアルバムの……」


 俺のアルバムを見ていた早乙女の言葉が途切れ、名乗っていないことに気がついた。


「悪い。日宮だ」


「わ、私は初瀬ですっ」


 続いてほとりも名乗る。


「改めて、よろしくお願いしますね」


 早乙女は再び俺のアルバムに目を落として微笑んだ。


「日宮君はすごく綺麗で整った写真を撮るんですね。テーマや構図、色合いなどもはっきりしていてわかりやすいですし、よく考えられていることがわかります」


「……どうも」


 人に見てもらうために写真ではないとしても、正面からそんな褒め方をされてしまえば、さすがに照れる。


「この人は勉強家なんです。どうすればいい写真が撮れるかとか、写真のなにが人の心をひいているのとか、いろいろ考えながら写真を撮っているんです」


 そんな大げさなことをしているつもりはないのだけれど。それでも自分のことのように誇らしげに話すほとりの言葉が小っ恥ずかしくて、俺は手元の文庫本へと視線を落とした。


「そうなんですか。本当にどれもいい写真です」


 俺のアルバムを見終わった早乙女は、次にほとりのアルバムを手に取った。


「……っ」


 ほとりの写真を見た早乙女の目が明らかに変わった。そこにあるのは、純粋な驚き。

 なにかいけないことでもあったのかと、ほとりが落ち着きなくそわそわし始めるが、杞憂だ。


 早乙女に限らず、ほとりの写真を初めて見た人は大抵同じような反応をする。ほとりの写真は、そういう力を持っているのだ。


「……お兄さんから写真を教えてもらったとのことでしたけど、もしかして著名な方ですか?」


「え? い、いやそういうわけでは……」


 ほとりが視線を泳がせながら俺に助けを求めてくる。


「こいつのお兄さんはずっと写真を撮っていた人ではあるけど、写真家とかじゃないよ。俺たちと同じ写真好き。写真には詳しい人だったんだ」


 嘘は言っていない。青葉さんが社会人として企業に就職したのは俺が岡山を離れたあとだ。正確には聞いていないが、大学を卒業後、一般の企業に就職したと聞いている。プロや写真家などではないはずだし、もしも写真関係の道に進んでいたらさすがに俺も知っている。


「お名前はなんと?」


「……初瀬青葉さん」


 くるりと、早乙女の目が動く。


「初瀬青葉さん……どこかでお聞きしたような……。もしかしてコンテストなどの入選経験がありますか?」


「いや、私は知らないけど……」


「俺も聞いたことないな」


 あの人はただの写真好きで、ほとりと同様に人に写真を見てもらうのが好きだった。

 しかしコンテストなどに応募していたという話は聞いたことがない。


「私も写真展に一回出したことがあるけど、お兄ちゃんが出したって話は知らないかな……」


「え? お前はあるのか?」


「ああ、えと、うん……。三年くらい前にちょっと……見に行くことはなかったけどね」


 歯切れ悪く複雑そうに視線をそらすほとり。


 それで察した。三年前というのは青葉さんが亡くなった時期だ。コンテストの結果どころではなくなってしまったのだろう。


「でも、私とこの人はお兄ちゃんがきっかけで写真を始めたんだ。本当にすごい写真を撮るの。ね? 真也君」


「ん? ああ、そうだな」


 曖昧に頷きながらも、俺は話の向きを変える。


「早乙女はどうなんだ? コンテストに出したりするのか?」


「ええ、いい写真などが撮れたときなどは応募してますよ。五回くらい入選したことがあります」


 その入選歴に素直に驚いた。高校一年生で入選五回というのは相当な数である。コンテストは日本全国津々浦々、多種多様なテーマで大きいものから小さいものまで存在する。入選すればコンテストによっては賞金や副賞などをもらうこともあり、写真展などで展示もされる。しかし、どんな写真もいい写真でなければ入選することはない。たまたまいい写真が撮れるということも当然あるが、五回の入選は偶然ではない。


「それはどんな写真をとるのか興味があるな」


「ごめんなさい。私はアルバムのようなものは持ち歩いてはいないんです。カメラのデータも毎日整理しているので手元になくて。また、お持ちしますので……」


 そう答えて、ほとりのアルバムを一枚めくった早乙女の手がぴたりと止まる。

 怪訝そうに眉を曲げながら首を傾げ、次の写真、次の写真へとめくられていく。


「この、後半のページは撮影された方が違うんですか? なにか、写真の印象が少し……」


 今開かれているページの写真をほとりがのぞき込む。その表情が、さっと強ばった。


 見ずとも、早乙女がなんの話をしているかがわかった。先日、俺も似た感想を持ったからだ。撮影者が違う。そう感じてしまうくらいに変化が生じている。


「え、えっと……その写真は最近私が撮ったもので、私ちょっと前まで一度写真から離れていたんです。だから……その……」


「ブランクがあるんですね。ずいぶん、写真に違いを感じたもので。ごめんなさい」


「あはは……そうですよね……」


 ほとりは取り繕ったような笑みを浮かべているが、声の端が震えているのは隠せていなかった。


 次に早乙女が口を開きかけたとき、予鈴のチャイムが響き渡った。


「あら、長居をしてしまいました。ごめんなさい」


 申し訳なさそうに謝りながら、早乙女は椅子から腰を浮かせる。


「次の授業、移動教室なんです。また次の機会に私の写真をお持ちしますね」


「う、うんっ。楽しみにしてます」


 早乙女はにっこりと微笑み、ほとりも写真友だちができたことを嬉しそうに笑っていた。

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