夜の言葉をそのままに

水乃 素直

言葉を書くとき

 言葉を書いているとき



 抜群に綺麗な言葉を書いているとき



 だいたい、心がやばいとき



 本当は文学に頼らずに生活ができたらな



 小説や言葉を書かなくても、何も気にせず生活ができたらな



 だって、私は、社会の中に埋め込まれているから



 抜け出しても、抜け出しても、抜け出した社会の中に新しく埋め込まれる。それだけ

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