第22話 田中心の視点
私の大好きな柚さんが刺されたんだ。
原田っていう男に。
最低だし、信じられないし、むかつくし、悲しい。
意識は戻ったらしいから、これから見舞いに行く。
意識戻って本当に良かった。
死んじゃったらどうしようかと思った。
警察にまで相談してたのに、、、
逆に警察に相談したのが相手の挑発を買ってしまったのかな。
だとしたら、わたしのせいだ。
わたしが相談したほうがいいって、言わなければ……
最低なのはわたしのほうか。
合わせる顔ないけど、心配だし会いたいから行く。
大好きな柚さんを傷つけるなんて許せない。
柚さんとの月1のご飯もできなくなっちゃった。
会社にももちろん出勤しないから、全然会えない。
早く話したい。
会社のみんなも心配してた。
社長をはじめ、悪口製造マシーンも。
みんなに愛されてるもんな。柚さんは。
仕事できるし優しいし愛嬌あるし。
憧れだもんね。
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