タイパとか気にしなくていい。回り道でも、道は道。

 タイパとか効率とか、よく言われる。


 だが、時短とかタイムパフォーマンスとかはある程度できてからでないと、かえって効率は悪い。


 近道しようとすればするほど、遠回りになる。

 また、変に一足飛しようとすると、ケガをする。

 失敗した経験がないからだ。

 

 あなたの進み方が悪いわけではなく、壁にぶち当たっているだけ。

 その壁を、どう乗り越えるかにかかっている。

 

 壁をぶち壊してもいい。

 はしごを掛けてもいいだろう。

 穴を掘って下道を進んでもいい。

 超能力で、すり抜けてもいい。

 回り道でもOK。


 ただ、立ち止まってクダを巻いている限り、進めない。

 より良い方法はないかとずっと地面に作戦を書いていても、まったく前には行かない。


 オレもよく、攻略本や攻略動画などをみて、ゲームを進めたりする。

 オススメのビルドなんかも、参考にしたり。

 ただ、そうやっていっても、進めていけば結局はオリジナル戦法にたどり着く。

 どのゲームでも、勝手に自分なりの答えが見つかる。


 創作でも、同じことが言える。


 最短でうまくなって、プロになりたいって人はたくさんいる。

 その願望は、否定しない。プロでも持ってるもんね。 


 とはいえ、どこかで「自分」というものは完成していくものだ。

 


 なぜなら、動いたから。

 行動したからだ。

 道を作ったからである。


 

 あなたがすべきは、「道を進む」ことではない。


「道を作る」ことである。


 回り道でも、道は道。


 道は作ってから、進めばいい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る