第23話 勝敗表 2020 



皆様、すっかりご無沙汰しておりました。

早いもので今年も残り10日ほど。お元気でお過ごしでしょうか。


本当なら今頃とっくにここを復活させていたはずが、なんかもう全然だめだめで、いまだに何も終わってません。はい。

でも、終わるまでずーっとこっちを書かないのはイヤだしあんまりだ、というより。

何よりワタシの精神衛生上およろしくない。


なので、今夜は今年の星勘定をしてみようと思います。年末だしね。




年末企画

この一年の我が家、そしてワタシ個人の勝ち負けを


マジメな主婦が!

真剣に!


振り返ってみます。

読めば、流星群見て流れ星GETした代わりになる……ワケではありません。

悪しからずご了承を。



☆☆☆☆☆



【警察】1勝2敗


のっけから不穏な空気ですが、いや、そんな大層なもんじゃありません。

どういうことかと言いますと。


○1勝/ワタシの免許証の写真


今年のワタシ、免許証の更新年でした。

で、例の、コンビニとかスーパーとかの横によく設置されてる証明写真機、アレに入って撮ったんです。

ゴールドの5年の間にあの機械もまた進化してたらしく、やれ美白だなんだって書いてありましたけど、そんなに期待してない。そこそこマトモに撮れればいいんです。元が元だし、年も年だし。

が、そこそこですら撮れなかった……。毎度おなじみ、指名手配犯もどき。

目つき悪い、目線がヘン、髪型も微妙、いいところ無し。悪いところだらけ。

えー……。この写真で5年間過ごすのはヤだなあ。

だけどまた800円払うのももったいないし、悔しい。

しかも同じことの繰り返しになる可能性大。


何かいい方法はないかしら。

考え込んで何十秒か経過後。ちーん。閃きました(”一休さん”ではない)。

そう言えば割と最近、長男が自分のスマホで撮った写真を家のプリンター使って証明写真として印刷していたことを思い出したのです。

たしか、証明写真用の自撮りアプリがあるとも言ってたっけ。

で、検索した結果。

盛り盛りからナチュラルまで、結構、色んな種類のアプリが出ていることが分かりました。

しかも、サイズも背景も、ちゃんと証明写真として使えるように規格を満たしているらしい。素晴らしいではないか。


早速、自撮りアプリをあれこれダウンロードして、撮って試してみた所。

アプリによって出来上がりの写真にかなりの差が出ました。

で、一番自然に見えた2種類のアプリで、それぞれ作成。すぐに印刷してみます。

うん。絶対、800円の機械よりこっちの方が良い。若い。ふつうにキレイ。しかも写真用紙代だけしかかからない。撮りに出かけなくて済むし。

こっちの方が全てにおいていいではないか。いや、やってみてよかった。

よーし。コレ、両方持って、更新に行こう(ついでに参考として指名手配犯写真も)。

気分良く警察署に出向いて写真を提出したところ。


窓口の若いおねえさんが言いました。

「これ、画質が荒いので、受け付けできません」

えっ! 何で? アプリのレビューでは皆さん、受け付けてもらえたって書いてあったのに(でも、『ダメだった』と書いてる方も何人かいた)。

「分かりませんか? 今の免許証のと比べてかなり違うんですけどね」

老眼のせいですかね、分かりません。何なら今の方が暗くて見えにくいくらいなんですけど? 

「横のそちらでスタッフがすぐに新しいの撮れますから」

いや、でも今の免許証のこの暗い写真、前回そこで撮ってもらって残念だったんですが(これははったり。ワタシの記憶ではたしか近所の機械で撮ったはず)。

しかもここのは人件費分が乗ってるせいか1000円。高いです。

今回だって一応、あるはあるんですよ? 機械で撮った800円写真。

「あ、こっちなら大丈夫です。これ使いましょう」

だから。こっち使いたくないんです。5年間もこの顔使うの、イヤなんです。だからわさわざそっちを出してるんです(この気持ち、若くてお肌ぴちぴちなキミらには分からないかもしれないが)。


うーん。

若いおねえさんはとてもとてもイヤそうな顔をした挙げ句。

「仕方ない。受理しましょう。その代わり、免許証センターが受け付けてくれないことも十分に考えられます。その場合、センターからそちらに電話がかかってきて、また改めてこちらに写真を再提出しに来てもらうことになります。免許証の発行もその分、遅れます。それでもいいですか?」

もちろんです! ダメならその時は諦めます。

「では、こちらが新しい免許証の受け取り用紙になります」

ちょうど一ヶ月くらい先の日付が書かれた紙を手渡されて、手続きは終了しました。


それから慌ただしく日々が過ぎ。

ふと気が付けば、受け取り日時を過ぎていました。

ん? そう言えば電話、かかってきてないよね?

自宅の留守電を念の為にチェックしましたが、何も入っていない。ということは。

やったー! 受理されてたんだー!!


受け取りに行って、前回と同じおねえさんが窓口に座っているのを見た時。

どんな顔をするかな、と思いつつ受け取り用紙を手渡すと。

完璧なる無表情で新しい免許証を渡してくれました。

そりゃそうだよね。毎日たくさんのひとが来るんだもの。いちいち覚えてないよね、ちょっと? ゴネたくらいで。

ホッとしながら新しい免許証を見ると。


あー、ほんとだ。おねえさんの言う通りだった。

たしかにこうやって免許証になってみると、ワタシの目でも分かるほど画質が荒い。

ということは。

もしかしたらこのおねえさんが「このひと小煩かったから面倒くさいんで、この写真で交付してやってください」ってひと言添えてくれたのかしら? なんてあらぬ想像をしてみました。もちろん真偽の程は分かりません。ただのファンタジーの可能性大です。

次回の免許証更新時には、もっと丁寧に自撮りアプリを使いこなしてみようと反省しましたが、とりあえずは指名手配犯写真を使わずに済んだので、5年間そこそこ気に入った写真で過ごせるので、

1勝○です。

(※実際にはこのような発言はしておりません。あくまで脳内脚色です。誤解なきようお願いします)


●2敗/オットの反則切符


なんでパトカーが停まってるのが見えてるのに、そんなに甘い一時停止するかな。で、まずは1敗。


それから一週間も立たないうちに、2敗目を喫す。

おチビが遅刻しそうになった日、たまたまオットが休みを取っていた為、車で学校まで送っていくことに。

帰ってきたオットは無言でしたが、夜、帰宅したおチビが

「オレ、悪いことしちゃったよ」とワタシに報告。


高校3年の冬目前になって初めて知った、驚愕の事実。

学校前の道路が、朝の通学時間帯だけ侵入禁止の時間指定がかかっていたのでした。

でもコレ、標識だって立ってないんですよ? 

それなのにどうやって分かれって言うんだろう?

だいたい今まで何度も朝、送っていってたのに。

一度だってそんな話は聞いたことなかったのに。


でもそれ、ただ単に運が良かっただけらしい。

他にもそれはもうたくさんの保護者が捕まっているんだそうで、それってこの高校の親をターゲットにして反則金ノルマ達成してるんじゃないの? とツッコミたくなりました。

担任も知ってて、話をしたら同情してくれたとか。

同情するなら事前情報を寄越せ! と言いたかったけれど、もちろんそんなことは言えません。

この反則金に関しては、仕方ない。家庭からの支出となりました(一時停止は本人が支払った)。

しかしなんて高い通学費だ。こら。



【身体】完敗


体重も体脂肪率も、増える一方。

減るのはもちろん筋肉量、運動量。

体型は……。



【サボテン】1勝1敗


○1勝/サボちゃん


1号のサボちゃんは、この時期、花こそ咲いていませんが、変わらず元気です。


●1敗/ヒノデ


カクヨム継続3週間達成記念に百均で買った「ヒノデ」こと「初日の出」。

こちらもサボちゃん以上にすくすくと健やかに育っていました。

育ちすぎて、鉢からあふれそうなくらい大きくなってしまったので、慌てて植え替えたら。


ちーん。南無南無。

初日の出を拝まないまま、旅立たれてしまいました。

ゴメンナサイ。ほんと申し訳ない。

こんなことになるんだったら、そのままにしておけばよかった。

これからのワタシのカクヨムライフに一抹の不安を感じた出来事でした……。

いや、きっと気のせいでしょう。ね?



【家事】完敗


いや、だって、カクヨム忙しくて、ね?

しかもコロナだから外食なんてほんと行かないし。

全部、食事作るのって、かなりしんどいんだよ?

同じメニューが周期的に登場するのは、だからやむを得ないことと理解してほしい。

え? 掃除は、って?

あー、あれはホコリじゃなくて、ケセランパセランだから。うん。きっとそう。

洗濯物の靴下がまぜこぜだって?

だって大のオトコ3人じゃ、黒い靴下の区別つけろって言われたって、ねえ?

もはや超難易度の高いパズルみたいなもの。

昔みたいにくまちゃん柄とか、アンパンマンとか、っていうのだったら間違えないんだけど。

黒じゃ名前も書けないし、ねえ?

コレってワタシだけのせいじゃないと思うんだけど、どうでしょう。



【ケモノ】完敗


あの。言いたくないんですけど、あの。

来年の話をすると鬼が笑うって言いますけど、あの。


来月の半ば以降にまた、「深夜鈍行」の再運転が決定してしまいました。


ワタシ、ちょっと、いや、かなり深刻なダメージ喰らってますんで、お願いですからここから先は突っ込まないでください。頼みます。

もうね、何なんでしょうね。あまり考えたくありません。はい。

ただ、これだけは声を大にして言っておきたい。

「『野生の王国』なんて嫌いだー! モフモフなんて嫌いだー!!」と。

ケモミミなんてくそくらえ。

ウチなんかではなく”あつ森”でもどこでもいいから、頼むからとっとと他所に行ってくれ給え。




そんな訳で。

今年も本当に色々なことがありました。

その最たるもののひとつが


【カクヨム】ドロー


これに関しては、勝ち負けはつけられません。


今回、カクヨムコンチャレンジ中のため、ひと月近くもこの場の更新間隔が空いてしまいましたが、これ、本当にしんどかったです。

ここでは、シリアスなことも、くだらないバカ話も、それこそ気の向くまま好き勝手に書いてますけど、それを読んで下さって、あまつさえコメントを書いて下さる方々がいるのが、どれだけ励みになっていたか、今回、身に沁みて実感できました。皆さんとお喋りタイムを過ごせるのが本当に嬉しく楽しいんだなあ、と。


何も考えずにエッセイから始めたワタシのカクヨム生活ですが、コレに関してはそれで良かったんだなあ、この場があって本当に良かったなあ、と今、改めて思っています。

それが実感できただけでも、チャレンジしている意味はありました!


でも、書き終えていたかったなあ。

そうしたら、○つけてたんだけどなあ。



☆☆☆☆☆



久々な分、気がついたらちょっとした短編並みの字数になってしまいました。

しかも、ほとんどが負け戦……。

我ながら相変わらずなおバカっぷり。

そんなヒマがあるならとっとと十万字終わらせてこいっ! と自分の尻を自分で蹴り飛ばしたい気持ちで、今宵はこの辺で。


皆様、良い年の瀬を✨






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