消えてく雲

ヲチ呑菊乃

序章

窓の外から聞こえる、虫と鳥と車の音。

少しだけ風が吹いている。

大きくため息をつく。


こんなご時世に喉の痛みと微熱だなんて嫌だなぁ。熱はまだ下がっていない。


また学校へ行けなかった。ここ1ヶ月ずっと体調が悪い。増えていく欠時と不安。いっそのこと消えてしまいたい。


私はいつからこうなってしまったんだろう。

どうして病気を患ってしまったのだろう。



そんな私の話でもしようか、記憶が曖昧でも話そうか、

こういう人がいるんだなぁ、程度に読んでください。


人生を振り返って、また次に繋げようかな。

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