夢中の君

@ninomae18

夢中の君

朝。

バスが遅れている。

学校まで歩いて行かなくちゃ。

後ろから君が来た。

他愛のない会話をしながら、二人で歩いた。

校門に先生が立っているのが見えてきた。

その笑顔が俺は好きなんだろう。

「俺実はさ・・・」

言いかけたところで校門についた。

「じゃあね!」

君はそういった。

なんだか今生の別れのように聞こえた。

そう伝えると君は

「えぇ~そう?」なんて微笑みながら走っていった。

また会える保証なんてない。

そこで目が覚めた。

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