1日目

 と言う訳で、プロローグが終わり、自由な行動がとれるようになった。

ここからは、日付で管理されて行く事になる。

生気の吸収等は1日一度、妖精の契約はセッションの始めに一度だが、ハウスルールでこの一日の始めに変更を可能とする。さて、それでは、A:クルツホルムからだ。


 街に入ったらその概要を説明すると言う事で、まずは説明から。


 ここクルツホルムは、ドーデン地方から奈落の壁に築かれた要塞都市オクスシルダへと至る路線の中継点だ、この地域最大の鉄道ギルドがあり。ほとんどの住民が、魔道列車の運行や、路線の維持と拡充の為に従事している。

 そんな発展の仕方をしている為、奈落の大侵蝕の影響で魔道列車の運行が滞っているため、活気が失われつつある。


「やはり魔域の大侵蝕ってのは厄介極まりないな、これはエルヤビビも遠そうだ」


 エルヤビビへの生き方もさっぱり、まずはルールブックの攻略の手引き通り情報収集を行うとしよう。ここでは平原、森林の基本情報、過去に活躍した壁の守人の情報を得れるのか、まずは行ける場所を増やさない事には始まらない、平原にしようか。

2dを振ると……出目3、ここに補正の+2が入って、うっ2d*100ガメル支払うか。


「なぁ、平原について知らないか?」

「ああん? って、テメー、テオじゃねーか、どこ行ってたんだワレェ!」

「おおっ! そういう君はドーキョーじゃないか、しばしヴァイスシティでな最近はグランゼールに、そして何やら大変そうだから、こちらに戻って来たのだ」

「そうかそうか、テメーの話はちろっと聞いた、随分稼いでんだろ、酒の代金くれたら教えてやるよ、なっ」

「はぁ、がめつい奴め、分かったよ、いくらだ」

「話が早くて助かるぜ!」


 情報量はお友達価格300ガメルで済んだ、よかったー、ありがとう同郷のお友達。

テオがヴァイスシティで人助けをして稼いでいたのを小耳に挟んでいた彼は酒代の代わりに情報を売ってくれた、情報開示と。

(ちなみに出目3だと、普通は情報が貰えない、補正が入ってなんとかGET出来た)


・平原の主はペドロヴァイパーだ。(でっかい蛇、石化攻撃を持つ)

・このせいか、平原には毒蛇が多く生息している。

・奈落の大侵蝕後、クルツホルムの守備隊が野営地を築いて駐屯している。

・また平原には導きの神ハルーラの聖堂があったが、大侵蝕の影響で今は無人。

・ただし、聖堂には奈落の魔域がある、場所は平原6、脅威度も6

・古い情報なので、今は変化している可能性もある。


>>この情報を聞きだしたら、エリア1平原の地図を確認できる


 さて、早速出発の前に依頼を確認、これをクリアするのとしないのでは大違いなのでな、覚えておくのと書簡を受け取っておいて、クリア出来たらしてみよう。

 そしてアイテムの購入と売却をしておこう。戦利品をポイ。

9000ガメル以上もある潤沢な資金で早速アイテムを購入だ。

購入したのはMP代わりの3点魔晶石を8個、油を50個(延べ600時間付けていられる)

勿論、その為のランタンも購入済み、野営用のテントも購入。

保存食に至っては1週間分を20個、日付にすると140日分を持っている。

どこに持っているんだと言うツッコミはご遠慮願う。

そして装飾品として防護点を上げるブラックベルトも購入だこいつが地味に強い。


 さて、このまま突っこむと回復してない状態で突っ込む事に、それは頂けない。

なにせ、HPは半分以下、MPに至っては0なんだ、なので昼であるが、寝ます。

そして、夜にクルツホルムを出立しようと思います、向かうは平原だ!

宿代30ガメルを消費して飯食って寝た、


1日目、夜


折角だこの時間帯での情報収集をさせてもらうか(情報収集は各時間帯に一度のみ)

狙うのは、過去に活躍した、壁の守人の情報にしようか。

出目は9これに+2すれば11で、この値は成功、お金を払わずに情報ゲットだ。

きっと、同郷の男はマブダチだからね! 久々の再開に気を良くしてくれた!


・コルガナ北西部で活躍した壁の守り人は5人の名前が挙がる

・黒狼使い アレクサンドラ ティエンス/女/19歳/魔法文明時代末期

・英雄殺し カティア・ロッサ 人間/女/16歳/魔動機文明時代黎明期

・奪命の妾姫 ナナリィ メリア(長命種)/女/20歳/魔動機文明時代初期

・鉄機無双 タウトゥミ リカント(雪豹)/男/18歳/魔動機文明時代中後期

・凶弾の魔手 ザイ ナイトメア/男/158歳/〈大破局〉後

・彼彼女らについては、情報収集が行える。


 既に、名前だけならアレクサンドラとザイに会ってるな、テオの第一印象は忠義に厚い美しき女騎士、ナイトメアにしては珍しい人を愛する事を知る素晴らしき男だ。

 いつかは調べて見てもいいだろう、さてと、出発するか。


と言う所で以下次回! (ここから始めたら絶対長くなるだろうから)

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