【SW2.5】語り継がれぬ英雄譚 とたけ卓
※いつものごとくネタバレ注意です!!
■□概要■□
久しぶりにとたけさんのオリシに参加させていただきました!ソドワのPl参加は半年振りくらいじゃなかろうか?事前情報として、始まりの剣の英雄としか聞いていないためどんな物語なのか、ワクワクしながら参加させていただきました!
過去の御伽噺を題材にした物語で、とてもきれいにまとまっていました。道中の楽しい茶番イベントや、ツッコミたくなるイベントまで盛りだくさんでしたね。
■□GM■□
GMはとたけさん!!いつもお世話になっています。とたけさんのオリシは、毎度物語が素敵すぎて一体どんな脳内をしているのか疑問に思ってしまいますわ。
最近はPLとして一緒にクトゥルフも遊んでいますね。ほんと心強い!
今回のNPCは少し変わっていて、過去に遊んだ卓のNPCの見た目で登場していましたが、考え方は全然違いましたね。PC寄りにしっかり練られていてめっちゃ驚いてしまいましたわ。
■□PC■□
今回はよく遊ぶメンバーである、はやみさん、じゃっくさん、シアさんで参加させていただきました!
◆ルゥカ【PL:ベーゼン(私)】
2.0の神様である、“竜帝神”シムルグを信仰しているハイマンの少年。
メルルとルプスという二人の友達を探すべく冒険をしている。
竜を対等の友人として見ており、『友』を大切にする教えという
真面目で大人っぽいですが、年齢相応の可愛らしいRPもたくさんできました。
周りに振り回されつつも、男の子らしい活躍をしようと意気込んで作成しましたが、振り回され度が段違いでしたね!特に一話でトリテレイアとお風呂に入るシーン、見た目は美女なのに中身はオジサン。ああ、全て見てしまったよ……。
たくさん子供を産んでくれそうな強い身体の女性が好きでしたが、衝撃的すぎてペチカみたいな年相応の人が好き……と涙目で訴えてしまいましたね。
竜に関わる神官であり、その後出てくるメルルとよく似た人物ヒイラギの事もありだいぶシナリオに関わらせていただきました。感謝!!
はやく彼女が見つかると良いね!
ビルドは【ブレスオブドラゴン】とドルイドを組み合わせた範囲アタッカー!
k50の範囲魔法で属性を4種類選べるのは、弱点看破と相性良すぎでしたね。
◆ペチカ・ドゥエル【PL:シアさん】
ドワーフの戦士ペチカ!とてつもない怪力の持ち主で、ガイスターを薙ぎ払う姿はかっこよすぎました。でかい武器を振り回す少女って、本当に良いですよね!
頭の回転も良いようで、ラビに嘘がバレ、代わりにりんごを奢ってあげる際
「これ、代金はトリテレイアにつけて欲しいのじゃが」
とすぐ悪知恵が働くところも大好きです。
可愛らしい見た目だがなんと年は120歳!大金を美容に使用しており、周りには12歳と話していたせいで、ルゥカくんは信じてしまっていました。同世代の女の子と嬉しがって”獣化の丸薬”もおごってあげてましたね、結局最後までルゥカ君は気づきませんでした。今後の冒険でもバレることはないんじゃないかな?
唯一あるとしたら、ルゥカくんがペチカに恋愛感情を抱き告白した時くらいだと思います。もしその際に120歳だと打ち明けられたとしても、それでも結婚して欲しいと言うでしょう。かなりショックは受けるけどもね!
最後の広めるシーンはファイトなのだよ!走れペチカ!
◆ハル・シギーネ【PL:じゃっくさん】
ハルーラ神官であるラミアのハル。シギーネという村の出身であり、冒険者の現地協力者として働き始めたのがきっかけのようです。
14歳の少女であるが、年齢にそぐわないほど大人びておりましたね。ハルーラ様の教えである、導くことを信念にしていることがシナリオ中のRPに現れておりとても素敵でした。
ルゥカに対しては、シナリオ前のRPから
「誰かから寿命を吸い取る術がわかったらあたしの寿命を分けてあげます」
と言われ、ルゥカくんは蛮族と人族の違いについてずっと悩んでしまっていましたね。こんなの言われたら惚れてしまいますわ……
ハルが本当にすごいのは、蛮族がいる場所へ情報を集めに行くRPですね。
『そう...あなたの信頼が揺らいだら大変だわ。わたしはこのあたりのことほとんど知らないから...信用していいのかなぁ。自分でもよくわからない』
『ただのお喋りもなんだし、自己紹介から入りましょ』
(ヒールウォーターを2つ)
少しずつ嘘を混ぜながら、相手に信頼してもらえるRP……見事というしかありませんでしたね。バルバケーション!!
ハルは自分の手で目の前の肉体から魂を切り離すと、その手を下した者に
穢れに似た何かが流れ込むという理由で、他の人を強化するビルドになっています。リブート&ホーリーパロットや、安定の光フェアテはえげつなすぎましたね。
彼女はPTのリーダーであり、精神的な支柱になっていたと思います。
ミラを勧誘したのは、彼女しかできなかったことですね!
いつものじゃっく節も良かったですわ!
◆ミラ【PL:はやみさん】
かつてブルライト地方を震撼させた蛮族の征服王、イスカンダルの部下であったドレイクの女性。元々はペチカとルゥカとは敵対していましたが、ハルの誘いによりPTに参加しました。基本的には、ジュリア達から始まりの獣の安寧を守るように約束しているようでしたね。
はやみさんの軍人RPは本当にかっこよくて、誰かを諭すことのできる姉御キャラでしたね。トリテレイアとの会話RPもとてもかっこよかったです。
自分の考えを相手に押し付けることはしないところが本当に素敵でした。
「我々とお前達の教義の違いは理解している。そのぐらいはいいだろう」
姫様との会話で、客観的な答えを瞬時に出しながらも、しっかり相手の事を考えてくれる上官なんですよね。またアレキサンドロスとの会話でも、話し終えた後に殴り合いで対話でも構わないが?話すところも蛮族らしくて好きでした。
真面目なのですけど、柔らかいのですよね。
みんなでお酒を飲んでしまうシーンがずっと印象に残っていて
ルゥカ「少し憧れはするけど、きれいなお姉さんって感じかな」
ペチカ「おうミラよ!なんとルゥカがおぬしのことを好いておるらしい」
ハル「あら、それなら私の方がミラのことを好いていますよ」
みんなミラの事が大好きなんですよね!!!
ミラもお酒の影響か、恥ずかしいのかわかりませんが顔を赤くして
「歩けんだろうが」
と話すところが、本当に可愛かったです!!
元々は敵だったのに、これだけ愛されていることがわかるこのシーンは大好きすぎました。
ちなみにビルドはバーサーク&二刀グラップラーというえげつないビルド。
これにリブートやドルイドの追加主動作が飛んでくるのですから、やばかったですね。
■□NPC■□
◆ミリス
何度もやり直しをしている姫。奈落での記憶は今後の事を知らずに動いているのかな?世界が一度が終わってから本人に記憶が行くイメージを私はしていました。
そうでないと、あれほど健気に国を守りたいと言えないでしょうしね。
彼女はラビを裏切って奈落に行ってしまったと後悔していましたね。魔神に襲われた時期だと15歳でしょうか?トリテレイアとヒイラギ、そして国民を失ってしまったのですから、その選択を責めは出来ないと思います。
奈落での出来事は楽しいモノだったと思いますが、途中から後悔と罪悪感は死にたくなるほどだったでしょう。けど、自殺は最後までしなかった。
「国が滅び、王家も途絶えた。だからもう、あの子を縛るものは何もない。私の名前を、ラビに返してあげて頂戴」
裏切ってしまったラビに名を返すため、彼女は何千年も繰り返したんだと私は思いました。
◆ラビ
私達を奈落に送った本人。彼は国を守れなかったことをずっと悔いており、何千年の時間を経て凄まじく強くなっていました。
裏切ったミリス姫を恨んでいると話していましたが、きっと彼は裏切られせてしまった自分を恨んでいるのだと思います。だからこそ強くなった。
もし本当に姫様を恨んでいるとしたら、奈落の外でずっと待たず、奈落の中へ入っていいたのではないしょうか?それができなかったのは、ミリス姫にあわせる顔がなかったこと、奈落を出るためにはミリス姫を破壊しなければならなかったことがあげられると思います。
もしかすると、奈落の中に入ろうとする外敵から姫を守っていたのかもしれません。
PC達がラビと再度契約するシーン。ただの口約束ではなく、ルゥカのシムルグの魔法で契約を結べたのがとても嬉しかったです。ラビもミリス姫の事を思い出していたのでしょうか?もしかするとルゥカとヒイラギは同族でしたし、似ていたのかも知れませんね。
◆トリテレイア
王の剣、トリテレイア。彼強すぎますね!アレキサンドロスやPC達を単独で相手するところは、惚れ惚れしてしまいました。
ディスコードにある、トリテレイアとヒイラギの出会いはとても尊いもので、ヒイラギを倒せなかったのもうなづいてしまいます。
国を守るために剣を振るっていたのに、息子は斬れなかったところは、ほんと……とたけさんは卑怯だなと思ってしまいました。辛すぎる……
◆ヒイラギ
メルルの姿をしたヒイラギくん、彼は彼なりに国を救おうとしていましたね。
後の設定で25歳と記載してあったので、あと5年ほどで寿命なのでしょう。
あと少しで死ぬからこそ、あの魔法を発明したのだと思います。
ヒイラギくんが操られ、国が滅びトリテレイアも殺してしまう……
死んでも死にきれない最後になってしまいましたね。
彼の魂が来世に繋がれ、亡き国を訪れる物語があっても素敵だなと思いました。
PC達がいなければ、ラビを救いに来たのは来世の彼だったのかもしれません。
◆エリック
黒幕で魔神のエリックくんですが、彼自身考え方は正しいのですよね。
「簡単な事さ、オレはオレに与えられた契約に従って、平和を実現する。
圧倒的な脅威を創り出し、もう人々が争わなくてもよい世界を創り出す」
確かに圧倒的な脅威を生み出すと、争いはなくなると思います。
争っていた国同士は協力しなくてはいけないでしょうし、もしかすると人族陣営と蛮族陣営も手を組み、エリックを倒すために動くかもしれません。
脅威を示すために、国をいくつか破壊しようとするエリックは止めなくてはいけない相手でした。
魔神だったからというのはもちろんありますが、どこか憎めない敵でしたね。
敵が完全悪と言い切れなく、しっかり彼なりの考えがあり動いているところは、シナリオに深みを生んでくれたと思います。
とたけさんの黒幕はこういう背景まで考えられていて、すっごく素敵です。
◆仙人ショップ
シャオ!シャオではないか。とても懐かしかったです。
私もたまにななきゃんのアケビくんを出したりと、思い入れが強いのですわ。
そういえば、彼女だけ皆面識ないのに顔が見えていましたね。
遥か昔の先祖も商人だったのか、それとも皆と認識あったのかな?
■□最後に■□
過去と今を繋げる物語であり、ラビの片目がない理由など、伏線がどんどん回収する場面はどきどきが止まりませんでした。こういったワクワクする物語のほかにも、闇のデュエルやお風呂事件など笑ってしまう場面が多くあったので、とても面白かったです!!また、三回に分けたシナリオでしたが、珍しく一人一人NPCとRPできる場面もありました。各キャラの個性が出ていてとても良かったですね。
一話目からわくわくが止まらず、最後まで楽しませていただきました。
とたけさん、はやみさん、シアさん、じゃっくさん同卓ありがとうございました。
感想遅れてしまってごめんね!!
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