三人それぞれの視点で書かれた物語。この子はちょっとと思っていても、視点を変えて事情を知れば、感情移入するところもある。けどそれでも全てが納得できるわけじゃない。
嫉妬や羨望、コンプレックスを抱えていて、単純に誰が良くて誰が悪いということでは終わらない話に、人と人との付き合い方の難しさを感じました。

一度は切れてしまった関係も、最後修復の兆しを見せてくれてホッとしました。
もしかするとこれからも、何かのきっかけで心が離れたり、逆に深まることだってあるかもしれない。どうなるかわからないからこそ、期待もすれば不安にもある。
こういう形の友情ものを書けるなんてすごいです。
完結おめでとうございます(*´▽｀*)

『神様のウチのおとなりさん』は、人間の持つ黒い部分にしっかり向き合った印象がありました。
小説の主人公って、多少性格に癖があっても、なんだかんだで『良いやつ』として書かれる事が多いですけど、本作では嫌な部分をちゃんと描いて。だけどどこか分かる部分もある、絶妙な描き方ができていた気がします。

有紗と亜紗希の壊れた関係も、もしかしたら修復できるかもという希望もあって、読後感も悪くなりませんでしたし。
こういう描き方ができるなんて、素晴らしいです。

素敵な作品を、ありがとうございました(*´▽｀)

亜紗希がどういう存在か、ここに来てようやく分かりましたね。
自分の気持ちを分かってくれる人って、中々いません。もちろん分かってくれるだけで親友になれるわけではありませんけど、一度壊れた関係を再構築することで、前よりももっと良い関係になれたら良いなと思いました。

迷惑女だって、正しい生き方はできます。
与えられたチャンスを、どうか活かしていってください。

色んなものが変わって、手からこぼれ落ちてしまったと思うものもたくさんありましたが、新しく得られたもの、まだ繋がっているものもありますね。

迷惑女らしい、正しい生き方。
何が正解かなんて簡単には決められないことかもしれませんが、今までよりも、自分に満足のいく生き方ができてくれたらと思います。

一人暮らしをすることになって、彼氏とも別れて。取り巻く環境が、一気に変わってきましたね。

亜紗希との関係も、もう今まで通りではいられそうにありません。
この後どんな話が展開されるのか。修羅場になるのではと、ビクビクしています:;(∩´﹏`∩);:

独り暮らしに、彼氏との別れ。さらに、合コンやサークルがどうでもよくなってきた。ここにきて、様々な環境と心の変化が重なりましたね。
これが良い方向に転んでくれたらいいのですけど、どうなることでしょう。

新入生に声をかけたら避難され、帰り道ではイヤミを言われる。ならいったいどうすればいいのかわからなくなってしまいます(>_<)

かわいいという武器ももはや意味を失いつつありますし、これから先の大学生活、どうなっていくのでしょう(´･ω･`; )

散々な歓迎会でしたね。
大勢のいる中で一喝され、イヤミを言われて、踏んだり蹴ったりです(>_<)

そしてどうやら、紗友希も上手くいっていない様子。
あっちもこっちも、嫌なことが続きますね。

自分は制裁を受ける側。そう思っていても、それを変えるというのは難しいですよね。自分も細かいところを気にしますし、欲を捨てられる気がしません(>_<)

生き方を変えたら苦手な人間を呼び寄せることもなくなるかもしれませんが、良くも悪くも、誰であっても、生き方を変えるなんてのは簡単なことではないと思います。

道徳に反した行動を取らないのは、本当に難しいですよね。
商品に傷があったら違うのを選ぶは自分ももやることがあります(-_-;)

誰かに対する嫌悪を別の誰かで埋めようとして、だけども苦手な人間ばかりがよってきますか。
これだと心穏やかでいるのは、難しいですね(>_<)

顔だけならとは、ずいぶんと上から目線。それじゃあお前はどれほどのものなんだって思いますけど、きっと本人は無自覚なのでしょうね。

かわいいことはいいことではありますけど、中身もちゃんと見てもらわないと。よく知りもしないのに顔だけなら何て言われても、腹が立ちますよね(>_<)

可愛いことそのものは大抵の場合長所になりますが、可愛いからといって必ずしもモテる、人気が出るとは限らないのですよね。

しかも「顔だけなら」とは、顔以外のものを否定されてしまったような気がします。
おそらく言ってる方は深く考えなくての言葉なのでしょうけど、傷つく人は傷つくのです(>_<)

こどもの出来の良し悪し。なんだか、ものすご～く共感してしまいます。これは自分の方が苦手だとか、あっちは結果を出しているのにとか、どうしても比べてしまいます。

そういう時、ただでさえコンプレックスを感じずにはいられないのに、親からの扱いが違うならなおさらです。こどもって、親が思っているよりずっと気にしてしまうのに(>_<)

姉妹の格差、分かります。一人が好成績をおさめると口にこそだしませんけど、「それに比べて」って目で見られて。
比べられるのって、辛いですよね(;つД｀)

読んでいて、もしかしたらお母さんは紗友希を贔屓している自覚がないのかもって思いました。
自分の母も昔から頼み事、連絡がある時は大抵兄の方に声をかけていたのですが、無自覚でした。
自分たちが二十歳くらいの時にたまたまそんな話になって、それから兄ではなく自分に声をかけることも多くなりましたけど、案外本人は気づかないものなのかもって気がします(^_^;)

延々彼氏自慢をしてくれて。もちろんそういう話を聞くのが好きな人もいますけど、その辺は空気を読んでくれないと面倒くさいですね(^_^;)

その上服装へのダメ出し。けど、無理して有紗の意見に合わせる必要はありませんね。
他人に流されることなく、自分のことは自分で決めていってください!(^^)!

有紗の彼氏自慢。というか、彼女のバレ彼氏やそのスペックを、自分のステイタスみたいに考えているのですよね。
似たような思考の人は一定数いるでしょうけど、みんながみんなそれに合わせる必要はありません。亜彩希は、これからも自分の価値観を持ち続けてほしいです、

有紗、二人に迷惑かけないでください。危うく友情にヒビが入るところでした(|||´Д｀)

ムリをしなくても良いのですよ。心に負担をかけていても、いつかは限界が来てしまいますから(>_<)

田口くんと仲直りできてよかった。二人を仲介したのは亜彩希ですが、彼女もまた振り回された被害者。これが原因で田口くんとの関係が終わってしまったら、あまりにも残念です。ですがもしそうなったとしても、元凶である有紗は他人事みたいに思うのでしょうね。

今後、極力関わってこないでほしいです(>_<)

仲介役、大変でしたね。そして田口くんも、さぞ疲れたことでしょう。

元凶である有紗も不満気みたいでしたし、誰も得しないお出掛けになってしまいましたね(|||´Д｀)

田口くんと有紗。なんだか根本的に合わないような気がします。

しかしそれでも、しこたま怒られるとはよほどのこと。。仲介役、残念ながら失敗してしまったようですね(´･ω･`; )

有紗、マイペースというか。
これでちゃんと反省してくれたら良いのですけど、ちょっと望めそうにないですね(-_-;)

今後も振り回されそうな予感がします(´ﾟωﾟ｀)

勝手な都合に振り回されてしまっていますね。ちゃんと謝るようにと釘は刺しましたが、これは全然反省しなさそう(´･ω･`; )

実際に、こういう人っていますよね(>_<)

コンテンツですか。
こういう時に役に立ちそうだから付き合っておく、なんて思っている人はいそうですね。
そこまではいかなくても、あの人はこういう人と、無意識にイメージを当てはめて頭の中で品定めしてしまっている人は、結構多いかもしれません。

そういったの抜きで気軽に話ができる友達、欲しいですね。

視線だったり、攻撃的な言葉だったり、有紗の節々に、なんだか気になるところが見え隠れしているような気がします。気のせいだったらいいのですが(´･ω･`; )

田口君のこと、本当に友達になりたいだけなのでしょうか。

＞似てるとか似てないとか、あまり言わない方がいい。
これすごくわかります。
似てるならまだしも、たまに「同じ」って言ってくる人もいますからねえ。全然違う別の人間なんだって、ちゃんとわかってほしいです(>_<)


周りが勝手にイメージを持つことってありますよね。
あの人はこういう人だってイメージを持たれると、窮屈に感じてしまいそうです(|||´Д｀)

有紗と紗友希。似てる似てないは双子と話す時の常套句かもしれませんが、それにうんざりしているパターンだってあるかもしれないというのが難しいところですね。

イケメン登場で恋の予感かと思いきや、これはそんな展開になるわけにはいきません。彼女を大事にしなくては(#^^#)

新しい環境に馴染むのは、大変ですよね。
頑張って話を合わせようとしていますけど、無理をして他人と合わせるのって、疲れますよね。
無理なく自然体で、馴染むことができたらいいのですけど（◞‸◟）

大学という新しい世界に踏み出しましたが、馴染めているとは言い難いですね。

高校同期水入らずのところに、外部が一人。これは、亜彩希でなくてもいづらそうです。有紗はどうして呼んだりしたのでしょう？

夏子が亜彩希に、自分にない物を持っていると思っていたように、亜彩希も夏子に対してそう思っていたのですよね。

最高の友達になれなかった二人。だけどこれからは。
一度距離を置いて、改めて互いを見つめることで、新しい関係を作っていけるかもしれませんね。
冷たさと温かさが混ざりあったお話でした(*´▽｀)

夏子と亜彩希。お互いにとって相手の存在がどうであったのか、一言で表すのはとても難しいかもしれませんね。
ただどんな意味であれ、二人にとってお互いの存在はとても大きなものであることには間違いないと思います。

一度はおしまいになってしまった関係。だけど亜彩希の言っているように、最高の友達になれたかもしれない。
気持ちをぶつけ合って、しばしのお別れを挟んで、再び二人が出会う時には、いったいどんな関係になっているのでしょう。

自覚があったかどうかはともかく、どこかで亜彩希を見下していたのは事実なのでしょうね。もしかすると、そうすることで自らのプライドを守ろうとしていたのかも。

このまま、二人の関係は終わってしまうのでしょうか(´･ω･`; )

夏子と亜彩希の関係、複雑ですね。
優秀な亜彩希の近くにいて、惨めさを感じてしまう夏子の気持ちは分かります。亜彩希が悪いわけではないだけに、気持ちの行き場がないですね。

嫌な思いをするくらいなら、無理に絡む必要はないです。
けどそれでも縁が切れるのは、ちょっと寂しく思います。