最終章 見えずとも大切な物

「ぅ……。」

「気が付いた!」

「本当か!?」

「みん、な……?」

「頭に血、上り過ぎたな💧」

「それも“グレンの血”が(ニコッ)」

「お、おい💦これ以上感情が昂るような事言ってやらないでくれ💦また倒れちまう……💦」


 急に右手を誰かに握られ、見る。

 フェセナが弱々しく握っていて優しく握り返す。


「わ、私も……グレン、好き……。」

「おっ、赤くなった!」

「な、なってねぇ!!」

「ま、また……意識飛び、そう……」

「フェセナ、しっかりして~💦」



 ~END~

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