はじめまして。企画から来ました。情景描写によって想起を促すという実験的な文章、小説初心者の私には色んなことを気づかせていただきました!ありがとうございます(*^_^*)
やはり、筆致企画は勉強になります!
自分のことなのですが、筆致企画なので、何に気づいたか、書き残した方がいいのかな?
私の「雪熱」は、平易な文章、と複数の方から言われました。おそらく、声の仕事の片隅に10年ほどいたので、耳から聞いて、年寄りから子供まで理解できる文章を書き、読んでいたせいかとも思ったのですが、他に何が違うのかな?と思っていた時、この作品に出会いました。この作品、見事な実況中継です!すごいです。失礼だったらごめんなさい。私としては褒め言葉です。そうか、これかと気づきました。私の作品は、読者の持つ経験に委ねている部分が多いんですね。実況(小説の世界では描写と言いますね)を加えることで、小説の世界は広がるのだなとわかりました。
描写だけで、説明がなくても色んなことが伝わるんですね。わあ〜と思った描写は色々あるのですが、長くなるので……。(そっちが聞きたかったかな?)
描写する力をつけるべく精進します。ありがとうございます(*^_^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
しかもすっごく読み込んで頂けて、作者日和に着きます!
実況中継というスミレさんの例えですが、仰る通り今作で力を入れたところです。
指摘されて、おぉ、と思わず声が出ました(笑)
今作では”今、この刹那”を積み重ねていく書き方をしていまして、メリットとしては読み進めていくうちに物語の語り手と同じ目線で物語を進めていく事ができます。
デメリットとしては、語り手の見聞きした事以外は描写しないので、作品の全貌を手軽に把握することができません。
今回は実験的に説明を省いていきましたが、普通に書く時は適度に理解しやすい文章を書いた方が良いのだろうな、と思いました(笑)
スミレさんが書く、平易な文章、と言う物がどんなものかすごく興味があります。
近いうちに読みに行きますね!
企画からきました。
面白かったです。文体も特徴的ですね。
リドルが仕込んであると書いてありましたが、どこかと探しながら読みました。美冬自身の描写が少ないから、この美冬もしかして男?
なんとも不思議な味のあるお話ですね。
さてタネ明かしを見てみます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
リドルを気にしながら読んで頂いて嬉しいです。
>美冬自身の描写が少ないから、この美冬もしかして男?
この辺は、あとがきにもコメント頂いているようなので、そちらでお返事させて頂きますね。
編集済
タイトルが挑戦的でいいですね。しっかり読みたくなりました!
雷雪と檻、それと離れていく描写の数々が好きです。
閉ざされた場所から歩いてでも来る秋人と塞いだまま終わる対比も良い。
流れた時間と涙をグッと魅力的にしてくれますね。
怖くて震えていたんじゃなければいい――
作者からの返信
コメントありがとうございます!
タイトルですが攻めすぎたような気がして、投稿した後に僕は怖くて震えていまし――(笑)
評価ありがとうございます!
祟さんの仰る通り、”閉ざされた場所から歩いてでも来る秋人と塞いだまま終わる対比”のような空間的な描写を、情感として昇華させる書き方を目標としていたので、そう言ってもらえると本当に嬉しいです。
読んで下さって本当にありがとうございました!
途中で切れる文章がD・Ghost worksさんぽいですー。解説も読ませていただきます!
作者からの返信
読んでくれてありがとうございます!
最初の頃は「途中で書くの辞めてる! 手抜き!」って言われないか心配だったので(笑)そう言ってもらえると嬉しいです!
編集済
インターホンが2回鳴る時の書き方がいいなと思いました。
僕だったら「ピンポーン」「ピンポーン」と書きそうなものですが、美冬の行動を途中で遮る形で二度鳴るのが自然でいいなと。
あと、ココア、先程から舐めるしか出来なかったけれどやっと落ち着いて飲んだ、とか
停電時、石油ストーブのオレンジ色の光が秋人の顔を照らした、
とか、情景が見えるようです。
それでいて、固すぎない文章です。
セリフが片方カギカッコじゃないから、美冬の考えが地の文に溶けていい感じにマイルドになっている?(変なことを言っていたらすみません)
リドル、わかりませんでした。
あかぎれの傷が関係あるのかな。
でも、ぜんぜんわかりません。
後書き楽しみです。
手袋とタバコの件は、ほほーんと思いました。
(ほほーんの内訳、せっかくだから文章化しときます)
手袋は前日買ってあったと序盤に書いてある。じゃあ誰かにあげたのかなー。
秋人が寒そうな格好で来た。ほほーん。
じゃあ前の章で雪を掴んで喜んでたのは、秋人への好意と考えていいんだなーみたいな。
タバコ。
秋人に教えてもらったんだ。
じゃあ、タバコを吸う度に、秋人のことを思ってたんだろうなー。秋人モテモテ。
以上でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今作では心象描写と説明を描かない代わりに、”美冬目線”を”読み手の目線”に出来る限りシンクロさせる事で読んで下さる方を物語に引きずり込もう、と言う作戦で物語を描いていきました。
インターホンの描写や、美冬のセリフにガキ括弧が無いのはその為で、美冬の思考や認識を文章にした結果です。
その為、情景描写にはかなりこだわりましたので評価して頂けてとても嬉しいです!
リドル自体を前面に出していなかったので、少しわかりずらかったかもです。
ですが、あかぎれや手袋、タバコなど要点は見透かされているみたいです。