『小さなお話し』 その100

やましん(テンパー)

『パーチー』


 ある、明け方。


 苦しい夢の中。


 なんか、重たい。


 だれかが、乗っかってる。


 ぞえ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️❄️


『やましんさん、いざ、参りましょう。』


『おわ、でた、死神の、ももさんだ。』


『ども。先日は、ぬいぐるみさんたちに、邪魔されましたが、今日は、そうはまいりません。まほうで眠ってもらっておりますゆえ。さあ、参りましょう。』


 やましんは、覚悟しました。


 いずれ、みな、あることです。


 びーちゃんに、さよなら、言えないか。


『あい。しかたないか。』


 やましんは、死神のももさんに、引っ張られました。


       🐈


『やまし〰️〰️〰️ん。おめでとう‼️🎆』


『おめでとうございました。』


『ばんざ〰️〰️〰️。』


『な、な、な、の、な。なんだ、こりは。』


 はとぶろや、カージンゴや、ごき軍団無数、ごき大将、そのほかの、ごき幹部、多数の、いえねずみ、どぶねずみ、のらねこたち、のらわん、家中のぬいぐるみさんたち、その他、よく見えない、あやしの存在、宇宙ごきやら、女王さま、幸子さん、地獄の人事課長(現・地獄長)、松村家の人々、タルレジャ王国の侍従長や、教母さま、ジャヌアンさん、アヤ姫様など、他のお話のキャストのみなさん、…………


『なんですか? これは?』


 ねこママ曰く 


 『第100回の記念パーチーです、にゃんこ。』


 『ななな、んと。ぐぐぐ、😭  ありがとう。』


 『ももさんは、非番だと聞いたので、案内役がうってつけなので、お願いしたにゃんこ。』


 『はあ! びっくり、したあ。』


 『まあ、予行演習です。ほへほほ。』


 『あ、最初に言っておきますにゃん。お会計は、やましんもちにゃんこ。』


 『げっ。まあ、しかたない。このメンバー以外は、パーチーなんか、してくれないしな。』


 やましんは、それから、24時間、どんちゃん騒ぎを、見守っておりました。



 そのあと、ねこママからの請求は、来なかったのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


               おしまい


 

  






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『小さなお話し』 その100 やましん(テンパー) @yamashin-2

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