俺はまた戻る!〜異世界に転移した勇者〜

ルシファル((不定期

第1話

 2度もチャンスくれててやったのに、、もういい加減飽きた。


 〜〜


 おい、ゴミが何している。

 突然罵声を浴びせられたが、いつものことだ。生まれた時から姉、、、兄弟に俺は劣っていた。成績も様子も、、、だから俺は兄弟を避けて一人いることを増やした。一人でいる間は本などを読んでいた。それもさっきまでは、俺はに裏へ連れてかれ暴行を受けた。でもこういうとき運が悪ければ死んでたかもしれない。もうだいぶ慣れてきてしまったのだ。しかしこの行為を良しとしない俺の味方なり得る人は2人いてくれた。その人たちは、姉貴と母さんであった。二人がいたから俺は今日まで生きながらえてきた。でも今日は二人ともいないのだ。もう今日が俺の、、、


 と言いかけたとき俺の目は閉じた。にだ。目は閉じられて開くことはできないのに、なぜか体は何か殴っている感覚はあるのだ。そんな感覚に揺られながらどれくらい経過しただろうか?


 目を開くとそこは神社であった。近所のだ。周りは木で囲まれており、目を凝らすと奥に階段があり上には社があった。


 いつもの俺ならなんだ、無能がと吐いて終わっていたであろう、でも今日はなんだかどうでも良くなった。


 しかし後ろから誰かの声が消えているが体は操られたままなのだ。この体は階段をゆっくりと登っていく。


 ついに社に辿りついた。体そのまま社の戸を開けて侵入する。また目を閉じられた。今度はすぐに開けた。

 今度は綺麗な和服をきたお姉さんがいた。後ろから光つまり後光がさしているのだ。でも不思議と嫌にならなくて光で優しく包まれているようであった。頭の中に綺麗な声が響いてきた。


「おはよう、あなたにはとある世界を救って欲しいのです、もちろんタダではないです。叶えられる範囲内で何かお願いを聞いてあげます。って言ってももうキャンセル出来ないです。あなたをここまで出したので、でもあなたがあちらで死ぬことは絶対あり得ないですけど、頑張ってください」





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