第8話 熊殺しvs竜殺し
冒険者登録をするためにギルドに行くナローシュ。ギルドに入るとガラの悪い冒険者が絡んできた。
不良冒険者「おいおいおい、ここはお前みたいな雑魚が来るところじゃないぞ」
ナローシュ「すみませんが、通してもらえませんか? 」
不良冒険者「ここを通りたかったら俺を倒していきな。この『熊殺し』といわれた俺を倒せたらの話だけどな! 」
奴隷少女「熊とかレベルが低いですね。ここにいるナローシュ様は『竜殺し』と言われるほどのお方なのですよ」
ナローシュ「えっ!? 」
ナローシュは竜どころかスライムすら倒したことがない。それは奴隷少女も重々承知のはずであった。もしかして、ナローシュが気付いていない隠された力でもあるのだろうか。
不良冒険者「はっ、竜なんておとぎ話の生き物をどう倒すってんだい? この世界で竜が出たなんて話は俺達は一度も聞いたことがないぜ」
奴隷少女はニヤリと笑う。
奴隷少女「それは当たり前ですよ。何故なら、とっくの昔にナローシュ様がこの世界の竜を皆殺しにしてしまったのですからね! ナローシュ様のおかげで、この世から竜は消え去り、伝承上の生物となったのですよ」
ナローシュ「……それ言ったらもう何でもありになるよね」
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