ふんわりと柔らかい文章で紡がれる食堂を営む兄弟の物語。おとぎ話のような雰囲気が素敵です。けれどすべてが平穏というわけでもなく、チラホラと不穏な要素も見え隠れして思わず続きが気になるお話です。けなげに食堂を営む兄弟に思わず「がんばって!」と声をかけたくなりました。