ASTRYEA AVARON HEVENS
JULIUS
プロローグ《Ⅰ》崩壊への歯車
21世紀の日本。
AIがまだ未発達な人工知能がまだ認知されていない時代。
とある孤島
2000年当時のMMORPGの代名詞はメイプルストーリーであった。
だが、ここでの発明していたのはPEX・VALORANDの本格オープンワールド多人数無料基本プレイのFPSだ。孤島では東京都の管理で運営待ちだった。
2000年当日。
1999年12月31日の大晦日に”アストライア・アヴァロン・ヘヴンス”のプログラムをペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが担当した。
「2025年に起動条件はさせておく。AIによる人権はサーバーに接続だ。僕自身は死ぬだろう。2030年に僕は死ぬ。早めにアヴァロンでも飲んでおくよ」
ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーはハーバード大学主席卒業後ここに来た。一切の来歴が分かっていなく黒いコートを羽織り白髪で片目を隠して当時では珍しいFPSのプログラムを打ち込んでいた。
「ミスターヒイラギ?君のアカウント持っているだろ。貸してくれたまえ?」
「な、なぜ?ど、ど、どどどどど・・・どうして?」
「アカウントは世界の維持に13人用意してある。グランドアカウントだ。僕が死んだ場合このアカウントキーコードで”潜れる”13人の前に世界を変える必要性があるAIに打ち勝つのは”天才”の13人だよ」
「俺っすか?俺はそんな仕事しないですよ。ここに入社したのもプログラムエンジニアに携われるからでしょ。いきなりステーキに詐欺るんでしたっけ?」
柊ゆみり。柊家の嫡子陰陽師安倍晴明の末裔。土御門家の分家の柊家の子。柊ゆみりは夜に駆けるプログラムに没頭するエンジニアで、2000年当時はFPSが流行らない認知すらされてない時代でアーケードのゲームセンターや高橋名人の16連射に陰に隠れた50連射できたのが8歳の柊ゆみりだった。
「まぁー、いいっすけどぉー、夜の街や夜の街だけがクラスター作るって正直ホスト・キャバクラ・風俗・バー・居酒屋なんて滅亡迅雷の案件だ。僕はそもそも誘われてもキャバクラに金は払わない。でも?あれでしょ?PEXさんにはバレバレ愉快でしょうな」
「うん。システムバックアップ出来たよ。叶君」
「それ、やめろよぉ!柊ゆみりという陰陽師の血筋の一家だ。その叶はもう別面の別人。オルタ化だ。まぁ、PEXの企業なんて東京の六本木のタワーヒルズにオフィス構えないとこのゲーム誰がやるんだい?」
柊ゆみりはPEX・VALORANDに携わった一人だ。ここは孤島。荒れ狂う嵐のど真ん中を駆け越えなければ辿り着けない東京の秘境。PEXのサーバーとキャラデザ・エイムアシスタント・ランクマッチ・スキンヘッドなどデザイナーも在籍していた。
「フレン?フレン・ルスタリオ?早くその原案と原画班に呼んでくれたまえ。逃げるは恥だが役に立つ。フレン?君の担当のデザインは?こっちのプログラムの手順間違えなよ」2000年の1999年12月31日の大晦日の除夜の鐘が鳴るこの孤島にいるスタッフ社員は2人3人しかいない。ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが集めた資金と”13人”マスターアカウントを保有する七星・七王・十三冠の出番はまだ来ない。
フレンはイタリア出身で現ヨハネ騎士団の血筋の家系。父親が職人で母親が考古学建築の講師。1990年当時にルネサンスの芸術専攻してイタリアで工房を構えていたところ、ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーにスカウトされた。
「伊勢参りするなんて正気じゃないよね?PEXは多人数無料のFPSゲーのキャラデザしてるんだよね?ゲーム世界のVR空間をAR表現空間の次元を相対性一元性二元性の観点で論ずると空想世界の箱を摘出。まぁ、無理じゃないけどね。ゲームを現実にリンクさせて肉体の精神世界にダイブさせるんでしょ?よう、ようは、肉体の魂の定着を精神世界のクラウド上に錬成すること。人体が不要となる」
フレンは紅茶を飲みながらアイマスクをつけながらタブレットとマッキントッシュでデザインをデジタルとアナログに使い分けて”ラジオでノストラダムスの予言”の瞬間を聴いていた。柊ゆみりはエンジニアの仕事で地下のサーバー室に行こうとしていた。孤島にいるのは、ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラー・フレン・ルスタリオ・柊ゆみりの3名である。
ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーに姉と弟と母がいる。父親は数年前に死去。ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラー自身結婚しており、息子がいる。
≪もしもし?マリア?マリア?起きてるか?ケッロケッロケッロケロケロ≫
≪起きてるわよ。アナタ?仕事終わっていったじゃない?リチャードに挨拶しなさい。息子でしょ?パパの頭の中は仕事でいっぱいってよ≫
≪叶えたいことがあるんだ!はっはっはっはっは、俺はね。アストライア・アヴァロン・ヘヴンスは躓くわけにはいかないよ。躓いたら響かせる分けるんだよ。人間の未来の可能性はその世界の終着点はゲーム世界という”ゲーム”じゃないよ。現実だ。AI研究のヴイヴイヴイヴイヴィヴイヴィって、まぁリチャードも大人になって俺が死んだらこの仕組みわかるでしょ。2000年ハッピーニューイヤー、あけましておめでとうございます≫
≪今年は帰ってくるんでしょ?≫
≪アウアウアウアウアウアウアウ!バウガウガウガウバアアアウ≫
≪リチャード、元気で何よりだ。俺はロックフェラーを追い出されて一族や親類に見せられる顔じゃない。ロスチャイルドに友人と元カノとセフレがいる。最悪お前たちが食い道がないなら俺が頼んでおく。素晴らしき世界にファンタスティックにお前らを幸せにできなかった俺を恨んでもいいよ≫
≪ア・・・アナタ≫
≪ウギャアアアアアアアアアアア・・・バウバウバウバウ!ピエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン≫
≪リチャード、泣いてるな。今年中に帰るよ。おつ≫
電話を切ってその血の宿命に関してペルーニャは禁煙してはずだが、年明けに一服タバコを吸いPEXサービスに向けての開発を急いだ。
「キャラクターだけど容量もあるんだが?初期とかの出量って予定あるの?」
「最初は7人だ。7人対7人の同じキャラを選択はできない。もちろん敵もね」
「進撃、か」
「ううん。これは人類の縮図だ。エデンの園の果実を食い楽園追放。これは聖書のシナリオを暗号解読してこのゲームのアナグラム構築と人類の新時代の遊びだ。」
「笑えねぇっすよ」
こうして2000年4月20日次世代多人数FPS≪PEX≫が誕生。当時のオンラインゲームの革命を起こしVer1.0のリリースだ。
孤島から出てO県K市のドバーランドに足を踏み込み、しばらく本州の空気を吸い柊ゆみりは東京に帰っていった。この時代からリモートワーク・テレワークしていた柊は東京に帰る前に福井の本庁陰陽師の本家の福井の土御門家の陰陽寮に顔を出した。
「お久しぶりです。柊ゆみり帰ってきました。晴明殿」
「よく帰ってきたね。式神とか妖魔の仕事はフィクション。本来陰陽師は天体と天文の吉凶禍福を仕事に宮中で働き帝や藤原氏に仕えていた仕事。柊?人類の未来が出た。君は13人を選出する堰見がある」
「マジで言ってるのですか?マジっすか学園?」
「嫌ですよ。エンジニアで転職して農業とかゲーム配信最近グーグルが始めたチャット式のチャトレのサクラや実況者で余生を送りたいので。」
「いつでも帰って来なさい」
「柊ゆみりは死にました。叶で生きて組んで、陰陽師も関係ねぇし。晴明殿。ご息災願います」
安倍晴明は御簾から顔を出さないが涙をこぼした。柊ゆみりは陰陽師の分家柊家を決別。叶として別人生を送ろうとした矢先、ペルーニャから急な仕事で東京本社の一室に呼び出された。
東京都港区1-21-12六本木タワーヒルズ46F
ペルーニャが険しい表情で悩んでいた。この時2000年21世紀最初の世界会議が行われた。ビルダーバーグに出席を認められていたペルーニャは柊みゆり・フレン・ルスタリオにPEXを託す。
「急で悪いwwwwwww」
「引き続きプログラムのコード進行は俺がやる。AIはそう待ってくれない。13人は?ビルダーバーグ会議の結果は正直納得していないが、世界会議に異を唱えられない。異を唱えられるほどの人間じゃない」
悔しそうにしていた。ロックフェラーの現在の当主はペルーニャの弟。アレクサンダー・ヘンリー・ロジャー・ロックフェラーだ。PEXはたちまち世界的にヒットし会社の急成長に繋がった。
2005
5年が経った。ニコニコ動画の誕生。AD2005の汎人類史側に日本最大のドワンゴKADOKAWAのニコニコ動画・生放送が誕生。コメントが匿名で流せる画期的なプラットフォーム配信に世界は驚いた。時の代表者は川上ノブオ。
PEXも動画や生放送で人気を博した。Ver5.5にアプデし、世界会議にも出席を認められた現代のグランド13人が顔を見せた。
ビルダーバーグ会議により世界会議で選ばれた最強の天才にして、シュメールの末裔アヌンナキの子供たち13人がペルーニャによって揃い出されたのが、アストライア・アヴァロン・ヘヴンスがサービス開始する5年前だ。
「よぉ、兄貴元気にしてるか?デッデンデッデッデッデデンデッン、兄貴よぉ、繋いだ魂は共鳴するもんだぜ。ロスチャイルドに融資相談したってロックフェラーの笑い恥袋で全員大笑いの爆笑だぜ。失敬失笑だぜ。俺は兄貴を信じてる。名?申し訳ねぇさ・・・オルティシア・エドワード・フォン・アストライア・ロックフェラー・リチャードⅤ世だ。エドワードでいい」
「フッ、お前だったのか?その件については助かる。ロックフェラーでもお前に頼れるしか縁がないからな。フリーメイソンのグランドマスターは?」
「やめたよ、兄貴。アストライア・アヴァロン・ヘヴンスの設定とかキャラデザとかサービス開始っていつだよ?」
「5年後2010年だ。それがタイムリミットだ。信用と実績はPEXとVALORANDで十分買っている。時代も追いついた。」
オルティシア・エドワード・フォン・アストライア・ロックフェラー・リチャードⅤ世は背丈が高く金髪に赤髪が混じり荘厳のような佇まいして、3本の剣を腰に差していた。ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーよりも5歳歳は離れているが、マスターアカウントを許された13人の内1人だ。
ニコニコドワンゴの株価も買い、ニコニコ本社内で円卓に座った。
オルティシア・エドワード・フォン・アストライア・ロックフェラー・リチャードⅤ世:アーサー・ペンドラゴンの席順
エクス・レヴィー・ルスタリオ:ランスロットの席順
ホーエンハイム・フォン・アストライア・ロックフェラー:モードレッド席順
アレイン・ルーラシア・フレン・ルスタリオ:アグラヴェイン席順
ジュリア・リアル・ワールド・ジ・エンドオブハート:ベディヴィア・ベディヴィエール席順
柊純旧姓加藤(純):ガウェイン席順
馬場豊:ガレス席順
七原浩平:ガヘリス席順
エンキ・アルヴィオン・アーヴィング・ロスチャイルド:ペリノア王席順
エンリル・マリー・ヴォルフガング・ヴァン・アルトリウス・ロスチャイルド:パーシヴァル席順
クレア・ウェルバー・アンダルシア・ユリウス・トミー・ヴェスタニエ:ギャラハッド席順
13人全員円卓に腰を掛けた。
世界会議により選出。
ゲーム世界の権限のいわば公式が与えたチートの能力を与えられた最強の騎士集団。
ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが2000年から2005年の5年間苦労しただけのことはある。自分が死んだ場合でもゲーム・現実を任せられる。
「フレンの子供だったよね?キミ?」
「えぇ、母親を知っていたのですか?有名なデザインで著名でしたよ。」
エクス・レヴィー・ルスタリオだ。彼はランスロットの席に腰を掛けた。
母親似として目が真紅の目をしている。髪は金髪というのは父親だ。フレン自身内密に父親を黙っていたがイタリア時代にロックフェラーと関わりがあった。ペルーニャ自身ロックフェラー家の情報は耳にも入っていない。フレンがイタリア時代にロックフェラーと交友を交わしホテルでSEXしたか、どうかなんて知らない。
「全員よく東京に来てくれた。さて」
ペルーニャが円卓に座らずモニターを出してアストライア・アヴァロン・ヘヴンスのどういったゲームを作るか具体的な説明を交えて20時間後もこの会談は続いた。
「よくわかりました。サーバーの強化・AIについてはスウェーデンの研究所で話をつけておくよ。兄貴」
オルティシアだ。話をよく理解してくれた。
【アストライア・アヴァロン・ヘヴンス】≪AAH≫
・オープンワールドベース
・10大陸に分かれた10部族・種族・キャラクターは個人が作成。
・基本インストールは無料。クロスプレイは対応。課金あり。
・ランクマッチ・オンラインイベント・PVPあり
・ゲーム世界とリアル世界は共通の意識と肉体で動かす
・サーバーは日本・アメリカ・中国・韓国・インド・ロシア・イギリス・フランス・エジプト・南アフリカ・ケニア・メキシコ・ブラジルに設置。共通言語で世界中のプレイヤーと遊べる。
・ラスボス・裏ボス・隠しダンジョン・各種イベントあり
・ログインボーナス・シナリオあり
・PC・スマートフォン・STEAM・Switch・PS5・4・3・3DS対応。
・インストール・ダウンロードすると、自動的にゲームできる。
*アンインストールしても運営から再度の申請があればゲーム可能。
以上となる。
アストライア・アヴァロン・ヘヴンスの話題は各情報誌が連日取り上げた。PVを先行的に配信した。
ホーエンハイム・フォン・アストライア・ロックフェラーだけは、オルティシア・エドワード・フォン・アストライア・ロックフェラー・リチャードⅤ世を排他的に見ており、同じアストライアの姓は父親からの贈り物だ。
十三冠拘束議決開始はペルーニャの死去・ゲーム上の現実世界で異変を感じたのみにアカウントの権限なしに13人がプログラムを変えるための抑止である。
ニコニコ本社12Fの円卓に座った人物が2030年以降の”例の事件”とこの時誰もが予想していなかった。
円卓には空席が目立っていた。今回の会議に参加できないものの”アカウント”は保有しているモルガン・グィネヴィア・エレイン・ユーウェイン・ベイリン・ケイ・エクター・ド・マリスの7人用意されてるのはオルティシアの口からきかされた。
ゲーム作成の手順を考えた。主人公は男性・女性兼用だ。デフォルトネームも固定だ。
「詰め将棋っすね。だいたい、詰んでるよ。十三冠拘束議決開始は今のこと、リチャードⅤ世と俺、クレアが持っている。ゲームバランスの弊害が来るなら先にインターポールに連絡とるよ。日本の警察は優秀ッてニュースで知ってる分だよ」
聡明そう長い白髪にくすんだ黄色の眼をし、紫紺色の鎧を着ている男性こそクレア・ヴェスタニエ卿。イギリス王立協会のグランストンベリーの修道院に邸宅を構えるロンドンの秘密騎士団の者。
ロックフェラー家に長年のよしみで今回円卓に入っている。
【サブアカウントリスト】
【メインアカウント損害後サブアカウントに変更ログイン可能】
サー・バルトメロイ・シュヴァイン・ロックフェラー・ローレイ
モルガン席順
メアリー・エドワード・スチュアート・フォン・ロスチャイルド
グィネヴィア席順
マリア・ヘプティジア・サーシェス・アリス・ユースティアナ・ロックフェラー
エレイン席順
立花学
ユーウェイン席順
川上リク
ベイリン席順
セフィリア
エクター・ド・マリス席順
七人のサブアカウントの待機所もつくり、ゲーム本題に入っていく。川上ノブオの弟川上リクが秋葉原に株式会社にじから(マジックワールド・ドリームミラー・オリエンタル)の株50%を保有しニコニコの子会社でアストライア・アヴァロン・ヘヴンスも制作に携わる。ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが望んでいた世界は来なかった。2005年にPEXのグレードを上げてVALORANDをプレイ開始。
そのころ・・・・イギリス王室のロイヤルでは不穏の空気が漂い始めていた。
ホーエンハイム・フォン・アストライア・ロックフェラーとオルティシア・エドワード・フォン・アストライア・ロックフェラー・リチャードⅤ世との対立。
「同じロックフェラーの家でも、兄さんは血のつながりがない王家の正当なる継承者は俺だ。兄さんはあの獅子心王の子。わかるか?兄さん頼むよ、アストライア・アヴァロン・ヘヴンスから手を引いてくれないか?」
「無理だ。イギリスの財政をこれ以上悪化はよくない。俺のアカウント・ガイドラインをきちんと読めって言うてもおまんらが暴走するからだろ。ビルダーバーグの決定は変えられない。”世界会議”はロックフェラー家とロスチャイルド家が担っている。ゲーム世界でも現実世界に浸透するのも、余計にたちが悪い」
「兄さん?AIの研究の融資削ったでしょ?スウェーデンに90%売るって!それじゃロンドンの苦労は?残り10%を教授に売ったでしょ?」
「そのための布石だ。ホーエンハイム?気にするな。気にするなったら気にするな。兄で俺を信じろ。ペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーの企みに勘づかれたか?」
王室のソファーに座り込んで紅茶を飲み、リチャードⅤ世とホーエンハイムが言い争っているとアストライア・アヴァロン・ヘヴンスのプランの変更点を見ていた。
2007年 東京・YouTubeスタジオ
VRの仮想設定に費用の調整。
アストライア・アヴァロン・ヘヴンスのプロトタイプが出来上がっていた。十三冠も自分アカウントでゲーム世界と現実世界でリンク調整。
総製作費15億円のVRARのゲームを元手に創られるので、13人は全員”世界会議”に認められた最強の天才集団であり、後に”例の事件”まで・・・・
「最初の相棒はどうする?」
「え?少年ならば女性で、女性で、男性はどうかな?R18版も用意しておこう。ヘヘヘヘッ、おいゲームでも妊娠や結婚とかできるようにしYOうZE!」
「お前、何期待してんだ?これ全年齢ゲーム向けでリリースするんだぞ。まぁ、介護向けでもいいんだがな・・・ちぇちぇちぇるちぇる・・・・グヘヘヘ」
「まぁ、設定はなぁ」
フレンが来た。フレンはイタリアの聖ヨハネ騎士団での叙位後ヴェネツィアのサラエボ家に信用を買いヴェネツィアに工房を一等地も任せられた。今後すべてゲームのキャラクターデザイン・3D2Dモデリングはフレンとその子供が担当となった。
「男性も女性もやっておくよ」
「R18版もうるさいほど、テイーって、はよセイーって、テイってメール来るんだぜ。本社から。まぁリソース割いて出力抑えてアカウント作成にやるか」
「マジで言うてるの?全年齢向けで成立してるんでしょ。15億円ももう出資者が元はみんなの税金よ!ハイハイハイジェッツよ、もーうR18はリチャードに私から言うわ」
「センキュー、母さん。母さんもロックフェラーにお金もらってるんでしょ?俺が実はロックフェラーの隠し子なんて噂もあるし。まぁ、母さんのその身体なら普通にレートで稼げるし」
「月明けに本社行くし。母さんもヴェネツィアで仕事だろ?」
「エクス!エクス、チョ待てよ!EXPOの担当者は私が説明つけておくわ。R18のVRARのSEX出来るならそこはそれで。テストプレイやアストライア・アヴァロン・ヘヴンスの設定のアカウントはログインすると変更はできない。・・・・・行ってらっしゃい」
エクス・レヴィー・ルスタリオはフレン・ルスタリオの長男。ランスロットの席順。能力は≪多重平衡世界・四元次元≫の空間や時間を操作できる超能力。
エクス・レヴィー・ルスタリオはヴェネツィアから東京に時空転移で、入国してその風貌は10代20代の金髪に赤毛交じりの荘厳の佇まい。聖剣アロンダイトを所持しており、アロンダイトの特性は≪反射≫で相手の攻撃をカウンターできる。エクスはキリスト騎士団で試験受けたのちに正式にテンプル騎士団の教えを得た。ゲーム世界のプログラムが制作過程の説明と、ゲームショーでのPRなど忙しい。
十三冠拘束決議開始と呼ばれている抑止力もペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが用意したゲーム特攻のシステムだ。アーサー・ペンドラゴンの聖剣であらゆる概念を救う戦いに”光るなら”星が生まれる刻にアストライア・アヴァロン・ヘヴンスを2007年から2015年度までのテストがいる。
事前登録型のβも準備しており、その時に3人の女子高生に声をかけたのはクレア・ウェルバー・アンダルシア・ユリウス・トミー・ヴェスタニエ。クレアだ。
「いい、女子高生だね!最高だぜ!いい匂いしてるね!君たち、君たち!こっちに来てくれないか?」
「なっ・・・・なぃっ!?何言ってるんだこの野郎!?」
「まっ、待ちな!天狼双刃破斬ッ!!!!馬鹿が!お前らに危害を出せねぇ。面白い話ともうけ話があるんだ。」
ズォオオオオオオオボオオオオンン!ボッグズギャアアアアアアッボオオオン!
「え?」
女子高生は困惑と、クレアは剣を納刀した。公園から光の斬撃で眩い閃光の瞬間。
「お前ら、偏見で悪いけど・・・パパ活やおっさんや童貞喰ってるんだろ?そんなはしたない金より社会に貢献できる金で稼げるぞ。光あれ!光あれ!闇を払え、俺はその聖人でも何でもないが、”眼”はよくてよ!JKよ、男を貪る金より俺の…俺たちに協力しろ!ケロッケロケロッケロケロケロ」
クレア・ウェルバー・アンダルシア・ユリウス・トミー・ヴェスタニエ。
長髪で白い雪肌の男性。腰に奇妙な布切れの剣を二本の剣を帯刀している。
普段はキッチンカーで人気のテイクアウト専門のデニッシュ・焼きおにぎり専門店。
「女子高生に人気を長けているってジジイどもの一声だ。おまえら?装着したか?」
「う・・うん・・・体が」
「キツキツキツゥ」
「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!キツイ」
クレアは溜息を吐いてゴーグルとコントローラーの調整とUSBに接続して、”動く”モニターを見ながら調整をして女子高生を伺う。
「おい、どうや?軽くなったろ?」
「は・・は・・・はい」
「かるぅい」
「チョー、イイ感じ。これなに?なにするの?」
「儲かる話は風呂屋は桶が風吹く・・・あーだ、こーだーって、日本の諺むずいな」
クレアがUSBに端末をつないで自身のアカウントを入力。
「ゲーム?」
「名前言ってくれ。さっきから混乱で聴いてねぇや。ううん」
「天宮・・・天宮・・・綺羅」
「キラキラ星の綺羅ってぇか?きゃわいいーねぇ」
「栗花落陽亜里」
「ヒアリ!?ごめん、ごめん、火があって容器に咲き誇る庭園って意味か・。陽があって陽気な陽キャだな。意味間違えたって、俺もイギリスに300日いるんだ。日本は65日。そんなに日本語が分からねぇよ」
「土御門̪師恩」
「御令嬢に有り勝ちな名前だな。言っとくが、名前は変更できねぇからな。ネットの世界の本名はバカ丸出しだぜ。これ警告」
「はい」
女子高生の名前を用紙に書いてパソコンにセットアップし、いよいよゲーム世界にスタートとここまでは良かった。
スタート時においてアストライア・アヴァロン・ヘヴンスの試験運転で女子高生のアバター作成をモニターで眺めているクレアにリチャードの電話が鳴る。
≪はい?もしもし?うっす、獅子心王≫
≪聖杯騎士殿。クレア君本日の試験助かるよ。今、90%までダウンロード中だ。送られてきた情報はペルーニャ・ヴァロン・ロックフェラーが管理すると≫
≪俺らの仕事は?アカウント持ってるのはゲーム進行上のGMみてぇ?≫
≪聖杯騎士、女子高生を導き、無事に試験を終わらせてほしい。どうも、俺は不向きな方で君こそクレア・ウェルバー・アンダルシア・ユリウス・トミー・ヴェスタニエに一任したいくらいさ。≫
≪馬鹿野郎、任せられた以上守ってやるよ≫
電話を切り、綺羅・陽亜里・師恩の3名はアストライア・アヴァロン・ヘヴンスのβにログイン。アバター作成まで進んだ。
「これすごくない?実写って感じ?」
「アバターの組み合わせ自体10億通りだ。文句ないだろ?1999年から2007年度までモデリングと出力を抑え込んでここまで到達したってわけさ」
「容姿も変えれたりするんだ!?」
「まぁ、ネット世界のゲームだ。自分がなりたい様で、よりしこ」
「巨乳にしようかなー」
「キラって?うーん、そこまで小さくもないよねぇ」
「ヒーちゃん!やめてよっ、もう高校生だよ。成長が止まったらもう絶望じゃん。みんなみたいになー、デッカイヤマ当てて掴んで、あぁー、巨乳になりたいよぉ」
「おい、時間差分考えろよな。迷えば、破れる。俺もこうは見えてもサクラみたいなもんだし?日本ではキッチンカーの店主兼サクラだ。まぁ犯罪やれやれソーランソーランとうるさいがな、サクラだっいぇお時給貰ってるんだ。時間ないから早くアバター創れ小娘が」
「はーい」
・・・・・・・・・20分後。
アバターチェックし、個人IDの付与。職種種族も選ぶ。
「商業組合ってなーに?ねぇ?」
「ギルドだよ。ギルドに加入か作らないとクエストや他のギルドに交流できねぇよ」
「私たちのチームみたいな?」
「ん?あ?あぁ、せや」
キッチンカーの裏で作業しているので、お客もいり込んで忙しい。
「ライジングテンペスト?ライジングテンペストってどうかな?」
キラが言いだす。後にライジングテンペストこそ”例の事件”後にこの惑星が星の生まれる刻となる。
「かっけぇじゃん」
「はい!はい!はい!」
ライジングテンペストの誕生。ギルドマークは太陽に王冠と剣の紋章で決定。
「じゃぁ、楽しんできな」
クレアがスタートボタンを押す。
「操作は?」
「コントローラーあるだろ?QWEDで基本操作だ。OK?んじゃ」
クレアはそういいいアストライア・アヴァロン・ヘヴンスのスタートメニューでボタンを押す。β版のためOPもなし。
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